カテゴリー: エリモ小豆

月曜から雨天曇天で梅雨のようになってます


自給自足 #pirkaamam#bio#organic

連日ぐずついた天気で葉の露が日中乾かず、小麦畑に入れなくなってしまいました。

小豆(左)の無農薬栽培は草取りが大変なので僅かな量を、イエローマスタード(右)は緑肥用品種ではなくて、ちゃんとした食用品種でこちらも僅かな量です。

家庭で消費する分なら本当に僅かな量で充分です。僅かな量でも豊作なら食べきれません。大規模栽培がいかにおかしな事をしているのか、手で土いじりをしてると気付きます。人は自然から離れるほどおかしくなっていくと言うのもよくわかります。

今日は自給自足の草取りで土いじりをして、少しだけまともになったような気がしました。

小豆を精麦機で精豆するとこうなります


小豆の皮を精麦機でピーリングして綺麗にしようと試みました。

小豆は割れやすいため精麦機の回転を半分にしたのですけど、割れは防げませんでした。

割れたものの、一応削れて綺麗にはなってます。


金臼製粉機でサクっと製粉すると、生小豆の全粒粉が出来ました。

ある自然療法の本に、生小豆の粉はもの凄い解毒作用があると書かれていたのを思い出して作ってみました。

生小豆よりは効能が低いけど、小豆を塩ゆでしたものを風邪のひきかけに茶碗一杯食べるとすぐ治るとも書いてありました。砂糖を入れると駄目だそうです。

古来より小豆は薬として使われてきたそうですが、甘味料の方が多い餡など今では見る影もありません。

不要不急の外出をしないのは今は必要な処置ですが、免疫力を日頃から高めておくのはもっと大切なのではないでしょうか?もちろん小豆だけで解決するほど自然界は甘くないと思いますが…。

NOÉ BRIO (nature&chocolat) – CICOUTE BAKERY – TOKYO


CICOUTE BAKERYさん、東京、京王相模原線「南大沢駅」から徒歩5分、インスタ@cicoutebakery

一般的な「ブリオッシュ」より砂糖もバターも控えめだから短く「ブリオ」、ノアを使っているから「ノアブリオ」。一貫して芸術性を感じられるルックスの店内やパンなのですが、ノアの「海藻パン」など独特な感性のチクテさんです。

「カンパーニュ」「バケッド」「ロデブ」「コンプレ」「リュスティック」「タルティーヌ」「~sand」~華やかですね~「ドッグパン」「これでもかのチョコ」「シュトレン」「ブリオ」→「海藻パン」


[su_quote cite=”instagram @cicoutebakery” url=”https://www.instagram.com/p/B7ZwTrBlLg0/?utm_source=ig_web_copy_link”]週末パン中川さんnoah全粒粉パンも今日は手捏ねでちょこっとご用意。小麦が美味しいシンプルなパン🥖中はこんな感じ。小さめで食べやすいお食事パンはスープのお供に🤤[/su_quote]

そのままでも人気店なのにあえて手間の増える石臼ベーカリー製粉を導入した時は驚きましたが、だんだんと「ああなるほど」と理解できるようになってきました。


[su_quote cite=”instagram @cicoutebakery” url=”https://www.instagram.com/p/B7KXA_ElIK-/?utm_source=ig_web_copy_link”]久しぶりの中川さんnoah全粒粉パン🥖自然栽培中川さんエリモ小豆とマスカルポーネのsand。マスカルポーネでさっぱりな食べ心地🤤[/su_quote]

来る日も来る日も「~さんの」ってパンと一緒に生産者さん(うちに限らず)をご紹介されています。「~さん」と言われる書かれるのが慣れなくて恥ずかしくて「ピリカアマム」って名前を提案したのですが、きっとそういう事じゃないんでしょうね。お陰で最近慣れてきました。


チクテさんが講師をする貴重な(年に一度位しかない)パン教室で「イタリアデュラムのスコーン」をつくってくれるそうです。ありがたい話です。

最後になってしまいましたがチクテベーカリーさんのパンの特徴です。特筆すべきは自家製酵母パンにありがちな多くの人が苦手とする独特の酸味が殆どと言うか全くと言って良いほど感じられません。一体どんな工夫を重ねて来たのでしょうか?「いろんなパン屋さんでカンパーニュを食べてきて、チクテさんのが一番美味しくて、だからここで働こうと思いました」と当時のスタッフさんが誇らしげに話す様子が今でも強く印象に残ってます。その時のダイオウ狩りも印象深いです。

[su_quote cite=”cicoute-bakery.com” url=”http://www.cicoute-bakery.com/”]チクテは自家製酵母のパンやです。粉と塩と水でゆっくり発酵させたパン種と粉+塩+水で作ったパンが基本です。季節や温度で少しずつ変わる酵母菌と上手に付き合いながら1つ1つ焼いています。ゆっくりゆっくりがチクテのパンです。チクテのパンとお菓子で幸せなひとときを過ごしていただけると、うれしいです。[/su_quote]

ノアの「海藻パン」はどなたかみつけたら投稿してくださいね!

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酸味のでない老麺法のパンとは?気になったらお店に行くしかないです。


いちかわ製パン店さん、今後石臼を導入される予定だそうです。

幼き製粉職人さん?の挽いている粉はオーガニック春よ恋2017。
今から挽いてたら末恐ろしいですね。


こちらも挽きたて自家製粉(NOAH’R)。見てくださいこの美しさを。

検索してたらお店について池田さんの書いた記事 このパンがすごい! が出てきました。

立地条件は町外れにあるものの、行列ができたり、すぐ売り切れたりしているようです。


パン
国産無農薬スペルト小麦、石臼ベーカリー製粉(歩留まり89%)
水 100%
塩 2.2%
老麺 30%
湯種 30%(粉換算)

あんこ
無農薬エリモ小豆
北海道のてんさい糖

頑張ったスペルトと特に小豆が喜んでます。
この写真で、小豆栽培でご苦労されたY崎さん、Yもとさんも報われたと感じるのではないでしょうか?

お店が末永く愛されるよう願っています。
ご試作ありがとうございました。

2017年産エリモ小豆の販売について

エリモ小豆の在庫について、お問い合わせありがとうございます。
ご記入のメールアドレスに送信できずエラーになるので、こちらに返信しておきます。(※メールアドレスのご記入ミスもしくは、携帯及びスマホの着信拒否が原因かと思われます)

やっと粗選別が終わったばかりで、手よりしながら少量ずつの販売はこれからになります。
在庫は充分にございますので、必要な時に必要なだけお求めください。
2~3日内には商品ページの作成が出来る予定です。

ようやくエリモ小豆の一次選別を終えました


エリモ小豆2017.bio

とにかく忙しい毎日です。
あれが終わって一息ついたと思えば、また次の仕事が湧いて出てきます。

最近忘れっぽいのは歳のせいかと思ってましたけど、頭や気持ちが忙しすぎるせいだと何となく判ってきました。よかったぼけてなくて。

小豆は大豆用の転選機(豆をコロコロ転がす仕組み)を使えば、粗ゴミや割れた豆などは取り除けます。
後は、手よりもしくは色彩選別機で、カビた豆や虫食いの豆を取り除くだけなのですが、高価な色選は持ってないので、まあ手よりするしかないですね。

エリモ小豆は数ある小豆品種の中でも、抜きん出て美味しいと言われています。
同じ畑では8年に一度しか作れないとされていて、希少さに拍車をかけてます。

十勝産の豆は今やブランドとして大人気ですが、エリモ小豆はその中で今までもこれからも頂点に君臨し続けています。

自家栽培して自家消費する分には、どの小豆もそんなに違いはないんですけどね・・・。

豆の収穫シーズン到来、エリモ小豆の収穫を行いました


エリモ小豆2017.bio

小豆が酷く倒伏していたのと、残り雑草を取りながらの収穫だったので酷く疲れました。特にアカザが大木コルク化していてノコギリ鎌でギコギコしないといけないので大変でした。

たった1haの試験的栽培だったのですが、とにかく連日30℃除草といい、倒伏したため酷い時には5mごとにコンバインの刈取り部は詰まるしで、ほんと小豆には今年一年苦労させられました。

しかし、得るものも多々ありましたのでよしとします。来年もまた栽培してみようかな、なんて思ってます。しゅまりとか栽培してみたいですね。

この後は大豆の収穫も控えてますので、2~3週間ほどは激務の日が続きそうです。

連日35℃超えの猛暑日の中、小豆の手取り除草をしていました


エリモ小豆2017.bio

帯広は15日に最高気温37.1℃を記録し、3日連続の猛暑日としては実に92年ぶりだそうです。
うちの日陰の温度計は36.7℃だったので、ここもそんなに変わらないと思います。
体温より熱い外気温でも、水分さえ採っていれば人って意外と大丈夫なものなんですね。

ちなみに30℃超えの真夏日としては10日(11?)連続だそうで、こちらも毎年のように起こる異常気象の今年バージョンとして記憶に残ることかと思います。

そんな中、小麦の最後の手取り除草や、映画のお付き合い、小豆の手取りホー除草をしていました。

小豆の除草した雑草なんかは熱気ですぐにカリカリのパリパリになっていました。

小豆は初期の生育が遅く、無農薬栽培で除草剤を使わないと手取り除草で苦労したりしますので、無農薬の豆類の中でも特に貴重なんでしょうね。

無農薬あずきの超絶技巧カルチ除草


エリモ小豆2017.bio

無農薬(無除草剤)での小豆栽培なんてとんでもない話です。
炎天下で連日手取り除草できますか?っていう話ですので。

小豆は初期成育がとても遅くて、そのままだとあっという間に雑草に埋もれてしまいます。
相場価格はもちろん除草剤ありきの価格で、少々値段を上げたところで生活をかけて無農薬小豆をやってみようという人はまず現れないと思います。


エリモ小豆2017.bio

カルチと超絶技巧を駆使して、かなり久しぶりに小豆の除草をしています。
天候しだいですが手取り除草ゼロも可能な技術です。

でも何かとリスクが高いので小豆栽培は趣味程度に抑えておこうと思います。

※カルチ:機械除草機

カッコーが鳴いたので「エリモ小豆」の種まきをしました


エリモ小豆2017.bio

「あずきはいつ頃蒔くんですか?」「カッコーが鳴いたらです」

カッコーを気にせず早めに蒔いたりするのは今も昔も変わりませんが、でもやっぱりカッコーは目安として絶対なる威厳を保っています。

エリモ小豆は8年に一度しか同じ畑でつくれないと言われている小豆で、今は数ある小豆の品種の中でも他の追随を許さず常に不動の一番人気で、まあ凄い小豆です。

これが有機栽培、さらに自然栽培となると希少価値がもの凄くまさに「赤いダイヤ」です。

どなたか超高級・超高品質あんぱんや超高級・超高品質蒸しパンなど作ってみませんか?