カテゴリー: きたほなみ

有機小麦の適正価格


きたほなみ (2026) #pirkaamam#bio#organic

前回の小麦の適正価格を踏まえて、次は有機小麦きたほなみの適正価格を算出してみましょう。

個々の生産者、土壌の例をとっても仕方ないので、一般統計的な数値を使います。
・オーガニック小麦は慣行小麦に比べ30~40%の減収。35%としておきましょう。

前回算出した「慣行小麦(きたほなみ)の適正価格 155.422円/kg」

同じ反当り売り上げにならないと大多数が取り組まない=適正価格とは言えないので、同じ反当り売り上げになるように計算します。

慣行小麦の反当り売り上げを求める。
155.422×60で1俵(60kg)価格9,325円にして反収10俵として、反当り売り上げ93,250円。

93,250円から逆算して有機小麦の単価を求める。
反収:慣行10俵×減収率35% = 3.5俵の減収、反収10-3.5 = 反収6.5俵
93,250 ÷ 6.5 = 14,346.15円が1俵(60kg)あたりの価格
14,346.15 ÷ 60 = 239.10円がキロあたりの価格

はい出ました、「有機小麦(きたほなみ)の適正価格 239.10円/kg」

一応、交付金が絡んだ場合の品代まで出しておきます。
239.10 – 交付金92.667 = 146.433円(品代の適正価格)

はい、すっきりしましたね。

次回、パン用強力小麦品種はまた別の計算。をお送りします。

小麦の適正価格


きたほなみ (2026) #pirkaamam#bio#organic

昨日今日と恵みの雨でした。

ご商売をしていると、もの作りをしているなら尚更、脳裏にちらつく「適正価格」。

適正価格なんて幻想のようにも思いますが、小麦についてはあるんです。

人類の主食と言っても過言ではない小麦、世界情勢と国内情勢が絡んで複雑化してますけど、だからこそ、しっかりと適正価格があるんです。

国産小麦としては圧倒的な国内シェアの「きたほなみ」がベースとなってますので、そこから紐解いていきましょう。

一般社団法人全国米麦改良協会に民間流通麦の入札、落札結果が掲載されています。

それを見ると、例えば、令和7年産きたほなみの場合、基準価格58,107円/tとあり、おそらく税別表記ですので「適正価格は62.755円/kg」、指標価格57,632円/tとあり、1.08%掛けて「実勢価格は62.242円/kg」で一旦の金額としては間違いないはずです。

↑が俗に言う「品代」。

生産者手取りはそれよりも低く、作ったら全て買ってもらえる最低保証価格のようなもので令和6年産きたほなみの場合で47.3円/kg、金額決定はホクレンで国内業者は右にならえの風習だそうです。

もちろん、この価格では生産者全て著しい赤字、国産小麦壊滅となりますので、全く適正ではなく、交付金を含めてちゃんとした適正価格になるようになってます。

穀物検査必須。1等Aランクの場合。

令和7年産までが5,560円/60kg、92.667円/kg

令和8年産からが5,120円/60kg、85.333円/kg

↑が俗に言う「交付金」。補助金です。売上税(消費税)は非課税です。

諸経費倍増のこのご時世に値下げとは狂ってますね。自民党関係者様と農林水産省関係者様には罪滅ぼしの寄付受付をご用意しております。

令和7年産の場合、品代62.755円/kg + 交付金92.667円/kg でようやく「慣行小麦(きたほなみ)の適正価格 155.422円/kg」が明らかになります。

計算が面倒なので生産者は誰もわかってないと思います。

と、一応の適正価格はありますが、それで国産小麦自給率16%ですので、真の適正価格よりはずっと低く見積もられているのを忘れてはいけません。

オーガニック小麦の適正価格はこれを踏まえて、次回算出してみましょう。

なんか楽しそうな人達


きたほなみ (2026) #pirkaamam#bio#organic

好きなことしてると、この笑顔でるんですね。

自分に嘘なさそう。

なんでこんな楽しそうに出来るんだろう?

ネストさんよくやり切ったと思います。凄い方です。

こんな世界情勢なのに、小麦って。

もっと瞑想頑張ろうと思います。

燃料高騰が凄いことになってます


きたほなみ (2026) #pirkaamam#bio#organic

きたほなみが再度雪の下から出てきました。

ガソリンが今週だけで36円/ℓも上がりました。

軽油も驚くほど上がるでしょうし、これからシーズンが始まるのに悲観ムードが出てきました。

今年収穫の小麦の交付金の値下げ発表もついこの間、その前には次年産有機小麦の買取価格の値下げ発表もあって、小麦の生産現場ではお先真っ暗な情勢となってます。

小麦交付金のないスペルト、ライ麦、特に愛の小麦と祈りの小麦は風前の灯火となっております。

アメリカイスラエル関係者の方、5億円のミサイルを作る暇と余裕があるなら、自民党関係者の方、戦争支持するなら、罪深すぎて罪滅ぼしに全くならないでしょうけど、農場にご寄付をよろしくお願いします。

「きたほなみ 2026」の種まきをしました


きたほなみ 2026 #pirkaamam#bio#organic

今回のきたほなみでは2タイプの生育比較試験を行ってます。

・雑草緑肥2毛作後の小麦の生育観察。1作目シロザ緑肥、2作目イヌビユ緑肥。

・無緑肥後の小麦の生育観察。約2週間ごとにロータリー耕をして整地し続ける。

今まで少しずつ行っていた試験と経験と照らし合わせて、今作ではっきり判明すると思います。

長きにわたった緑肥の探究、面白かったです。

「きたほなみ 2025」収穫しました


きたほなみ 2025 #pirkaamam#bio#organic

30℃を超える暑い晴天の日が続いてます。

今日も暑くて嫌だと思う不満な意識、小麦収穫には最高の天候と思う感謝の意識。

酷暑のお陰か意識の意識を促され良い修練になってます。

小麦畑では風が通り、エアコンなしオープンカー(コンバイン)でも意外と涼しいのが不思議。


きたほなみ 2025 #pirkaamam#bio#organic

自然栽培でも倒伏する程の出来栄えになるんですね。

土づくりを頑張った甲斐がありました。努力って報われるんだって感慨深いです。

小麦収穫進捗率60%、折り返しを過ぎて少し気が楽になりました。

いつの間にか賑やかなメンバーになってます


きたほなみ 2025 #pirkaamam#bio#organic

(7/3)

チクテベーカリー@cicoutebakery
フミグラフィコ@fumigrafico
ドゥイスト@doughist.sasazuka
エスキス@atsuya_teranishi
チェスト@ciest2019
レイヤワタナベ@reiya.watanabe

いつの間にか合流したりしてなんでかこんなに増えて。まあいつものことです。

フランスで修行してパン屋開業予定のデュオの方もおりました。

昨夜奇跡的に恵みの雨が降り、晴れて乾いて奇跡的に念願のダイオウ抜きが出来ました。

きっとこれもご縁なはず、なんらかのご縁が↑の方々にあるのでしょう。

話を聞いていてなんとなく共通項がわかるような気がしました。

異例の早さで収穫が始まってます


きたほなみ(2024) #pirkaamam#bio#organic

一息つけるはずが、気持ちも体も休む暇ゼロ。こなせる範囲で次々と休ませてくれない。

自然では14.5%までしか水分が落ちないとこの間まで断言してたのに、水分率12.2%までカラッカラに乾燥してました。もう断言系は控えようと反省してます。

↑ 18日の話です。今日がまだ20日だなんて未だに信じられません。早すぎ。

いろいろあって復刻しましたが、いろいろあってラストほなみになると思います。断言はしませんが。

大きな理由はスズメノエンドウが増えてしまって出荷先にご迷惑がかかるからです。ヘアリーベッチ系のように毒はありませんけど、現状の選別で取り除くのが難しいと思います。

今回学び得たこととしては、殻なし小麦ってこんなに合理的で楽なんだって実感が物凄かったです。スペルトがいかに非効率的なのかも改めての比較で痛感しました。

あと、うちにとっては空前の大豊作でした。もう経営的には全部きたほなみの方がいいって思うほどの。原因は解明中。

 


ブラックエンマー(2024) #pirkaamam#bio#organic

登熟の遅いエンマーまでこんな早くに収穫とは。通り道のついでにとは言え。

こちらもいろいろあって、ラストエンマーになると思います。断言してもいい。

理由は、倒伏しやさすぎ、ノゲのせいでホッパーの網で詰まる、乾燥機の中で詰まる不安、水分計がノゲでエラーに、スペルトが混ざってしまってなかったらもっと酷い目にあっていただろうと思うと、スペルトが混ざってしまって良かったとすら思える。見えない世界ありがとうとすら。

あの独特の香ばしい匂いを、収穫時に記憶蘇りの再確認しました。風味的には物凄い魅力ではありますが、惜しいことにラストエンマーです。品名は「Blés de Population 2024(ブラック) 」になる予定。スペルトが混ざってしまってるので。上手く選別出来てちゃんとした粒になればですけど。奇しくもノア10でイメージしてたノアブラックがここにきて中途半端ながらも実現しました。ってことにしておきます。

きたほなみは成仏できそう


きたほなみ 2024 #pirkaamam#bio#organic

最後に現代小麦を栽培してから、もう何年たったのか覚えてません。そんなに経ってないと思いますけど、すごく遠い昔に感じます。

ああこんなんだったんだ、って懐かしい記憶がよみがえりました。

(ナズナに足が絡まって)歩きにくいなもう、(長靴の中にナズナの種がいっぱい入って)靴下が種まみれにやっぱりなるんだ、ダイオウは見やすい、ブタナ・マツヨイセンノウいていいよ、ヤエムグラ増えたな。


きたほなみ 2024 #pirkaamam#bio#organic

イヌカミツレは抜いておこう、オオスズメノカタビラはもうどうしようもない、(シバツメクサの)オアシスあった(歩きやすい)、ウインターベッチまだいるのか。

無農薬だし、多様性だし、酸素濃そうだし、皇居周りをジョギングするのとは比べ物にならないくらい健康・精神共に良い気がします。あとなんか徳を積んでる気がします。

一通り歩き終えて、ありがとうって気持ちがじわっと込み上げて来ました。

きたほなみ2024を蒔きました


きたほなみ 2024 #pirkaamam#bio#organic

雨のお陰でかなり遅れましたけど、ようやく蒔けました。

これで秋の小麦蒔きは全て終了しました。

きたほなみはアグリシステムさんに全量出荷する契約栽培です。

倉庫に積みあがったスペルト2022をみて思い悩んだ結果です。

来年以降のことはわかりません。