
きたほなみ 2026 #pirkaamam#bio#organic
今回のきたほなみでは2タイプの生育比較試験を行ってます。
・雑草緑肥2毛作後の小麦の生育観察。1作目シロザ緑肥、2作目イヌビユ緑肥。
・無緑肥後の小麦の生育観察。約2週間ごとにロータリー耕をして整地し続ける。
今まで少しずつ行っていた試験と経験と照らし合わせて、今作ではっきり判明すると思います。
長きにわたった緑肥の探究、面白かったです。

きたほなみ 2026 #pirkaamam#bio#organic
今回のきたほなみでは2タイプの生育比較試験を行ってます。
・雑草緑肥2毛作後の小麦の生育観察。1作目シロザ緑肥、2作目イヌビユ緑肥。
・無緑肥後の小麦の生育観察。約2週間ごとにロータリー耕をして整地し続ける。
今まで少しずつ行っていた試験と経験と照らし合わせて、今作ではっきり判明すると思います。
長きにわたった緑肥の探究、面白かったです。

きたほなみ 2025 #pirkaamam#bio#organic
30℃を超える暑い晴天の日が続いてます。
今日も暑くて嫌だと思う不満な意識、小麦収穫には最高の天候と思う感謝の意識。
酷暑のお陰か意識の意識を促され良い修練になってます。
小麦畑では風が通り、エアコンなしオープンカー(コンバイン)でも意外と涼しいのが不思議。

きたほなみ 2025 #pirkaamam#bio#organic
自然栽培でも倒伏する程の出来栄えになるんですね。
土づくりを頑張った甲斐がありました。努力って報われるんだって感慨深いです。
小麦収穫進捗率60%、折り返しを過ぎて少し気が楽になりました。

きたほなみ 2025 #pirkaamam#bio#organic
(7/3)
チクテベーカリー@cicoutebakery
フミグラフィコ@fumigrafico
ドゥイスト@doughist.sasazuka
エスキス@atsuya_teranishi
チェスト@ciest2019
レイヤワタナベ@reiya.watanabe
いつの間にか合流したりしてなんでかこんなに増えて。まあいつものことです。
フランスで修行してパン屋開業予定のデュオの方もおりました。
昨夜奇跡的に恵みの雨が降り、晴れて乾いて奇跡的に念願のダイオウ抜きが出来ました。
きっとこれもご縁なはず、なんらかのご縁が↑の方々にあるのでしょう。
話を聞いていてなんとなく共通項がわかるような気がしました。

きたほなみ(2024) #pirkaamam#bio#organic
一息つけるはずが、気持ちも体も休む暇ゼロ。こなせる範囲で次々と休ませてくれない。
自然では14.5%までしか水分が落ちないとこの間まで断言してたのに、水分率12.2%までカラッカラに乾燥してました。もう断言系は控えようと反省してます。
↑ 18日の話です。今日がまだ20日だなんて未だに信じられません。早すぎ。
いろいろあって復刻しましたが、いろいろあってラストほなみになると思います。断言はしませんが。
大きな理由はスズメノエンドウが増えてしまって出荷先にご迷惑がかかるからです。ヘアリーベッチ系のように毒はありませんけど、現状の選別で取り除くのが難しいと思います。
今回学び得たこととしては、殻なし小麦ってこんなに合理的で楽なんだって実感が物凄かったです。スペルトがいかに非効率的なのかも改めての比較で痛感しました。
あと、うちにとっては空前の大豊作でした。もう経営的には全部きたほなみの方がいいって思うほどの。原因は解明中。

ブラックエンマー(2024) #pirkaamam#bio#organic
登熟の遅いエンマーまでこんな早くに収穫とは。通り道のついでにとは言え。
こちらもいろいろあって、ラストエンマーになると思います。断言してもいい。
理由は、倒伏しやさすぎ、ノゲのせいでホッパーの網で詰まる、乾燥機の中で詰まる不安、水分計がノゲでエラーに、スペルトが混ざってしまってなかったらもっと酷い目にあっていただろうと思うと、スペルトが混ざってしまって良かったとすら思える。見えない世界ありがとうとすら。
あの独特の香ばしい匂いを、収穫時に記憶蘇りの再確認しました。風味的には物凄い魅力ではありますが、惜しいことにラストエンマーです。品名は「Blés de Population 2024(ブラック) 」になる予定。スペルトが混ざってしまってるので。上手く選別出来てちゃんとした粒になればですけど。奇しくもノア10でイメージしてたノアブラックがここにきて中途半端ながらも実現しました。ってことにしておきます。

きたほなみ 2024 #pirkaamam#bio#organic
最後に現代小麦を栽培してから、もう何年たったのか覚えてません。そんなに経ってないと思いますけど、すごく遠い昔に感じます。
ああこんなんだったんだ、って懐かしい記憶がよみがえりました。
(ナズナに足が絡まって)歩きにくいなもう、(長靴の中にナズナの種がいっぱい入って)靴下が種まみれにやっぱりなるんだ、ダイオウは見やすい、ブタナ・マツヨイセンノウいていいよ、ヤエムグラ増えたな。

きたほなみ 2024 #pirkaamam#bio#organic
イヌカミツレは抜いておこう、オオスズメノカタビラはもうどうしようもない、(シバツメクサの)オアシスあった(歩きやすい)、ウインターベッチまだいるのか。
無農薬だし、多様性だし、酸素濃そうだし、皇居周りをジョギングするのとは比べ物にならないくらい健康・精神共に良い気がします。あとなんか徳を積んでる気がします。
一通り歩き終えて、ありがとうって気持ちがじわっと込み上げて来ました。

きたほなみ 2024 #pirkaamam#bio#organic
雨のお陰でかなり遅れましたけど、ようやく蒔けました。
これで秋の小麦蒔きは全て終了しました。
きたほなみはアグリシステムさんに全量出荷する契約栽培です。
倉庫に積みあがったスペルト2022をみて思い悩んだ結果です。
来年以降のことはわかりません。

フォルコン「キタホナミ」
約1ヶ月ごとに原材料が切り替わるフォルコンブロート。・・・だったんですね。
その第1弾には、有機・自然栽培の「きたほなみ2017」が使用されています。
「きたほなみ」は国産小麦で圧倒的シェアの道産小麦です。

フォルコン「ホクシン」
お次に登場したのは「ホクシン2017」(以降も原料は全てオーガニックです)
この、人気があろうとなかろうと、原料をスッパリ切り替える試みは8月から12月末まで続くことになりました。
第2弾で風味の王者ホクシンが登場しています。
お客さんはどう感じたのでしょうか?

フォルコン「ハルキラリ」
さらに、春小麦最新品種の「はるきらり2017」と続きます。
後で教えてもらったのですが、全て「小麦の品種名」をあえてパンの名前にしたそうです。
こうすると、パンを買う時に小麦の名前を自然と覚えるように、確かになります。

フォルコン「春よ恋」
「春よ恋って小麦の名前なんですか?」と言う声を何度か耳にしました。
実は需要倍率3倍、業界人気NO.1の「春よ恋」が第4弾で登場です。
もし毎月このお店に通っている方がいたとしたら、「麦の名前」と「麦の味」を知ることになったと思います。
あなたは、あなたの命の糧となっている、いつも食べているパンの「麦の名前」と「麦の味」をご存知ですか?

フォルコン「エヤンペオピッタ」
2017年の締めくくりは「ノア2017」でした。あれ?スペルトだったかも・・・。
この構成は面白いですね。なったのかそうしたのかは、ご本人に聞かないとわかりませんが、ここにきて品種名から「エヤンペオピッタ」ですからね。
パン屋さんでパンを買うだけ(失礼でごめんなさい言葉のあやです)なのに、何でしょうかこの感じは?
もの凄くゆっくりとした時間の流れの中で、まるで壮大な物語を体験しているように錯覚を覚えます。

オーガニックシトロン、小豆島の無農薬レモン&無農薬きたほなみ100%使用
アイシングと言うものを知らなかったので、ホワイトチョコレートたっぷりで相当甘いのかなと最初は思いました。
実際に食べてみると、白い部分は少し甘味はあるものの酸っぱいんですね。何と言う食べやすさ。
とにかく甘ければいいみたいなパンやお菓子が多い中、そっと添える程度の控えめな甘味の使い方は流石です。尚且つ良心的でいいですね。
「甘い=おいしい」と「バランスがとれた=美味しい」の違いを、全国の甘味党はこのシトロンで学んで欲しいくらいです。
それはさておき、無農薬のきたほなみは薄力粉寄りの中力粉なだけあって、こうしたお菓子系のパンと相性がいいのか、軽くてとても食べやすいです。

どっちだったかな~、こっちがノアのような、いや、きたほなみだったかな。

どちらかが ノア100% のブリオッシュで、どちらかが きたほなみ100% のブリオッシュです。思い出せなくてごめんなさい。
卵不使用でバターと砂糖が控えめなので、ブリオッシュのブリオなのです。
どちらの粉もナチュラルなオーガニック小麦が原料なので、癖もなくピュアな風味で甲乙つけられない感じでした。
自家培養酵母でのブリオは、柔らかくて癖も食べたときの酸味も後味の酸味もなく食べやすいもので、一昔前の天然酵母パンの固い酸っぱいイメージは完全に払拭されています。
今までたくさんの努力をされたと思うと、胸にしみるものがあります。
もう、どちらが美味しいとか考えただけでバチがあたりそうなので考えないようにしました。ありがとうございますだけです。
目新しさではノアかもしれませんが、美味しさではどちらも天下一品なので、お好みというか、滅多にこういったパンはないので、手にできるだけ幸運だと思います。

ようやく作業が一段落した感じで、やっと念願の製粉作業まで漕ぎ着けました。
手持ちの製粉機での製粉の感想を書いておきます。
製粉機スペック:国光社ひかり号A-1・篩セット(60メッシュ)
玄小麦の水分率はどれも約12.0%です。
きたほなみ:胚乳がきめ細かくて篩が目詰まりする。粉・フスマがしっとりしていて製粉機のタンク根元が2周目から詰まる。
ホクシン:きたほなみと同じ。詰まるので非常に時間がかかる。
はるきらり:胚乳がガラス質で篩通りもよく、問題なく製粉できた。
ノア:2周目までは胚乳がガラス質のようで篩通りよく問題なし、3週目以降は胚乳・フスマがしっとりした感じに変化したが、詰まることなく製粉できた。
春よ恋:はるきらりと同じ。胚乳が白くて綺麗。
現状の製粉機では、中力品種のきたほなみ・ホクシンは製粉できないとの判断をせざる得ない残念な結果となりました。

ノア2017.bio i6083(i:金臼、60メッシュ、歩止83%)
ノアが凄かったのは、製粉過程での珍しい粉質の変化もそうですが、挽きあがりが美しい黄色い粉になったのには感動が一入ありました。
ある程度フスマを取り除いた、ある程度白い粉でのパンの試作がまだなので、どんなパンになるのか凄く楽しみです。