基本的にWWOOFさんのための施設+αを建造中です


今回はフリースタイルベーカーの誕生秘話をお伝えします。

旧住宅を少し綺麗にリフォームしてウーファーさんが寝泊りできるように、最低限の低予算で、と言うのが事の発端です。
WWOOF(ウーフ)とは?

うちのように畑作専業でやっていると、せっかくウーファーさんが来てくれても、数日間雨が続いてしまった場合、畑に行けないウーファーさんが暇を持て余して、ウーフを学ぶはずが、ニートを学んでしまいます。

それはさておき、ウーファーさん同士が気軽にくつろげる場所、畑仕事のない時でも、何か別の形で学べる場所があったら・・・、と考えた末のカフェ案でした。


どうせウーファーさん用のキッチンを手直しするなら営業許可のとれるものを作っておこう、と軽い気持ちがパン菓子工房になりました。もちろん隣に小さいですが飲食の厨房もあります。

常駐するパン職人さんがいる訳でもないし、そもそもこんな田舎で飲食店が成り立つほど世の中甘くないと今は思っているので、当面は使いたい方はどうぞご自由にのフリースタイルカフェ(ラボ)になると思います。
※綺麗に使ってください。維持光熱費など実費はいただきます。

もちろんウーファーさんは綺麗に使っていただければフリーにお使いいただけます。
基本的にWWOOFさんのための施設ですから。

「パンは小麦のみにて膨らむにあらず」


ノア2017 i6083

うわ凄い膨らみ、という最初の印象でした。
勢い余ってか中央部がこんもり盛り上がっています。

数年前に畑で聞いた「中力粉でも膨らみすぎるくらい」と言う言葉が、まさにこのカンパーニュに現れているような気がしました。

今年のノアは少し中力っぽくて優しい感じなのですが、ここまでこんもりするとは驚きました。


この盛り上がりかた、見て下さい。

「目の前の粉でパンを焼く」(t村さん談)
小麦粉を必要以上に詮索しないで、あるものを有難く使う、粉にあわせてパンを焼く、自分をなるべく殺す。

ノアも、t村さんも、個性を消して(そうとして)いるのに、何でしょうかこの半端ない存在感は?

「人はパンのみにて生くるにあらず」じゃないですけど、このカンパーニュからは、小麦粉が~とか技術が~とは別の何かを感じてやみません。

国産有機大豆100%の手作り豆腐


ゆきほまれ2017

ニガリだけでしっかりと固まった本物の豆腐です。

少し前までは、ありふれたごく普通のものが、現代ではすごく贅沢に感じます。

豆腐を見ていると、昔より今は豊かになっているはずなのに、実は貧しくなっているのでは?と思えてきます。


とよみずき2017

「ゆきほまれ豆腐」と「とよみずき豆腐」どちらも素晴らしい美味しさで、今日と言う日が素晴らしい一日になりました。ありがとうございます。

涙の出そうな辛い小粒大豆の手より作業~癒しの手作り豆腐と、人生(豆?)について深く考えた一日でした。

エヤンペオピッタ ~大切なものすべて~


フォルコン「キタホナミ」

約1ヶ月ごとに原材料が切り替わるフォルコンブロート。・・・だったんですね。

その第1弾には、有機・自然栽培の「きたほなみ2017」が使用されています。

「きたほなみ」は国産小麦で圧倒的シェアの道産小麦です。


フォルコン「ホクシン」

お次に登場したのは「ホクシン2017」(以降も原料は全てオーガニックです)

この、人気があろうとなかろうと、原料をスッパリ切り替える試みは8月から12月末まで続くことになりました。

第2弾で風味の王者ホクシンが登場しています。

お客さんはどう感じたのでしょうか?


フォルコン「ハルキラリ」

さらに、春小麦最新品種の「はるきらり2017」と続きます。

後で教えてもらったのですが、全て「小麦の品種名」をあえてパンの名前にしたそうです。

こうすると、パンを買う時に小麦の名前を自然と覚えるように、確かになります。

フォルコン「春よ恋」

「春よ恋って小麦の名前なんですか?」と言う声を何度か耳にしました。

実は需要倍率3倍、業界人気NO.1の「春よ恋」が第4弾で登場です。

もし毎月このお店に通っている方がいたとしたら、「麦の名前」と「麦の味」を知ることになったと思います。

あなたは、あなたの命の糧となっている、いつも食べているパンの「麦の名前」と「麦の味」をご存知ですか?


フォルコン「エヤンペオピッタ」

2017年の締めくくりは「ノア2017」でした。あれ?スペルトだったかも・・・。

この構成は面白いですね。なったのかそうしたのかは、ご本人に聞かないとわかりませんが、ここにきて品種名から「エヤンペオピッタ」ですからね。

パン屋さんでパンを買うだけ(失礼でごめんなさい言葉のあやです)なのに、何でしょうかこの感じは?
もの凄くゆっくりとした時間の流れの中で、まるで壮大な物語を体験しているように錯覚を覚えます。

夢が叶うとき、その日がくるなんて、ありがとうございます


ノアR2017&エリモ小豆2017の餡バタBIO

苦節ウン十ウン年、有機、自然栽培と探求を続け、今もてる最高の小麦粉と小豆を原料として使って作ってくれました。

春~夏の忙しさから除草の大変な小豆の栽培を断念して、もうどの位になるのでしょうか?。いつかあんパンを、いつかあんパンをと想い続けているうちに、結構な年月が経っていました。

嬉しい気持ちもありますが、それ以上にこの日が来たことに放心状態であります。


ノアRのドックパン

ノアにはスペルトが含まれているせいか、はたまた職人さんのなせる業なのか、独特の繊細な食感があります。

このまま全部食べそうになるのを我慢して。


エリモ小豆と喜界島のきび糖の手作りつぶ餡

「食べて美味しいと思った小豆を後で聞くと、全てエリモ小豆だったんです」(某豆問屋さん談)
エリモ小豆は8年に一度しか作れない貴重な小豆です。

餡は自家製手作りだそうです。
丁寧に作っていただきありがとうございます。


ああ、輝いて見える。

食べていいのか、とっておきたくなる気持ちもありましたが、ありがたく頂きました。

年末年始にお店に並んだようです。
まだ興奮が冷めやらない日々を過ごしています。

k村さん始めスタッフの皆さん、お買い上げいただいた方々、ご関係者全てに深く感謝申し上げます。

ノアRとは?どんな小麦?


ノア2017の圃場(JAS有機認証取得)

ノアRとは、「ノア2017」と「春よ恋2017」のブレンド比率1:1の「玄小麦」及び「小麦粉」の名称で、主にパン用として使用されています。


春よ恋2017の圃場(JAS有機認証取得)

春よ恋は、国産小麦人気ダントツNO.1(2017年産入札結果より)の強力品種の春小麦です。


ノア(旧カムホ)とは、北海道の秋(冬)小麦を種の状態で数種類混ぜてから蒔く「混蒔小麦」及び「その自家採取種を継いで育てる小麦」で、ノア2017で4代目となりました。

ノア2017には、キタノカオリ、ゆめちから、ホクシン、きたほなみ、スペルト(古代小麦)が含まれています。
※毎年種を継いでいるため正確な比率はもうわからなくなっています。

以上簡単な説明です。

あとノアRの語源について、ノア=小麦版ノアの箱舟、R(ainbow)=混蒔できない春小麦と秋小麦の虹の架け橋、です。

詳細は ノア(旧カムホ)ストーリー にまとめてありますので宜しければご覧下さい。