キタノカオリ物語は名作すぎて殿堂入りしました


2016発芽キタノカオリ「カンパーニュbio」

最後の最後にとんでもない贈り物をしてくれたキタノカオリ、100年に一度の小麦粉と勝手に言ってますが、きっと100年どころかもう二度とないと思います。

かなりのご高齢の方が「こんな気候は経験にない」と言うような年での重度の穂発芽キタノカオリが偶然できて、それをわざわざ何度も何度も選別して手よりまでして出荷・製粉する人が偶然現われて、その小麦粉(粒)を使ってみよう続けようとする職人さんが偶然現われて・・・、なんてことはもうないと思います。


2016発芽キタノカオリ「ショコラN」

多くの職人さんをその個性的な美味しさで魅了し、その人気と裏腹に穂発芽のしやすさから多くの生産者を苦しめ、後に「生産者殺し」と異名をつけずにはいられなかったキタノカオリですが、振り返ってみれば苦しみの分以上に楽しい思い出もまた沢山胸に残っています。

一体キタノカオリとは何だったのでしょうか?キタノカオリ物語としての結末は色々と衝撃的なものでした。まだ名残惜しい気持ちもありますが、もう次の物語が始まっていますので、未来を見据えてそちらへ進もうと思います。

小麦のドキュメンタリー映画にほんの少し写るかも


春よ恋2017.bio

今回ロケ地となったのは、この春よ恋の小麦畑です。
やっぱりノゲのある小麦は絵になりますね。

pラボi田さんの小麦の映画を撮る夢を叶えるため、pトレのi原監督がずっとカメラ撮影をしていました。


春よ恋2017.bio

GOPROドローンがブーンって賑やかに綺麗な動画を撮っていました。

これを教訓に、もっと美しい小麦畑を目指さなくてはと思いました。

エンマー大きく作りたいな。どっかに種ないですか?

スペルト自然栽培における強雑草問題をドローンで解決できるのか?


スペルツ2017.bio

スペルト小麦は草丈が高く2m近くあります。

今まで苦労して畑から減らしてきた、ダイオウ・イヌカミツレ・マツヨイセンノウ・ブタナなどの小麦の強競合雑草は、どれも近代小麦より少し草丈が高いので強害草なのですが、みつけやすくもあり手取りで苦労するものの対処は簡単でした。

しかし、これらのやっかいな雑草達は草丈2mのスペルト小麦が出穂してしまうと、全く見えなくなってしまいます。
かきわけ探して見つけるのは現実的ではありませんので、おのずと放置することになり、あっという間にダイオウ達のパラダイスになってしまうことでしょう。

ずっとスペルトを栽培し続けるならそれでもいいのかもしれませんが、いつか近代小麦に戻った日には過去の行いを悔やむのが目にみえています。


そこで、ドローンで解決できないかと試してみました。
空撮して画像をみてイヌカミツレの場所を特定してナビに誘導してもらおうと言う目論みです。

白や黄色の目立つ色の雑草なら出来るような気がしました。
しかし、緑花タイプのダイオウなど緑色の雑草は、もう少し搭載カメラの解像度が上がらないと判別が難しそうです。

自然栽培の豆類とジャガイモをお探しの方へ


自然栽培のエリモ小豆

引き続きO笠農場へお邪魔しました。
O笠さんはリンゴの木村さんと大の仲良しで、看板農産物は豆類とジャガイモです。

GPSを使った自動操縦の畝(うね)はビシッとまっすぐで、同じ真似は人間技では不可能です。
除草もGPSを使い精密にこなしていました。


自然栽培はるきらり。
こちらも無除草でとても綺麗な畑です。
小麦の作付け面積は少なめのようです。


黒大豆の小粒品種、黒千石(くろせんごく)大豆、自然栽培です。

在来種復刻の珍しい大豆です。
きなこにして自家販売もされてます。


1000種類のジャガイモ育種試験圃場

主力選手の自然栽培「さやあかね」の写真は撮り忘れました。

O笠農場の農産物もどれもとても素晴らしいものです。
トーク力がもの凄く高くて聞いていて飽きなく時間があっと言う間でした。

とても信頼のおける方です。ご紹介できますので必要な時には言ってください。

自然農法の大御所の畑へ行ってきました


伝説のゴボウ、1年目

自然農法では十勝のパイオニアであるMさんの農場を、BベーカリーのM澤さんと見学してきました。
Mさんと言えばゴボウです。
誰もが一度口にすると衝撃を受けること間違いなしです。


奇跡のゴボウ、2年目

うわ、凄い!と驚かずにはいられません。
きっと譲って欲しくても、人気で入手不可能なんだと思います。
とにかく見ても食べてももの凄いゴボウです。


はるきらりも栽培しておられます。
もちろん自然農法なので最高級です。
除草してないのに雑草がなく綺麗ですね。


ホクシンも自然農法。
こちらも除草なしでとても綺麗です。


亜麻だそうです。初めて見ました。
もちろん自然農法。
うちも真似しようかな?と思いました、

大好きなMさんなので、興味があれば紹介しますよ。

カムット小麦って北海道で越冬できるらしいです


こちらがカムット小麦です。※数株の試験栽培です。

こちらはKベーカリーのk根さんが視察にこられた時に、カムットってどんなの?と言っていたのを忘れずに載せました。

半ば冗談で秋蒔きしてみたところ、数%の割合で越冬した株がありました。
数%では全く実用的ではありませんが、勉強にはなりました。


イタリアピザ用小麦

ピザ用小麦と言うのが未だによくわかりません。
イタリア小麦はパン用もそうでしたが、草丈がとにかく小さいです。

ん~って感じですね。きっと大きく栽培することはないと思います。
北海道でも普通に育っていて、勉強にはなりました。

真夏日30℃の登山から学んだこと


白雲山の山頂からの然別湖

北海道としては炎天下の中、上り2時間ちょい下り1時間ちょいの登山をしました。
大切なのは水です。水分ではなく水だと学びました。

凄く疲れたけど、頂上までくると達成感はありました。


山頂からの十勝平野

学んだというか再認識かもしれません。苦しくてもみんなで登ると楽しいし頑張れるんですよね。

きっとこれは日々の仕事にも通じることで、ずっと一人の時間が長かったけど、少しずつでもいいから変えていこうかな・・・と思いました。

14,732坪の花畑が満開になりました


やっぱりいいですね、シロカラシは綺麗で

春カラシ(商品名)は検索するとシロカラシと全く同じに見えるので、きっとホワイトマスタードの緑肥用品種なんだと思います。
小麦の前作休閑緑肥としての栽培なので、収穫はせずに肥料として鋤き込みます。


約2週間くらい綺麗な花を楽しめます。

この黄色い花畑の明るい黄色と独特な花粉の香りの影響力は結構大きくて、辺り一帯の雰囲気を変えてしまいます。

この間も畑の隅にどこかの車が止まってましたので、きっと写真でも撮っていたんだと思います。

畑を肥やしつつ人の心を癒すなんて素晴らしいですね。

約束通りにアカザの写真を載せておきます


これがアカザです!
※でもきっと正式名称はシロザ

もっと赤いのが本当のアカザなんですけど、シロザも赤くてアカザに見えるのでアカザなんだと思います。

先日畑の方に視察にいらした、CベーカリーのK村さんがアカザって?って聞いていたのがことの発端です。

ちなみに葉っぱは美味しく食べられます。

また今度「はるきらり」がアカザと背比べしている写真を載せますので楽しみにしていてください。

自然栽培のことで参考にした書籍など3選

では、ランキング形式で発表したいと思います。
でも、何を参考にしたのかあまり覚えていないと言うのが本音です。
手当たり次第ほとんどの農業書は読んでいて、それぞれから何かを得ています。

第3位はこちら

海外翻訳図書です。慣行→有機転換の時にすごく参考や励みになりました。
アルバート・ハワード著の「農業聖典」(有機農法)
J.I.ロデイル著の「有機農法」(有機農法)
ルドルフ・シュタイナー著の「農業講座」(自然農法)
ポール・ホーケン著の「フィンドホーンの魔法」(自然農法)

第2位はこちら

江戸時代に発刊されたもので、その時点での集大成農業全集です。
中央に写っている本が特によく纏まっていて、読む回数も多かったです。

当然有機全盛の時代なんですけど、でも有機質肥料がふんだんにある訳でもなく、おのずと自然栽培よりになっていたようです。

土の色による違い、土を焼いて肥料にしたり、風呂の残り湯まで肥料にしたりと、初めて読んだ時はかなり衝撃をうけました。

現代日本の殆どの作物は網羅されており、有機・自然栽培のバイブルとして申し分なく、今でもこれを越える農業書はないと思っています。もうこれだけで充分です。無農薬するなら読まないと話になりません。

その他にも、わら一本の革命、ニンジンから宇宙へ、奇跡のリンゴ、EM関連本やMOA関係の本など現代日本の誇る農行書もとても素晴らしく、もちろん参考にしています。

第1位はこちら

※この畑ではどの本にも書かれていないことをしています。

自然から学ぶことのほうが多いです。
書籍は「参考」にすぎず、実体験はそれをはるかに凌駕していて全くの別次元なのは皆さんも知るところだと思います。

でも、ただ自然と触れ合うだけでは駄目・・・っていうことはありませんけど、自然と調和して一体感を感じるようになると心の感じ方もまた違ってきます。

心で感じることは普段の生活でも大切ですが、おかれる環境によっては時には危険だったりもします。そうしたズレやブレがなくなっていく感じでしょうか。

栽培上でわからないことがあっても、畑に座って例えば小麦などを観察して耳(心)を澄ませば、ちゃんと答えが返ってきます。
きっと多くの農業書もそうやって学び書かれたものだと思います。

なにより豊かな自然と一体感が出ると実生活も豊かになるので、自然から学ぶ一番の利点はそこなんだと思います。