Pポイント始めようかと思いましたけど止めました


イエローマスタード2020 #pirkaamam#bio#organic

完熟までもう一歩二歩って所まで来たんですけど、もうすぐにでも種が必要になっているのでノアスプリング収穫後に続けて収穫してしまいます。


イエローマスタード2020 #pirkaamam#bio#organic

想像してたより粒揃いじゃないしあんまり綺麗でもないです。試験栽培としてはまあ上出来なのでしょう。

オーガニックや自然栽培など一昔前で言ういわゆる「無農薬」に長く取り組んできて、社会の変化も含めて色々と思う所があります。

最近では有難い事に「オーガニック」の需要が増えてきて、少ない供給量をどう割り振りしようかとPポイントを思いつき納品書の右上に試験的に印字してましたけど、どうにも上手く行くイメージになりません。

お世話になっている方がたくさんおられます。どう優先(恩返し)しようかと考える事自体は人の心として間違っていないと思いますが、悩んだ挙句のポイント判断はいかがなものかと気づいた次第です。

悩んだ時には太陽を見上げ、見習うべく進もうかと思います。

シロザ(アカザ)刈りのXデーが間近に迫ってます


ノアスプリング2020 #pirkaamam#bio#organic

次の空気の乾いた湿度の低い日が収穫の目安日です。青々しているシロザ(アカザ)の水分がコンバイン収穫の極力支障にならないよう、祈る気持ちの毎日です。

これほどの青草刈りは初めてなので不安がシロザの成長と共に募ってます。

【2020年産玄麦販売についてのお知らせ】

・ノア7のDON検査数値は0.05ppmで問題なくお使いいただけます。※小麦の食用としての基準値は1.1ppm以下

・定期配送割引、直接引取割引など特別割引は一切廃止いたします。

・精米(麦)機をお持ちの方が増えてきましたので、ピーリングなし(P0)を設けてサービスで行っていたピーリングあり(P2)はオプション(追加料金)に致します。※スペルトはピーリングなしのみです。

ノアスプリングの収穫が終わらない事には全く気が落ち着かないのと、あれやこれやでとにかく忙しいため申し訳ないのですが、出荷開始までもう今しばらくお待ちください。

小麦の試験栽培はエンマー、アインコーンまで辿りおおよそ満足しました


ブラックエンマー2020 #pirkaamam#bio#organic

数あるエンマーの中で今一番のお気に入りはブラックエンマーです。穂の色形が恰好良くて、ほのかなスパイシーな香しい匂いにも惹かれます。

エンマーはどれも長いノゲが特徴で見た目は恰好良いのですが、ノゲって収穫作業では邪魔以外の何物でもなくて、コンバインのシーブー(粒を選り分ける篩のようなもの)にノゲが詰まって非常に作業性が悪いです(暑い日に誇りまみれで狭い場所を頻繁に掃除)。


ノゲなしエンマー2020 #pirkaamam#bio#organic

普通のエンマーの亜種だと思うんですけど、ノゲのないエンマーを増やしました。

若干ですが普通のエンマーよりは早生な感じで、風味が変わらないなら少しは実用的かと思います。

登熟期(早-遅)は、現代小麦 < スペルト < エンマー < アインコーン で世代を遡るほど遅く作業性が悪いです。

越冬性(強-弱)は、現代小麦 > スペルト > エンマー > アインコーン で世代を遡るほど冬枯れに弱いです。

脱穀作業性(易-難)、現代小麦 > スペルト > エンマー > アインコーン おそらくこうです。

収量性(多-少)、現代小麦 > スペルト > エンマー > アインコーン。

実用的なのは一歩譲ってスペルトくらいまでかと思います。真っ当なコスト計算(リスクも含め)してキロ2,000円も3,000円もするような小麦を誰が買うんでしょうか?結論として古代小麦に限らず珍種の小麦などの試験栽培は趣味として楽しむ範囲で良いのかなと思います。

ライ麦(アメリカ)2020の収穫を無事終えました


ライ麦(アメリカ)2020 #pirkaamam#bio#organic

久しぶりに草刈りではなく麦刈りをしたような気がします(いつもは雑草混じりの小麦刈りばかりしているの意)。

生育がよく倒伏した箇所があり収穫量も多いのかと期待しての収穫になりました。


ライ麦(アメリカ)2020 #pirkaamam#bio#organic

立派な穂ですね。オーガニック(自然栽培)ライ麦は種子提供を受ける契約栽培で全量出荷のため、直接販売は出来ません。

ライ麦粉の入手方法や玄麦(粒)での入手が可能かどうかは、お手数ですがアグリシステムさんにお問い合わせください。


ライ麦(アメリカ)2020 #pirkaamam#bio#organic

収穫残渣である麦稈の量は現代短稈小麦の比にならないくらい多いです。麦稈(茎)の量は多いのですが、肝心の麦粒の収穫量はそんなに多くはありませんでした。

短稈化して高収穫量を実現した現代小麦のポテンシャルを改めて再確認できました。

やっちゃいけない?人の常識 vs 小麦の常識


ノア8(2021) #pirkaamam#bio#organic

本日7/30日付けで秋小麦を播種しました!秋小麦早まきの北海道ギネス記録更新したかもしれません。

常識的に、この地域での秋小麦播種適期は9月中旬とされています。

無農薬での冬枯れ対策として越冬前の小麦体力をつけるため、例年は地域の適期より2旬早めて8月下旬に非常識な早まきをしていたのですが、今回念願だったトカプチさんの8/19の早まき記録を大幅に更新できました。当時のトカプチ農場長F居さん、見てないし忘れてると思うけど、ついにやりましたよ!


ノア8(2021) #pirkaamam#bio#organic

小麦は休眠がない独特な性質をもってます。その特性故に穂発芽してしまいます。

通常植物は種が完熟しても一定期間発芽しない休眠期間と言うものを備えてます。無駄に発芽ロスしないため気が遠くなるほどの年月で培われてきた本能なのでしょう。

過酷な自然界で生き抜く術の植物の特性って然るべき理由あっての事だと思います。小麦の休眠がない特性がただの弱点なはずはないはずです。

そんな仮説を実証すべく、完熟、即、種まきをこれも偶然で突然に試す事にあいなりました。※安心してください、小さな試験圃場です。


ノアスプリング2020 #pirkaamam#bio#organic

収穫前の小麦を横目に小麦の種まきをする。これもライ麦と春小麦がいつまでも登熟が遅れモタモタしてるからです。

1週間前にはそんなこと(7月蒔き)しようなんて思ってもみませんでしたからね。

ベースベーカリーさんのパン屋がやっちゃいけないパンに触発されたのも一因かもしれません。心にくすぶっていた好奇心を満たし、ずいぶんとスッキリしました。マンネリな仕事と違って、早起きまでして、ずいぶんと楽しかったように思います。

ノア7の選別を行っています


ノア7 #pirkaamam#bio#organic

収穫後はすぐに小麦乾燥機で水分率12.5%以下まで一晩かけて乾燥させました。交付金(補助金)対象にならない混播小麦で交付申請に必須の農産物検査は受けませんが、一応、検査規格の12.5%以下にしておきました。

長期保存できる水分率(カビないムレない)まで乾燥を終え、次にインペラ式の籾摺り機で選別を行いました。風選や揺動板による比重選別機能も付いていて、オールインワンの素晴らしい機械です。

スペルトの殻付き粒が青っぽいのが見てわかるでしょうか?殻の取れたスペルトの青い粒もよく見るとわかると思います(※緑を青と表現してます、ヤングと呼んでいた時もありました)。


ノア7 #pirkaamam#bio#organic

この画像は青い粒が特に目立ちますが、実際はここまで多くの青い粒はないです。

今までは穂発芽小麦について触れる機会が多かったですが、今後は青い粒も交えてさらなる小麦の奥深さ魅力を生産地からお伝えできれば幸いです。

※販売はDON検査数値を確認してからになります。今しばらくお待ちください。

ばあちゃん直伝の育種法


育種-短稈難脱2020 #pirkaamam#bio#organic

「わしはスイカを美味しく作る名人と呼ばれている」「スイカの種は?」「食べて美味しかったスイカの種を取っといて蒔く」

まさかこの子供の頃の会話が今に活かされるとは。


育種中の短稈難脱小麦に白っぽい穂と茶色い穂があったので分けたくなって分けました。

おまえら邪魔すんな!かわいいね。


何千年前の人もきっと分けたくなって分けたんだろうと気持ちが理解できました。

あと、穂の色が中の粒の色と微妙にシンクロしてるのを今日発見しました。

日頃から小麦の粒をそのまま味見する癖をつけてるんですけど、穂の色や形の違いや粒の硬さの違いこそあれども味の違いはあまり感じられず、どれもお世辞にも美味しいとは思いませんでした。


何となく最後に口にしたこちら、先日書いた新種のるつぼスペルトバージョンの籾摺り後の粒。

まったく期待せずとりあえず捨てなかっただけだったのですが、15粒位まとめて食べてびっくりトウモロコシのような味がするではないですか。再度15粒ほど無造作に選んでもやっぱりします。

出来ることなら粒を特定したかったので色や形を観察しながら食べると、味のないものが殆どで、時おりトウモロコシのような濃厚味の粒がありました。

食べた後に分かっても種として継げないため、まだ数粒は残っているであろうこの全部を蒔いて、来年そこからコーン株を探そうかと思います。

そして昔のスイカの事を思い出して確信しました。本当の育種というものを。

混播小麦ならではのいくつかの持ち味


ノア7 #pirkaamam#bio#organic

ノアの持ち味の一つとして、多品種ならではの風味の多彩さは想像に易く皆さんご存じの通りです。

もう一つの持ち味として、熟期の差による風味への影響を考察してみます。

ノアに含まれる小麦品種の、おおよその熟期の差です。

ピッツア用 -5日
ホクシン -3日
きたほなみ 基準日
ゆめちから +2日
キタノカオリ +7日
スペルト +10日
エンマー +15日

冒頭の画像でも完熟しきって茶色から黒く変色してきてる穂(おそらくホクシン)、青みがかった穂(おそらくキタノカオリ)、背丈の高いスペルトはまだ青々してるのが確認できます。

全ての品種が完熟しきってからの収穫は、雨の多い地方での穂発芽リスクを考えるとまずありえません。

ではどこで妥協して収穫するのか?

現時点のノアはキタノカオリが美味しさの要として主役になっており、またキタノカオリは穂発芽耐性がもの凄く弱いため、おのずとキタノカオリ完熟期が収穫日の目安となります。

熟期に差がある混播小麦では、少し面白い事がおきます。

・完熟麦100%
・完熟麦90% 青麦(未熟麦)10%
・完熟麦80% 青麦(未熟麦)10% 微発芽麦10%

割合はおおよそです。天候次第によっては完熟麦、青麦、微発芽麦が混在する可能性があります。

何度も書いてますが、粒の状態でそのまま口にした時に、美味しいのは青麦、旨いのは発芽麦、味気ないのは完熟麦です。

登熟度合いの違う粒が混在することでの風味の奥深さなんかも、ノアの持ち味の一つとして考えられそうです。

※単一品種栽培では、青麦がある状態での収穫はまずしませんし、穂発芽は揃ってするので屑小麦として家畜の飼料になります。

※青麦収穫(高水分収穫)はコンバインでの脱穀時に粒が潰れてしまうため敬遠されますが、熟期の遅いスペルト、エンマーの粒は厚い殻に守られ、高水分収穫でも潰れません。殻付き小麦の面白い利点ですね。

小麦の育種は年月が必要で思う以上にたいへんです


スペルトに先祖帰りしたらしき小麦2020 #pirkaamam#bio#organic

「ぽつんと生えていた小麦らしき麦」はもしかすると輸入緑肥種子のヘアリーベッチに混ざっていた「ライ小麦」だったのかもしれません(奇跡だったのかもしれません)。

その「ぽつんと生えていた小麦らしき麦」から採種して、その種を蒔いて生まれた(変異?した)次世代の姿形の全く異なる「スペルトに先祖帰りしたらしき小麦」、これはもう農場原産で良いと思います。


現代小麦風の殻が取れやすい小麦2020 #pirkaamam#bio#organic

さらに「スペルトに先祖帰りしたらしき小麦」を採種して、その種を蒔いて生まれた(変異?した)次世代の姿形の全く異なる「現代小麦風の殻が取れやすい小麦」、これも農場原産で良いと思います。

でもまあよくもまあ、こんなにバラエティに富むものなのかと感心するくらい種が定まらない様子で、様々な形の穂が混在してます。

この中から、選抜してまた変異したり種が定まらなくて、の繰り返しで育種するんでしょうけど、固定種になるまで長い年月がかかると言うのが本当の本当に理解できました。

素人の育種など専門の育成機関のそれに到底及ぶものではないと、心底思い知らされました。


選抜を繰り返し、その都度数粒から増やすのをまた最初からと思うと気が遠くなります。寿命が何年あっても足りる気がしません。

よって、このカオスな新種のるつぼを、面倒くさいのでそのまま増やしていきたいと思います。


新種のるつぼスペルトバージョン、新種のるつぼから殻の付いたものを分けたもの。

今後は養分天然供給によるクリーンでピュアな有機農産物を生産していきます


休閑緑肥マスタード2020 #pirkaamam#bio#organic

天然の太陽光・澄んだ空気・雨、土壌ミネラル、前作の植物残渣により、外部からの肥料持ち込みをせずとも、倒伏するほど立派に育ったマスタード。


休閑緑肥マスタード2020 #pirkaamam#bio#organic

この良質かつクリーンでピュアな植物性有機質を次作の糧として、超高品質かつクリーンでピュアな有機農産物(小麦など)を提供いたします。

紆余曲折ありましたが、自然栽培で問題なく続けていける確証を得られましたので、今後はより自然な栽培に本腰を入れて邁進したいと思います。