ブタナ特区を設けました


スペルト2021 #pirkaamam#bio#organic

ブタナを放置するとどうなるのか、かねてより構想のあったブタナ特区を設けることに決定しました。

本音、ブタナの無限ウエーブにはもう付き合いきれません。心が取るなと申しております。種が移動を好むという事は定住を嫌うって事だと仮定しておきます。

元気いっぱいのチベット小麦はきっと需要がないでしょう


チベット小麦2021 #pirkaamam#bio#organic

試験区の中で一番まともに生育してるのがチベット小麦です。眉唾ですけどチベットの古代小麦だそうです。

どう見ても考えても需要があるようには思えません。何が古代小麦ぽくないかと言ったら、殻なし、短稈な事です。あと粒の味に何の特徴も無かった記憶があります。グルテンが少ないようで、それが本当ならパンには不向きでしょうし。

その他の試験栽培小麦の様子↓

ライ小麦(らしき麦):冬枯れ?でほぼ全滅
エンマー:冬枯れでほぼ全滅
ノゲなしエンマー:冬枯れでほぼ全滅
変異小麦:冬枯れ?で半滅
ブラックエンマー:冬枯れ?で半滅

カナダスペルト:元気
アインコーン:元気

地力低下の著しい酷使している畑なのも冬枯れの原因かと思います。それでも元気な品種は元気です。

ブタナ 2nd ウエーブ 襲来


ノア8 #pirkaamam#bio#organic

この2ndウエーブが第一波に負けず劣らずの規模で、去年はここで心が折れました。

今年は三波までしっかり乗り越えたいと思います。

密度の高いブタナ群が毎回同じ位置にある事から、全株が浮遊侵入と言う訳ではなく地に足をつけて増えている印象です。つまり根気よく花を開花後すぐに持ち出すように管理すれば、数年で激減する可能性があります。今まではダイオウにかまけてブタナ対応が出来てなかったって事ですね。

今日は歩き疲れてパンを焼いてません。

家庭菜園の無農薬小豆の草取りをしてました


家庭菜園小豆 #pirkaamam#bio#organic

こんなに初期成育が緩慢ですぐに雑草に埋もれてしまう小豆を、まとまった面積で無農薬栽培するなんて、にわかには信じられないぐらい凄い事だと思います。

無農薬大豆の大規模栽培を成し遂げている経験があっても、無農薬小豆は家庭菜園でいっぱいいっぱいです。


家庭菜園小豆 #pirkaamam#bio#organic

猫の額ほどの面積を1日がかりでホー除草(ホーと言う道具を使った手取り除草)しました。

特に宿根草のスギナ、シバムギに苦労しましたけど、スギナなんかは最強薬草とも云われてたりしますし、スギナを削りながらも色々と考えさせられます。一応除草がてら綺麗そうな新芽を頂いておきました。


8β100、らしき麦(由来)酵母液種30、水35、塩2、1次発酵25℃2時間→パンチ→成形→2次発酵25℃4時間→焼成

1次発酵短め(具体的には膨らみかけ)を試したら、その分2次発酵が長めになったように思います。

その後の液種の進化について、約4℃の低温で液種を管理すれば、アルコール分はさほど必要ないようです(あまりアルコールは生成されません)。使った分は糖度10~20の甘い液(ハチミツや果汁が好ましいらしい)を足しておけば良いです(あえて雑菌を侵入させる事のないように)。

水深は浅い方が酸素が溶け込み易いのか良い感じです。具体的には3cmより2cm、2cmより1cmの方が良い感じです(プシュの音で確認してます)。

想いの種


ノア8ミッシュ #pirkaamam#bio#organic

ライ麦を掻き分けてダイオウを探していたら、ビオラの原種「ビオラ・アルベンシス」がいました。

ノアにビオラを混播しようと思いつつ何年も行動に移せませんでしたが、いつのまにか実現してました。


8β300、混酵母液種10%、水70%、塩2%

鎌で切った傷口がふさがってきたのでパン研究を再開しました。

旨味を出す方法がわかった事で、ようやく五味(甘味、酸味、苦味、塩味、​うま味)全てが出揃いました。

原理さえわかれば後は何とかなるでしょう。次なる目標は食感と見栄えですね。

今年もブタナの季節がやってきました


スペルト2021 #pirkaamam#bio#organic

ダイオウ(エゾノギシギシ)、イヌカミツレ、ハルザキヤマガラシの主要な小麦の強害草は、種を付けさせないようにしてると年々減ってくるのにブタナは減りません。タンポポの綿毛と同じく飛んでくるので厄介です。

でもブタナの手取り除草のお陰で小麦畑をくまなく歩く事になり、強害草の残党を見つけられたり作況調査も出来るので、悪い事ばかりでもありません。

何より日光の下の有酸素運動と発汗は健康にすこぶる良いです。小麦(植物)の光合成で酸素濃度が高いかもしれませんし、小麦畑の中にいると空気が格段と美味しく感じます。もちろんマスクなしです。


冷蔵庫内の温度を測ると、冷蔵室も野菜室も約4℃でした。

鎌で切った手が治るまで酵母は涼しい(寒い)場所でお休み中です。

たまに蓋をあけるとプシュっと音がするので、酵母は4℃に冷え切っていても本当に活動するんですね。

大豆カルチ(機械除草)3回目の設定


ユキホマレ2021 #pirkaamam#bio#organic

2回目の7日後、2回目からの変更点:ウイングディスク内から4、株間輪土寄せ隙間約4cmウェイト1.5kg(旧ウェイト式の場合)。株間輪はデフォルトから左右を入れ替えて土寄せにする。株間輪にタインは付けない。速度約8km(※培土量を速度で調整)。

※株間輪取り付けのコツは、角度最大上げで隙間0cmになるように取り付ける。以降隙間は株間輪の角度を変えて調節する。

意図しない雑草化ライ麦は二刀流で穂を切り落としました


ノア8 #pirkaamam#bio#organic

結局、ノーマルノア8の雑草化ライ麦は鎌を両手に持つ二刀流でバッサバッサと穂を切り落としました。

週末から急に気温が上がり暑さと強風の中の作業、疲労で集中力が切れたのか親指も少し切ってしまい、今回の雑草化ライ麦騒動は身体と精神に強く刻まれる事になりました。

結論、小麦とライ麦の両方を栽培するのは、同じ畑、同じ機械を使用するならコンタミが著しくなるため無理である。それぞれを専用として2セットずつ用意するのはもっと無理である。

自家採種しないで毎年新規に種を購入するなら、種まき時のコンタミは防げますけど、ノアもスペルトもライ麦も自家採種をしてるので、需要を考慮した消去法により今後のライ麦栽培はすっぱりと諦めることにします。

赤いお花もミッシュ!ノア8ミッシュ!


ノア8 Misch #pirkaamam#bio#organic

ノア8には赤い綺麗な花の咲くクリムゾンクローバーを混播しておきました。

今後のノアには経済的に無理のない範囲で花の種を混播していく予定です。

理由は特にありません。見ていて綺麗で癒されるからです。農業技術的にはリビングマルチになります。

ホームセンターなどの期限切れの花の種とか捨てるんなら欲しいくらいです。


タンポポの花(由来)酵母

約1ヶ月かけて安定的な純粋酵母になりました。

麦芽糖は酵母の食いつきが悪いようで、今は食いつきの良いハチミツで培養してます。

そうそう、ダイオウ酵母はとても臭かったので自然に還しました。


8β100、タンポポの花(由来)酵母液種65、塩2、※今回は成型後4℃2日発酵を試しました。

液種にアルコール臭があまりなかったせいか、液種の割合が多くても癖のない味でした。

らしき酵母と同程度の捏ねやすさ、膨らみ方は普通、味も普通、タンポポの風味や酸味はなし。旨味は出てません。