カテゴリー: はるきらり

目の前の子供たちのために


はるきらり #pirkaamam#bio#organic

はるきらりを収穫しました。

オーガニック学校給食プロジェクトに影響を受けてます。

推進活動の主なメンバー
ナチュラル輪おびひろさん
ベルセゾンファーム(折笠農場)さん
小笠原農園さん
農家バルFOODBABY(松橋農場)さん
アグリシステムさん

とかち・帯広で根強い人気を誇る庶民派ベーカリー 満寿屋商店(ますやパン)さんの杉山社長と冬~春先に何度もお会いするご縁がありお話を伺って、オーガニックに関心を持っている事、地元産(とかち)有機小麦粉の入手が困難である事、オーガニック給食にパンを提供する事も可能との事から、目の前の子供たちへの広範囲かつ現実的な最短ルートだと考えるに至り、アグリシステムさんからタイアップ可能、種子供給可能との返答が最終的な後押しになって、即行動(有機はるきらり栽培)に移したのが実際現実の経緯です。


はるきらり #pirkaamam#bio#organic

若手の超新星、大型彗星にも影響を受けてます。

さわやま農場さん
とかち河田ファームさん

アカザ・シロザと言う名のキヌアにも影響を受けてます。

アカザ・シロザの未熟種子は水分が多く、小麦に混ざると収穫、乾燥に四苦八苦するですが、この日神風(この時期には珍しい強風)が吹いて事なきを得ました。

ここまでやるべき事はやったと思うのはただのエゴ、自己満足なんでしょう。わかってます。この後このはるきらりがどうなるか、どうなったかの見返り(目の前の子供たち~)は考えないようにします。無事収穫させていただきありがとうございます。

小麦とキヌアの混植同時収穫試験


はるきらり(2022) #pirkaamam#bio#organic

より自然な栽培をするとより危険な風になるのはすっかりお手の物です。

もの凄く収穫の邪魔になり迷惑千万なシロザ・アカザが所狭しとビッシリ生えております。

ところがどっこい、シロザ・アカザは実は古い時代に食用として渡来していたとの事。

シロザ:ユーラシア原産→中国経由で古い時代に渡来
アカザ:インド原産→中国経由で古い時代に渡来

↓そしてどうやらシロザの方が先輩のようです。

東邦大学薬学部付属薬用植物園
※参照


ブラックキヌア #pirkaamam#bio#organic

なぜ今ごろシロザ・アカザが「Black Quinoa(ブラックキヌア)」だと気がついたのか?

それはとかち河田ファームさんにご教授いただいたからです。←是非リンク先をご覧ください。

ほら、シロザ・アカザとにわかに呼ばれていたスーパーフード「Black Quinoa(ブラックキヌア)」が小麦よりも輝いて見えるようになりませんか?

しかしまあ不思議なご縁ってあるんですね。

それだけではないご縁がこのはるきらりには束のように繋がっているように思えます。

考えれば考えるほど不思議どころの話ではないです。とても書ききれる、話尽くせるものではありません。

気づけばダイオウ掘ってます


はるきらり(2022) #pirkaamam#bio#organic

一体あと何年すればダイオウ掘りから解放されるのか、なぜ種が付かないようにしてるのに、なんなら増えているように感じるのか。

これは何て言う超常現象なのか、何かのカルマが解消されていないのか。


つくし(2022) #pirkaamam#bio#organic

つくしが大豊作のようなので、人生初つくし食をしました。

持ち帰って調理するのが面倒なのでその場で生食しました。

意外や意外、カサカサしててスナック菓子みたいで美味しかったです。知らなくて今まで損してたやつです。やめられないとまらない。食糧危機で昆虫食させられるよりは遥かにマシだと思いました。

今シーズン(2022)の種まきが始まりました


はるきらり(2022) #pirkaamam#bio#organic

いろいろあって二度と蒔かないと誓っていた春小麦を今日蒔きました。

突然のお願いに快く対応してくれたアグリシステムさん、本当に素晴らしい会社です(とは言っても会社なんて人はいないので、具体的には中の人が素晴らしいのです)。

さて、この今回の春小麦には語るに尽くせない背景があります。種は蒔きました、後は人事を尽くして天命を待つ、正にこの言葉がしっくりきます。

 
リクエストをいただきました「ふるって使う時の“ふすま”を皆さんどのように利用されているか、色々と知りたいです。」についてのアンケートに思いやりのご回答ありがとうございました。

全粒粉パン以上のフスマを含むパンを作られている方、妙案など、目からウロコが落ちるようなご回答もありがとうございます。常々言ってますけど、オーガニックに取り組んで良かった事は、良い人(思慮深い人や思いやりのある人など)と知り合う機会に恵まれた事です。こうした人生の経験を積める事に心より感謝しております。

↓以下、ご参考になりましたでしょうか?また何かありましたら何なりとご要望ください。

ふるったフスマをどのように利用されてますか?(回答内容は追加できます)
  • 内容を追加

arracher les patiences (アガシエ レ パッシオンス)、不可解に思える事象の意義


はるきらり2018 #bio#pirkaamam

フランス語でダイオウ(エゾノギシギシ)はpatiences(パッシオンス)だと教えてくれました。
パッシオンスを抜く(arracher:アガシエ)、つまり「ダイオウぬき」。

フランスのビオ(オーガニック、有機栽培)の小麦畑にも、ダイオウはあるのでしょうか?

ベースベーカリーさん御一行が、ダイオウ抜きの求人をブログで見たと、急遽週末に駆けつけてくれました。スペシャルゲストのベルさんも一緒にです。

WWOOFみたいで大丈夫と時給は一切受け取ってくれません、こんなことあるんですか?

 
気がつけばもう10年以上もダイオウぬきを続けています。
ダイオウの種を畑で増やさないように、年々少なくなっていくダイオウをみて、いつか楽になる日を夢みながら。

なのに、去年のホクシン畑の後に猛烈にダイオウ株が増えていて、冬の凍結(ダイオウの枯死)もなく、雪解け後の無数のダイオウをみて少し心が折れかけていたのですが、ダイオウに起因した一連の出来事をみていると、今ではそのダイオウすら意味のあることに思えてなりません。・・・まあ偶然なのでしょうけど。


雨の中、なかなか帰ってこないモミさんを迎えに行ってダイオウを抜いているの図。

思うことは山ほどありますが、今はまだ心にしまっておきましょう。

きっと、今年みたいなダイオウぬき(ダイオウの多発)はもう今後はないと思います。

「ダイオウぬき」という日本の仕事


はるきらり2018 #wwoof#organic#pirkaamam

「ダイオウぬき」という単語、仕事を覚えてくれました。
足を使ったスコップの扱いも上手になりました。

こんなに足跡、スコップ跡のたくさんある麦畑も、そうそうないと思います。

「ダイオウぬき」をイベントにする。
やりようによっては面白いのかもしれませんけど、抜いた量を競うダイオウダービーとか?、ダイオウ株元に何か埋めてレアダイオウ探しとか?

ずっと一人でしていた時間が長かったので、もう充分なイベントに感じます。

「はるきらり」の中に雑草とダイオウがほぼ生え揃いました


はるきらり2018 #植物性オーガニック#pirkaamam

シロザ(アカザ)、オオイヌタデ、エゾノギシギシ(ダイオウ)がびっしり生えています。

こんな状態でちゃんと小麦が雑草に負けず収穫できるのか、いささか心配です。

案ずるより産むが易しだといいのですが、これで大丈夫ならそれはそれでミラクルだと思います。


何事も経験です。

それにしても今年はダイオウがとても多くて、まだこんなに土の中に種が残っていたとは・・・、もう10年以上も種を落とさないようにしているのに。

猫の手でも借りたい状況で、この間の大学生ウーファーさんに教えてもらった農家バイトを試すべく、急遽近隣の大学にダイオウ抜きの求人広告を出してみました。

こうした求人は初めてなので、来てくれるのかドキドキします。

「ハルキラリ」とその他小麦2種類の種まきをしました


ハルキラリ2018 #pure#pirkaamam

悩んだあげく結局自然栽培を貫き通す事になりました。
実質評価されない自然栽培に嫌気がさして、牛糞堆肥多投の普通の有機栽培に戻すことを考えましたが、何とか踏みとどまっております。

普通の有機栽培に戻すだけなのに、別に悪い事などしてないのに、何となく後ろめたい気持ちになるのは何故でしょうか?

今度の展望として「有機栽培」JASシールではなく、「より自然な栽培」pirkaamamシールを作ろうかなんて考えにもなってます。
評価されないことを嘆くより、きっともっと自分が強くなるしかないんですよね。
(信頼がないうちは第三者機関の有機圃場認定をもちろんしっかり受けます。)


ホラーサーン2018 #pure#pirkaamam

北海道で栽培できないとのことですが、ものは試しです。


農林61号 #pure#pirkaamam

北海道では越冬できないと思うので、まずは春蒔きで試してみます。
尊い意思を継ぐ小麦です。貫き通したので、これで丸山さんにも胸を張る事ができると思います。

エヤンペオピッタ ~大切なものすべて~


フォルコン「キタホナミ」

約1ヶ月ごとに原材料が切り替わるフォルコンブロート。・・・だったんですね。

その第1弾には、有機・自然栽培の「きたほなみ2017」が使用されています。

「きたほなみ」は国産小麦で圧倒的シェアの道産小麦です。


フォルコン「ホクシン」

お次に登場したのは「ホクシン2017」(以降も原料は全てオーガニックです)

この、人気があろうとなかろうと、原料をスッパリ切り替える試みは8月から12月末まで続くことになりました。

第2弾で風味の王者ホクシンが登場しています。

お客さんはどう感じたのでしょうか?


フォルコン「ハルキラリ」

さらに、春小麦最新品種の「はるきらり2017」と続きます。

後で教えてもらったのですが、全て「小麦の品種名」をあえてパンの名前にしたそうです。

こうすると、パンを買う時に小麦の名前を自然と覚えるように、確かになります。

フォルコン「春よ恋」

「春よ恋って小麦の名前なんですか?」と言う声を何度か耳にしました。

実は需要倍率3倍、業界人気NO.1の「春よ恋」が第4弾で登場です。

もし毎月このお店に通っている方がいたとしたら、「麦の名前」と「麦の味」を知ることになったと思います。

あなたは、あなたの命の糧となっている、いつも食べているパンの「麦の名前」と「麦の味」をご存知ですか?


フォルコン「エヤンペオピッタ」

2017年の締めくくりは「ノア2017」でした。あれ?スペルトだったかも・・・。

この構成は面白いですね。なったのかそうしたのかは、ご本人に聞かないとわかりませんが、ここにきて品種名から「エヤンペオピッタ」ですからね。

パン屋さんでパンを買うだけ(失礼でごめんなさい言葉のあやです)なのに、何でしょうかこの感じは?
もの凄くゆっくりとした時間の流れの中で、まるで壮大な物語を体験しているように錯覚を覚えます。

お待たせしました、やっと製粉できました、ノアが凄かったです


ようやく作業が一段落した感じで、やっと念願の製粉作業まで漕ぎ着けました。
手持ちの製粉機での製粉の感想を書いておきます。

製粉機スペック:国光社ひかり号A-1・篩セット(60メッシュ)
玄小麦の水分率はどれも約12.0%です。

きたほなみ:胚乳がきめ細かくて篩が目詰まりする。粉・フスマがしっとりしていて製粉機のタンク根元が2周目から詰まる。
ホクシン:きたほなみと同じ。詰まるので非常に時間がかかる。
はるきらり:胚乳がガラス質で篩通りもよく、問題なく製粉できた。
ノア:2周目までは胚乳がガラス質のようで篩通りよく問題なし、3週目以降は胚乳・フスマがしっとりした感じに変化したが、詰まることなく製粉できた。
春よ恋:はるきらりと同じ。胚乳が白くて綺麗。

現状の製粉機では、中力品種のきたほなみ・ホクシンは製粉できないとの判断をせざる得ない残念な結果となりました。


ノア2017.bio i6083(i:金臼、60メッシュ、歩止83%)

ノアが凄かったのは、製粉過程での珍しい粉質の変化もそうですが、挽きあがりが美しい黄色い粉になったのには感動が一入ありました。

ある程度フスマを取り除いた、ある程度白い粉でのパンの試作がまだなので、どんなパンになるのか凄く楽しみです。