カテゴリー: 小麦

強烈な揺さぶり、固定観念がじわじわと崩れる脅威の濃縮ブレッド


キタノカオリ2016のアリューロン層を多く含む粉による試作パン2号

最初のインパクトも相当でしたけど、2度、3度と繰り返すとさらなる高みへ連れて行ってくれました。

風味の探求はもういいかな・・・と遠い過去に思えます。
旨みとは?って考えるのも、もういいかな・・・と。

製粉方法の模索とか、時間による粉の酸化に頭を悩ませたりとか・・・、なんかな~、なんだったんだろう。

去年の7月からの出来事がここに集約され、走馬灯のように蘇り、繋がり、感慨深いものがあります。

キタノカオリの最初の種が初めてうちに届いた時から、思い返せば本当に色々ありました。

たぶん誰にもわかって貰えないと思いますが、それも誰にでもある人生そんなことだらけの内の一つにすぎないのでしょうか。

キタノカオリに纏わる全ての出来事に心より感謝いたします。

ベルトコンベアを使った小麦粒の目視と手選別


「天然発芽小麦 有機キタノカオリ 磨き20%タイプ」の目視と手選別

速度可変のミニコンベアを使って目視&手選別をしています。
小麦粒で出荷するものも、製粉前の原料小麦も同じく目視&手選別しています。

常に自分や家族が食べること挽くことを念頭において、著しく見栄えの悪い粒や異物がないか確認しています。

この作業は結構大変で時間がかかり、今の小麦の価格と将来の出荷量を考えると難題が多いですが、しなくてはならない作業だと思うので行なっています。

こうして色々やってみると小麦は小麦粉として流通した方が、何かと都合がよい理由がよくわかりますし、なるべくしてそうなっていることもよくわかります。

ミルパワージャパン至高製粉の天然熟成キタノカオリが遂に登場!


ミルパワージャパンさんで製粉した天然熟成キタノカオリが50%使われています

ミルパワージャパン、創麦師とはより

外皮6層の内側3層のみを残すピーリング技術。1臼で1時間に2kgしか挽かない低速セッティング(製粉時の熱で小麦の香りが失われないため)。
小麦の品種、その年の生育状況を見極め6台ある石臼の個性に合わせ製粉するこだわり。

国内最高級というか、世界最高級と言っても過言ではない、小麦の製粉にそこまで?!と心配になるほど手間隙、愛情のかけ方が凄いです。

うちのキタノカオリも採算度外視が甚だしいのですが、ミルパワーさんの製粉方法はそれに輪をかけて上回っているようなんですけど、大丈夫なんでしょうか?

色々な意味で、なんだそれは?の粉でカンパーニュを焼いてくれました、ありがとうございます。

内情を知ると、現時点でこのカンパーニュの右に出るものはないと思いますが、かといって何があるわけでもないので、自己満足がすごく楽しい今日この頃です。

想いが重なるパワースポット


手前カムホ2017、奥側ホクシン2017

厳寒期を越えて暖かくなってきている日々この頃です。

畑とはぁ~ 土にあらず 心の架け橋ぃ~

5、6、8で字足らず余りですけど、まあいいです。

畑をモノとして見ることは元々ないのですが、なんとなく。


カムホ2017の発掘

カムホにぃ~ 想い重なる また一つぅ~

パワースポット化している畑に~化しているカムホ、パン小麦の域を越えてきた感があります。

発芽小麦もカンパーニュも実は凄かった件について


自然栽培の自然発芽小麦が使われているまさかのカンパーニュ

思い込みとは恐ろしいですね、発芽小麦は屑扱いされてますので、てっきりそうだと思い込んでました。

でも調べてみると結構いいことや凄いこと書いてありますよ。
何これ?知らなかっただけ?なんですね。

小麦は主に胚乳(白い粉になる部分)を人は好んで食べるわけですけど、小麦にとっては発芽前に母乳にあたる大切な部分を食べられたら困るわけです。

食べられたら困る部分をわざわざ美味しく・健康によい状態にしておくはずがないですよね。野生動物のいる中、そんなことしたらすぐに絶滅してしまいます。

でも、発芽後はどうかというと乳飲み子(麦の芽)がすくすく育つように、胚乳はここで初めて美味しく・健康によい状態に変質するのではないでしょうか。

そう考えると人が小麦粉を発酵させ変質させる術は、自然のそれを模倣しているようにも思えます。

推測はさておき、実際小麦の粒を休眠状態、発芽初期、発芽後期で口にすると、休眠状態ではどの品種も大差なく味気がないのですけど、発芽後には甘みがあったり旨みがあったり間違いなく美味しくなっています。これは理屈ではなく実際口にするとすぐわかることです。

まさかのカンパーニュはまさか日本でここだけじゃないと思いますけど、おそらくお客さんも作っている当の本人も立派なパンにする技術を含めその凄さに気付いてないような気がします。

自然栽培小麦にみる病気の本質2


スイスBDスペルツ畑、1月中旬から2月上旬は冬期間でも一番の冷え込みとなります

自然栽培小麦にみる病気の本質1の続きです。

シ「~ この樹の若き種子から一番年古りたる巨木となっても、尚且つ葉や梢の芽が生え出るように、人体を形作っている細胞群も次第にその活力を失って遂に死に至る必要はないのであって、卵子或いは個細胞のように、若々とまた青々と伸びることもできるのである。~略~ 病とはとりわけ安らぎよりの分離、安らぎの欠如である。~」
シ「身体の調子は、ペストや流感のような伝染病、その他の病にも、自然に且つ容易に抵抗して維持されるようになっている」

繰り返しですが「」は”~かもしれません”です。

ここは田舎で農業地帯ですので、道路を車で走るとおのずと自然や沢山の畑を見比べることになります。
上の「」を念頭において、沢山の小麦と小麦、沢山の人と人、植物と人をよく観察すると本質がおぼろげに見えてきます。

自然栽培を続けていると、病気をどう対策するか?からやがて、病気の概念そのものが消えていきました。
理解するしないに関係なく頭の片隅にでも「植物と人の生命反応が基本的に一致している」と置いておくと何かの役に立つかもしれません。