カテゴリー: 休閑

緑肥としての雑草の有効活用


優しい小麦 2024 予定地 #pirkaamam#bio#organic

雑草を緑肥として有効活用できないかいろいろ試してます。

耕す時期によって優勢になる雑草の種類が変わるようです。

直近でこの圃場はハキダメギクが優勢になってました。

そもそも圃場でハキダメギクを見ることは農業人生で記憶になくて、こんなにどこに種があったの?って不思議に思うくらいです。

雑草の多様性を高めれば何か面白いことになるような予感がします。

超高速浅耕ロータリー


Blés de Population 2023(ミッシュ) 跡地 #pirkaamam#bio#organic

超高速浅耕ロータリーの作業風景。

耕すにしても表層5cmも耕せば十分と言う理論。

そもそも土を耕すのは人ではなく植物の根や土中生物の仕事と言う概念。

今回は雑草対策のためやむを得ず耕してます。

最先端科学農法。

もう準備はできていたんですね


休閑緑肥 #pirkaamam#bio#organic

毎日毎日の強風で折れた枝をかたずけることもできずに、せめてものダイオウ抜きをしてました。

例年だともう耕して緑肥のマスタードを蒔いているのですが、強風の中でロータリー耕をすると砂塵が凄く飛んで嫌なので、強風が収まるのを待っているうちに、緑肥のために人為的に「耕す→播く」の工程をする気がなくなりました。

「緑になりさえすれば雑草でも十分なんなら雑草の方が土を肥やす」と気づいてはいるのに、いつまでも習慣にしがみつく自分、わずかな一歩をいつまでも進めないでいるのを強風が背中を押してくれた恰好になりました。


Blés de Population 2023(モダン) #pirkaamam#bio#organic

雑草を根絶、雑草に限らず何かと絶滅させようと日夜努力する現代農業の常識の真逆ですけど、何が正しいかなんてわかりませんからね。

ただ、一つわかっているのは、自分のしたことは自分に返ってくる。信じようと信じまいと自然の法則には逆らえないということ。

今年で最後のマスタードお花観覧ツアーコースとなりました


イエローマスタード(休閑緑肥) #pirkaamam#bio#organic

開花を終えたイエローマスタードをチョッパー(粉砕機)で緑肥にしました。

茶色く見えている所は、視察サプライズサービス(タイミングが合えばですけど)の一環として行っていたお花観覧ツアーコースだった所です。今年は3組、総勢6名の方が観覧されました。

来年からは省力および高効率でより自然な雑草緑肥にする予定で、綺麗な花が見たいだけの為にわざわざ手間暇をかけるのは今年が最後と今は思ってます。

マスタードの満開が見れるのは6月下旬以降です


イエローマスタード #pirkaamam#bio#organic

晩生種のマスタードを春一番で蒔いたら、大体この時期(6月下旬)に満開になるようです。開花は結構長くて約2週間ほど続きます。

あらゆる小麦の穂が出揃うのもこの頃です。スペルト系(エンマーやアインコーン含む)が遅いんですよね。


イエローマスタード #pirkaamam#bio#organic

マスタードの種量が5~10分の1くらいに少ない試験だと、こんな感じになりました。

満開でも眩しい黄色の迫力に欠けます。多様性(ポピュラシオン)の視点ではこちらの方がより自然ではあります。

播種時の鎮圧ローラーあるなしの強風時の違い


緑肥クリムゾンクローバー #pirkaamam#bio#organic

ここ数日の乾燥と強風による砂塵被害はひどいですね。

↑こちらは対策を怠った圃場の様子です(播種時の鎮圧ローラーあり)。


緑肥イエローマスタード #pirkaamam#bio#organic

↑こちらは対策をした圃場の様子です(播種時の鎮圧ローラーなし)。

全く土が飛ばない訳ではないですが、遥かに軽減されてます。

誤解のないように、鎮圧ローラーは水持ち良く発芽を均一にする為に必要があって付いてます。休閑緑肥では発芽うんぬんよりもメイストームでの表土流亡を防ぐ方が重要と個人的には考えております。

 
「お米とパンとどちらがお好きですか?」について貴重なご意見ありがとうございました。

ご参考になりましたでしょうか?また何かありましたらお申しつけください。

好みの違いこそあれど、どちらもなくてはならないものだと思います。あとブログを見ている人は10名前後だと判明しました。

お米とパンとどちらがお好きですか?
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お米とパンとどちらがお好きですか?


緑肥イエローマスタード #pirkaamam#bio#organic

春先の乾燥強風で土が舞い上がり砂嵐のようになるのを防ぐため、蒔き方の工夫をしました。具体的には最後部の鎮圧ローラー10個を外しました。

有機・自然栽培をしてるとあまり土は飛ばないんですけど、一応構想は10年以上ずっとおっくうで手つかずだったのが、一つの鎮圧ローラーの軸が摩耗で擦り切れたのをきっかけに、いっそのこと全部外しました。

土の表面が平らなのとデコボコしているのとでは、土の舞い上がり方に違いがあるのはずっと見てきました。

 
ところで皆さんは「お米とパンとどちらがお好きですか?」リクエストにありましたご質問へのご協力を是非ともよろしくお願い致します。

※個人的にはとても難しい質問だと思います。もしこれが究極の二択なのだとしたら、物心つく前から慣れ親しんでいる「お米」になります。もしこれが「米」か「スペルト」かならスペルトかもしれません。もし蕎麦を含んだ3択なら蕎麦です。

お米とパンとどちらがお好きですか?
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いろいろと紛らわしくてすみません


休閑白クローバ #pirkaamam#bio#organic

ダイオウとシバムギを克服すると理想の常緑管理が実現します。永年小麦連作も可能でしょうけど、その必要性や利点は今のところないように思います。

ところで、2ワード表示の件で興味深い事がわかりました。ノアはいいとして「ピリカアマム」の解釈が人によって2パターンあるんですね。

1、文字通り「北海道産のよい穀物」として。例:ピリカアマムであるノア。

2、屋号として(玄麦販売やパン屋などの)。例:ピリカアマム”さん”のノア。

どちらも間違いではないと思いますので、なるほどととても興味深く拝見しております。

一応主旨としてはかねてよりブログや会話でお伝えしている通り前者なのですが、ブログとはまた毛色の違うインスタグラムを(も)見ていつの間にか、もしくはメールやメッセージでの仕入れだけなら、ピリカアマム”さん”になってしまうのも致し方ないと思います。(もちろん良かれと思ってそうしていただいている場合もあるのではないかと推測しております。)

ノア8(SP70/無印)での2ワード表示割引は最初一回のみ電話(口頭)で説明、玄麦ご購入者の自己判断、確認や報告義務なしです。実際どうしてるのかこちらから見えない分からないからこそ、見えてくるもの分かる事もあるんだと勉強になり、この取り組みをして損ではなかったと思うに至りました。

春まき緑肥クリムゾンクローバーは最高でした


緑肥クリムゾンクローバー #pirkaamam#bio#organic

春まきの緑肥クリムゾンクローバーはその後しっかり開花しました。

緑肥マスタードのように早く伸びる背丈で雑草を抑える事はしませんが、

・ダイオウを見つけやすい
・マメ科なので次作小麦の収量増を期待できる
・鋤き込み作業が楽

など、もう緑肥マスタードを栽培する利点がどこにもないように思います。

種苗会社のパンフレットにある播種量をまともに蒔くと種代が高く感じますけど、環境保全型農業直接支払交付金のカバークロップとして全額ではないにしても種代の助成金が出るので助かります。


緑肥クリムゾンクローバー #pirkaamam#bio#organic

ここには鋤き込み後にノア(2022)を蒔く予定です。

雑草化したライ麦がチラホラ生えているので、もしかするとミッシュになってしまうかもしれません。