教訓:殻なしヒマワリの種を蒔くべからず


ヒマワリ #pirkaamam#bio#organic

中央から←左:殻なしヒマワリ(食用に殻を取ったもの)の種を播種
中央から→右:殻つきヒマワリ(種としてはこれが普通)の種を播種

殻なしヒマワリでも発芽はします。しますがかなり生命力が弱っている印象を受けました。

殻つきヒマワリは発芽時に固い殻を縦(盾)にして土を割って出てくるようにも見えました。自然の摂理はよく出来てますね。

試験栽培は失敗してなんぼですので、貴重な実践経験が出来たと思います。

より自然な栽培はより危険な栽培?


キタワセソバ(2022) #pirkaamam#bio#organic

小面積での試験栽培でノーカルチだとこうなりました。

緑々しくて見栄えは自然な感じで良いのですが、およそ蕎麦の収穫で生計を立てれるようには思えません。


ナズナ #pirkaamam#bio#organic

ビッシリ生えていたのはおそらくナズナだと思います。

ナズナはソバの草丈の半分位で目くじらを立てる程ではないのですけど、これだけ群生されると流石に蕎麦も敵わないと思います。

思う思うですみません。初めての事でとにかくわからないんです。


キタワセソバ(2022) #pirkaamam#bio#organic

それでようやく梅雨のような天候から明けたのと、いろいろ物は試しと中耕してみました。

ナズナだけならまだしも、アカザやシロザと言う名のキヌアが少なからず散見されたのが気になりました。

こうしてみるとまだまとも?に栽培してるって感じになりました。いろいろ試して視野が広くなればなるほど何がまともかもよくわからなくなりますけど。

ふと思うに、アカザ(シロザ)と言う名のキヌア、オオイヌタデのたった2種さえ対処出来ればカルチカルチと天候に振り回されなくてもよくなるのかもしれません。

それにしても、こんなのでなんとかなりそうな蕎麦って凄いです。小麦はもっと凄いですけどね。

小麦の開花期を迎えました


Blés de Population(2022) #pirkaamam#bio#organic

一番遅いスペルトが出穂し始めて、ようやく全貌が明らかになってきました。

ライ麦の割合は平均すると10~15%ぐらい?に収まりそうです。

スペルトの割合は去年のミッシュよりは低そうです。

歴代の懐かしい顔ぶれ(イタリアピザ用やツルキチも)が揃っていて、思い出が走馬灯のようです。


シバツメクサ #pirkaamam#bio#organic

名前不明だった絨毯のような草は「シバツメクサ」と言う名前でした。

花が緑色なので咲いてるかどうか一見してわかりません。


コシカギク #pirkaamam#bio#organic

リンゴのようないい匂いの花びらのないカモミールのような草は「コシカギク」でした。


シロ&クリムゾンクローバ #pirkaamam#bio#organic

圃場全面にクリムゾンクローバが咲き誇り目標達成しました。

小麦に限らずありとあらゆる草が咲き乱れ、もの凄いポピュラシオン(多様性)になっております。

幻の試験栽培チベット小麦ご褒美1


チベット小麦、自家製粉、自家製サワードゥ、「玄と素 kuro to shiro」さん。

酸味:★☆☆☆☆

切って目からウロコが落ちました(意図的に粗びきにされているとの事)。

独学の天才が姿を現す日はいつになるのか、薪石窯がもの凄くゆっくりとですが着実に段を積み重ねているようです。

チベットの食卓が今後ツァンパかパンかで揺れ動く事になるのでしょうか?

また一つ未練が成仏しました。ありがとうございます。

頑張って歩き回ったご褒美


スペルト(2022) #pirkaamam#bio#organic

広大な面積を歩き回り一人手取り除草、疲れ切った体に染みわたるような美しい光景、こうしたご褒美がチラ、ホラ、とあるんです。


スペルト(2022) #pirkaamam#bio#organic

調子に乗ってスペルトの面積を増やし過ぎたと思ってます。

こんなにどうするの?と。あとここでのご褒美はヤバくて言えません。本当に止めてほしい。

それにしても自然栽培の潜在力は危険なほどです。


白クローバ(リビングマルチ) #pirkaamam#bio#organic

白クローバを存分に蒔きたかったと言うのが本音なのかもしれません。ついでにスペルト。

上っ面9割、本音少々、ネットで読める情報なんてそんなもんです。

だからと言って直接会って話したとしても、割合の増減はたかが知れてますけど。

くれぐれも妄信にはお気を付けください。

6月分三行コラム4


スペルト(2022) #pirkaamam#bio#organic

スペルト圃場でのライ麦コンタミは今年はほんの少しで安心しました。

あまり早く討伐すると穂の再生からの再討伐で2度手間になるので、慌てず急がず他の作業の合間を見て進めます。のですが、隠れ潜んでるダイオウが意外と多くて、気が付けばダイオウ抜きしてます。ダイオウを抜きながら思うに、見回りを促す意味では程よく散見されるライ麦も役に立っているのかなと思います。

さて、疲れて寝てしまった締切日を過ぎての3行コラムです。

「今年の6月上旬は近年になく涼しいと言うか寒いくらいの北海道です。皆さまも日頃からの体調管理にお気を付けいただき、いつまでも末永く健康で過ごせるようお願いします。ところで有機栽培と自然栽培の違いはご存じでしょうか?実はまったくの別物と言っても過言ではありません。より自然な栽培なんてのもあります。~さんにお送りしている玄麦はより自然な栽培のスペルト小麦なんです。」

ソバカルチ試行のはずがノーカルチ試行に


キタワセソバ(2022) #pirkaamam#bio#organic

雨曇天低温が続いてダイオウ抜きが捗ったのいいのですが、ソバの萌芽直前カルチ(機械除草)のタイミングを逃しました。

土を無理にかけない分、発芽は綺麗に揃ってます。


キタワセソバ(2022) #pirkaamam#bio#organic

もちろん雑草の発芽も綺麗に揃ってます。ヤバ谷園。

でも別にこれでもいいのかなと思うようになりました。蕎麦より小さな(雑草の)種は選別で問題になりませんし。MAX収量目指して売り先や果てしない野望がある訳でもないですし。

せっかくならもう少しこらえて蕎麦がぐっと伸びた頃にドサっと土寄せしようと思います。


最近、スマホ(主にSNS)に費やしていた時間が無駄だったとようやく気付きました。

市街地から遠く離れた農家パン屋の方の営業するしないの案内はとても便利ですけど、それだけです。

なんであんなに一生懸命に「いいね!」していたのか、「いいね!」して相手が良くなる訳じゃないし、自分は時間の浪費、それなら売り先のない草だらけのソバを相手にしてた方がよっぽど有意義に思います。

なので、SNSは必要最小限というか殆ど全く見なくなりました。「いいね!」はつけませんつけないでください。もしよろしければたまにお声を聞かせてくださいね。

雨が近くてダイオウ抜きがはかどります


イエローマスタード(休閑緑肥) #pirkaamam#bio#organic

ダイオウ(エゾノギシギシ)との格闘跡。

そこそこ多かったけど大した事はなかったです。

涼しかったからなのか、慣れたのか、若い時に買ってでもした苦労が効いているのか。


ユキシズカ(2022) #pirkaamam#bio#organic

ここもダイオウが多かったですけど、大した事はなかったです。

この幾何学的な蒔き方、大豆模様の美しさ、自然な栽培方法も相まって、なんて美しい。

今思えばまるで今のうちにダイオウを抜いておけと言わんばかりの天候でした。

カッコーが鳴いたので種まきを終わらせました


ヒマワリ中(2022) #pirkaamam#bio#organic

山鳩よりカッコーの方が暦通りに鳴くので賢いように思いますがどうなんでしょう?

カッコー、カッコーと、蒔け蒔け言うので言う事聞いて残りの種まきを一気に終わらせました。

未練のあったヒマワリを蒔けて良かったです。ついでに未練のあったソバも後先考えずに蒔いておきました。


ヒマワリ大(2022) #pirkaamam#bio#organic

カッコーが鳴く前に家庭菜園では先行してヒマワリの種まきをしていました。

「綺麗な花を見たい」と言うのが最初の動機でしたのでヒマワリ小(大中小は種の大きさ)を蒔いていたのですが、あれもこれもとヒマワリ選びがエスカレートして、どうせなら食用になるものをと考え始めて、せっかく片づけたプランター(種まき機械)をわざわざ出してまで本格的に蒔くに至りました。

ついでにソバ、大好きだったあのソバ。

さらに販売対象を緩和しました

お世話になっております。

ご注文ガイドの冒頭にあります販売対象をさらに緩和いたしました。

今回は「個人事業(もしくはそれに準ずる小規模)で」を削除いたしました。

どうにも恩着せがましいような真似をしていたとようやく気付きました。今まで誠に申し訳ございませんでした。

引き続きおごる事なく改心(悔い改め)を心掛けたいと存じます。

何年も何十年も先の事を考え土を耕し種を蒔き草取りして収穫、選別、調整、保管、受注、小分け、発送、集金、経理、税金徴収。ちまたで多く見かける生産するのがバカバカしくなるような値付けでの転売は絶対にお断り、これは信念として変えるつもりはありません。

どうぞよろしくお願い致します。