投稿者: pirkaamam

CICOUTE BAKERYさん、SOILさんが農場視察に来られました


庄司さんのライ麦畑、キタノカオリも見せてもらいました。ベーカリー界隈では皆さんご存じのお方だと思いますが、実はピリカアマムの小麦選別、自家販売の師匠です。

この日、東京は八王子からチクテベーカリーさん、横須賀からソイルさんが当農場にも視察に来られました。

両店ともインスタなど御覧になれば一目瞭然なのですが、とても感性豊かなパンを焼かれておられます。

お陰様で視察受け入れを初めてから実に多くの方々に農場に足を運んでいただいて、僅かな時間のご案内の中で捉え方は人それぞれだと思いますし、何かしら感じるものがあったとしても、こちらからは心の奥底までは見えません。

でもひとつ面白いと思うのが、自然と向き合っている状態で、その人の本質みたいなものが感じられる時があります。それがあってるかどうかはわかりませんけど、自然を前にして隠せない何かが現れるのでしょうか。

誤解のないように、これらは今回に限らずいつも思うことです。

それはさておき、怒涛の視察2週間から今シーズンの締めくくりのような楽しい日曜日でした。

遠方より足を運んでいただき、ああ書かざるを得なかったものの本心では感謝しております。いつもありがとうございます。

メーメーファームさん、メーメーベーカリーさんが農場視察に来られました


北海道斜里町のメーメーファームさん、メーメーベーカリーさん、皆さん個性派のメーメーファミリー。

斜里町は北海道の東の方(網走や知床の方面)で何となくオホーツクの冷涼なイメージをもってましたけど、十勝と同じ感じで農産物の収穫量もあまり変わらないとのことでした。

メーメーファームさんは一部試験的に無農薬のライ麦を栽培、去年はコンバインが詰まり手刈りで収穫したそうですが、今年はコンバインで上手く収穫出来ることを願ってます。国産のライ麦、特に無農薬は貴重ですからね。

メーメーベーカリーさんは羊のいる薪窯パン屋さんで、今は惜しまれつつも休業中だそうですが、こちらも新メーメーオープンが順調に進むよう願っております。

日本の社会における環境や食へのあまりの関心のなさに、人と社会と未来をかなり悲観ぎみに見てましたが、なんとなくですけど思っていたより大丈夫なような気がしてきました。

徳島の若葉農園さんが農場視察に来られました


徳島県の自然農法 若葉農園さん、秀明自然農法は筋金入りの自然農法です。

パンフレットより抜粋

肥料や農薬を使用せずに育てています。秀明自然農法は不純物をまったく投入しない農法です。

平成8年から新規就農でこの農法を初めて20年を超えますが~略~20年を経過した現在でも、しっかりと野菜や作物ができています。むしろ畑に何も投入せず土が清浄化されるごとに年々野菜の出来がよくなってきています。

化学肥料はもちろん動物性の有機肥料や油粕などは一切使用しておりません。(植物性の堆肥のみ部分的に使用しています)

加えて種は自家採取だそうです。

初期の苦労話も(奥さんから)お聞きしました。今は法人化も軌道に乗られているようで何よりです。

信念をもって取り組んでこられたことに、ただただ頭が下がる思いでしかありません。

「準備が出来た時に師が現れる」とは良く言ったものです。至らないのは周りのせいではなくあくまで自分なんですよね。すぐ現状に満足して、同じ事を繰り返し始め、怠けてしまう癖はいつになったら治るのでしょうか?わかりました、しっかり目標を見据えて次のステップへ進むよう勇気をもって頑張ります。

北海道立農業大学校からの視察研修を受けて


北海道立農業大学校 農業経営研究科の皆さんと記念撮影

恥ずかしいほど自分語りをしてしまいました。

農場概要や今に至るその経緯を説明すると、それは個人事業主ですから自分語りになるってもんです。

学生さんにとってはいつも受けている授業の一環としての、多々あるケースのほんの参考程度のほんの数時間のことなんでしょうけど、結構こちらとしては慣れないのもそうですけど、貴重なお時間をと思い無我夢中で一生懸命話した結果、思い返すと毎度の事ながら恥ずかしさと少しの後悔が残ります。

嫌な顔ひとつせず、みんなよく聞いてくれたと思います。だからこそ話すぎたんでしょう。

ここで恥ずかしくも学んだことを、また何かの機会にいかせたらと思います。
教職員の皆さん、研究科の皆さん、普及所の皆さん、誠にありがとうございました。

これからの方は、古き社会の殻の中で自分を押し殺すことはないと思いますが、一人ひとりがより自由に輝ける未来になるよう願っております。

ホクシンの最終手取り除草を行ってます


ホクシン2019 #bio#より自然な栽培#pirkaamam

WWOOFのホストプロフィールに「カフェは週一営業のため、カフェを目的とした場合ご期待に沿えないと思います」「作業はダイオウの除草と豆の手より、麦みがきです」と書いたら、全くと言ってよいほど応募がありません。

WWOOFが何なのか少しわかった気がするホスト3年目の夏でした。

と言う訳で日曜日に一人寂しく、ダイオウ・マツヨイセンノウ討伐をしてました。

モジャモジャの白クローバのお陰で歩くだけで重労働です。

ホクシンも今年で最後かと思うと、ひたすら歩きまわった小麦の手取り除草、過去の長い年月が走馬灯のように駆け巡りました。

自然栽培小麦の適正価格試算①~それでも自然栽培小麦を使いますか?~


イタリア由来のピッツア用小麦2019 #bio#より自然な栽培#pirkaamam

より透明でクリーンなフェアトレードのために、少し難しい話にお付き合いください。

小麦の価格について順を追ってご説明いたします。

国産小麦の価格は入札価格が公開されておりすぐにわかるのですが、1キロあたり約60円です。
小麦生産者には1キロあたり約60円が小麦の品代として支払われます。

※約50円とずっと思ってましたけど、約60円みたいですね。

輸入小麦との兼ね合いからこのような価格になっておりますが、この価格では国内の小麦生産が壊滅しますので、国が保護政策を行っております。

農業政策として適正な生産者手取りになるよう、いわゆる補助金(交付金)として上乗せして支払われます。

つまり小麦の価格は小麦生産者にはこう示されます。

「品代+交付金」= 生産者手取り

交付金の算出は、見た目検査の「等級」、成分分析での「ランク」で行われます。

※[パン・中華麺用品種品種]=強力品種・硬質小麦
※[パン・中華麺用品種以外]=中力品種・軟質小麦

例えば十勝でほとんどの生産者が作付けしている「きたほなみ」の場合は、品種特性で見た目が綺麗かつ成分も安定しているため、ほぼ1等Aランク(パン・中華麺用品種以外)になります。

「きたほなみ、1等、Aランク」(1キロ換算)
品代(約60円)+交付金(約112円)= 生産者手取り(約172円)

パン用として大人気の「ゆめちから」は品種特性から少し見た目が悪く、等級が2等になる場合も多いようですが、通常は製粉して使うため使用上問題ないのに等級が下がる「見た目検査」に異論が出ているようです。

「ゆめちから、2等、Aランク」(1キロ換算)
品代(約60円)+交付金(約131円)= 生産者手取り(約191円)

※[パン・中華麺用品種品種]の交付金単価が高く設定されているのは、供給の少ない強力品種の推進、収穫量が劣るなどの理由だそうです。

日頃より「小麦は3分の2が交付金」と言っている理由がこれでお分かりいただけたと思います。

とりあえず、ここまでが基本知識です。

フェアトレードのために内訳を透明にする取り組みはどうですか?
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農繁期における「ご都合のよい日は?ご都合のよい時間は?」のご質問について


とよみずき2019 #bio#より自然な栽培#pirkaamam

種を蒔いてからは、約一週間おきに機械除草(カルチ)を続けます。
この作業は丸2日かかります。大豆の小草退治だけで7日の内に2日です。

表土が白く乾いている時の作業が望ましく、雨の日、その次の日は行うことができません。

その時の天候よっては3日に一度雨が降る場合もあり、雑草は休みなく次々と発芽するのに機械除草が出来ない、これはとてつもない精神的なストレスとなります。

「ご都合のよい日は?」
「ご都合のよい時間帯はありますか?」

曜日でもなく自分の意志でもない、自然や天候にあわせて作業を行っている仕事がある事をご理解いただきたいと、ご質問の度に切に思います。

天候によっては約2~3週間でたった一日、半日の機械除草のチャンスしかない場合もあり、その日に事前に予定が入ってしまうと、雑草だらけになってしまった畑の草取りは一体誰がしてくれるのでしょうか?炎天下の中何日も通って朝から晩まで責任と雑草をとってくれるのでしょうか?…とは決して言いませんが思ってます。

少し厳しく書いてしまいましたが、
「ご都合のよい日は?」に対する確実な応えは「雨の日」ですが、雨の日くらい休みたいです。
「ご都合のよい時間は?」に対する確実な応えは「夜」ですが、夜は寝たいです。

誤解のないように、見境なく拒んでいる訳ではありません。出来ればのんびりと暮らしてゆっくりと皆さんとお話し出来れば何より良いと思います。場合によっては人の倍頑張って時間を作るよう努力しておりますが、こうした農繁期の諸事情を理解していただければと思うしだいです。

天候が順調なら結果オーライ視察4Daysも出来てますからね!って調子にのってしまうといけません。この時は運が良かっただけです。

キャンドル作家さんとベーグル職人さんが視察に来られました


全国を灯し歩く蝋燭作家、チエミサラさん(中央)
広島のベーグル屋さん(只今休業中)でオーナーシェフとしてご活躍されていたK本さん(右)

自然な灯りを食卓に灯す、とかく忙しない毎日の中でゆったりとした時間があってもいいのかなと感銘を受けました。

自然が大好きなベーグル屋さんは人気で多忙で身体を壊したそうですが、でもベーグルがやっぱり好きで近々再オープンの予定だそうです。

まるで教訓を体現して教えに来てくれたようなお二人でした。
自分の身につまされる話ですから。

ノアR(ainbow)のご愛顧誠にありがとうございました


お陰さまをもちまして完売いたしました。
ご愛顧誠にありがとうございました。

「混播できない春小麦と秋小麦の虹の架け橋」

NoahR(ainbow):ノアレインボー
Noah4R : noah4 × 春よ恋
Noah5R : noah5 × 春よ恋 × ツルキチ

Rとしては約2年間の登場でしたが、瞬く間に感じます。

今後はシロザ(雑草)が猛烈に増える春小麦の栽培予定がない事から、本当に限られた期間、限られたお店での思い出の一幕となりました。

風変わりな試みにお付き合いいただき、パン屋さん、お菓子屋さん、パンやお菓子を手にとって頂いた方々には、心より感謝を申し上げます。

もし、春よ恋が8月まで残っていればノア6Rも出来なくはないですが…、ここで有終の美を飾ることといたします。春よ恋はとても良いとても美味しい小麦品種でした。

まだもう少しの間、日本のどこかでノア5Rのパンやお菓子に出会えるはずです、見つけたらアングラな小麦史に是非ともご参加ご賞味ください。

ノアは粉での販売はしておりません。ノアのあるお店は手間隙を惜しまず自家製粉している極小数のお店だけです。そのお店はきっと大切な何かを心のどこかで感じられる方がおられるお店なんだと思います。

アグリシステム主催の有機栽培農場視察研修に参加しました


大型バス貸し切り、総勢30名近くの参加者に当農場へと足をお運びいただきました。
お忙しい中、誠にありがとうございました。

言葉でいくら説明した所であまり伝わらない事は重々承知の上ですが、それでもせっかくの機会に言い逃す事のないように、聞いてくださっている皆さんのお時間をあまり取らせないようにと、いつものようについつい早口で詰め込んでしまいました。


午後からは更別のアグリシステム直営農場トカプチへ、毎年凄いスピードの進化に驚くばかりです。

牛が増えてて一部畑は牧草地に、チーズ工房には熟成庫を増設していました。
今後のライ麦栽培に意欲をみせる様子もありました。

トカプチは会社組織なので中の人がたまに入れ替わるのですが、その度に雰囲気が変わるのがまた面白いと思うのと、上富良野トカプチを含め、次々と理想を実現していくとにかく期待せずにはいられない農場です。