
優しい小麦 #pirkaamam#bio#organic
南傾斜の畑から小麦が見え始めました。
一目で雪枯れはないとわかりました。根雪が遅かったので当然なのですが、この目で見るとより一安心です。

優しい小麦 #pirkaamam#bio#organic
株元確認、芯が生きててしっかりしてます。
優しい小麦は農場内で突然変異を繰り返した小麦です。
かの有名なバーバンク伝説のようにはならないでしょうが、やってる事は似たような感じです。まあそれを言い出すと育種はどれもあてはまりそうですけど。

「加納製パン」さん、帯広駅から車で7分、駐車場あり
どんなパン屋さんになるのか、なっていくのか期待の新鋭パン屋さん、新規オープンしてからもうすぐ1年、うちの玄麦を使っていただいてます。
パン職人歴はかなり長い方とお聞きしました。
天然酵母を継いでいて市販イーストは使用してないとの事です。
製粉機(石臼)をお持ちで、自家製粉の全粒粉パンも並んでます。

「Blés de Population(ミッシュ) 100%」のパンがあります!
「やさしい小麦 100%」のパンも期間限定(1月)で登場してました!
パン屋さんなら誰もが慎重になるであろう「蕎麦のパン(2~3割)」をさくっと導入した心意気には驚きました。

「自然栽培スペルト 100%」のパンも!
切って食べているとどことなく、今やカリスマ店のチクテベーカリーさんのパンが思い浮かぶ事から、おそらく技術が相当のものなんだと素人ながら感じます。

優しい小麦(2022) #pirkaamam#bio#organic
旧ぽつんと生えていた小麦らしき麦→旧奇跡の小麦→旧らしき麦→(ライ小麦?)→【突然変異】旧短幹易脱スペルト→【突然変異】旧新種のるつぼ→旧優しい小麦→旧名前のない小麦→旧小麦のような何か→旧Blés de Population(␣)→優しい小麦←now!
(注意点)チャレンジャーのための小麦、優しい小麦の単品売りはしておりません。ご注文ガイド不掲載。
個数限定ではないので急がなくても大丈夫です。もしよかったら感想を聞かせてください。
【スペルト(2022)19.6kg & 優しい小麦5kg 合計24.6kg】
置場価格 22,363円(21,363円)
道内 23,631円(21,993円)
東北 23,856円(22,103円)
関東、信越 24,039円(22,193円)
北陸、東海 24,138円(22,243円)
近畿、中国、四国、九州 24,236円(22,293円)
沖縄 24,245円(22,303円)
価格の算出式
スペルト(2022)置場価格÷24.6(kg)×19.6(kg)+Blés de Population(無印)置場価格÷24.6(kg)×5.0(kg)+地帯別運賃
※♥優割対象、♥スペルト2022感謝割対象、♥スペルトリピート割対象かつ実績になります。

チベット小麦(100%)、自家製粉、自家酵母、「チクテベーカリー」さん。
酸味:★☆☆☆☆
1号はフスマ多め、粗びきっぽい仕上がり。
一度の製粉でタイプの違う3号まで試作した北村さんの発想力が凄いです。
自家製粉すると粉受けの淵の方にフスマの多い部分が出来るのはわかる人はわかると思います。それを使用したとお聞きしてその発想力、実行力に驚きました。
野性味のあるチベット高原を彷彿させるお味は天下一品でした。

チベット小麦(100%)、自家製粉、自家酵母、「チクテベーカリー」さん。
酸味:★☆☆☆☆
2&3号は粉受けのフスマの少ない部分、チクテさん定番カンパーニュのような食べやすさ。
チベット高原は鳴りを潜めて、南大沢のチクテベーカリーさんが脳裏に浮かぶ垢抜けたお味は天下一品でした。
チベット小麦でもこんなに美味しくなるんだと唸りながらいただきました。小麦の品種ってなんだろう?とすら思いました。
貴重なご試作、ありがとうございます!

スペルト(2023) #pirkaamam#bio#organic
今回の純スペルトとしては2系統目の草丈がスペルトとしては低い方を選択しました。
理由はダイオウを見つけやすくするためです。1系統目のスペルトは後半ダイオウが探せなくなってしまい途方にくれました。
パンに向くかは未だ不明のままです。

␣ #pirkaamam#bio#organic
名前のない小麦も3系統目のスペルト候補としてとりあえず継いでおきました。
蒔くのが遅くなった理由は、放任期間を長くする試行をしていたらシバムギが繁茂してしまって、結果的に耕耘除草の回数を増やさざるを得なくなったからです。

試験栽培ブラックエンマー #pirkaamam#bio#organic
ようやく今頃小麦収穫が終わりました。もう近隣で今頃小麦収穫してる人なんて誰もいません。後片付けや何やらでどっと疲れました。
しばらくは適正価格でのエンマー需要がないでしょうから、楽しめる範囲にしておきます。

試験栽培アインコーン #pirkaamam#bio#organic
アインコーンも同じく楽しめる範囲にしておきます。
エンマーとアインコーンは登熟が遅いのでかなり面倒です。見栄えのいいノゲも正直面倒です。かつ国産かつ自然栽培だと適正価格はキロ2,000円くらいですね。きっと。

チベット小麦(100%か60%か70%だったはず)、自家製粉、自家酵母、「Trente Trois(トランテトロワ)」さん。
酸味:★★★☆☆
試作では酸味が出過ぎてしまったとの事ですが、★3を普通としてますし、そんなに出過ぎてるほどではないように思いました。
ある意味製品として削ぎ落された(言い方気を付けないとですね)パンより、生々しさ躍動感のあるこうしたパンを頂ける機会が何より貴重で尊い事だと思ってます。

チベット小麦(100%か60%か70%だったはず)、自家製粉、自家酵母、「Trente Trois(トランテトロワ)」さん。
酸味:★★★☆☆
100%と60%か70%を食べ比べてみると、どうやら100%だとチベットの風土(行った事はないですけど)が脳裏に浮んできて、60%か70%だとチベットがなりを潜めてずいぶんとあか抜けた感じになるようです。
「結構挽いた感じは粒子が荒くプチプチしてて、面白かったです。」
何気なく一言添えられているこうした感想がとても為になり嬉しいです。
ほんの僅かなサンプル量でしたのに、手を変え品を変え試作に多くの手間と時間をかけていただいていると思うと本当に頭が下がる思いです。
ただ、トランテトロワさんだけでなく数名の方に見られた傾向として+サービス品が多すぎます!嬉しい気持ちが第一としてもちろんあります、ありますけど申し訳ない気持ちが上回ってしまいますので出来れば次回(があればですけど)はレターパックプラスに入るだけの量でお願いします。※注意書きしていたレターパックプラス採用は一人もいませんでした。さすが最前線で生き抜いているパン職人さん達だと改めて実感しました。

スペルト(2系統目) #pirkaamam#bio#organic
品種名なし、利権(種子の権利)の絡まないオープンスペルトの2系統目です。
短幹で登熟が少し早めの傾向にあり栽培しやすいのかと数年前は思いましたけど、今となってはスペルトの草丈の高い利点が損なわれているように思います。
収穫期が少しずれるのはリスク分散には良いのかもしれません。
あと、風味はどうなのかですね。

(←)アインコーン、(→)エンマー #pirkaamam#bio#organic
エンマーにはやる気と言うものが全く感じられません。全滅はしないスタンスらしいです。
アインコーンはブラックとホワイトのミックスです。ほぼ全滅かと諦めてたら遅れてグングンきました。

ブラックエンマー #pirkaamam#bio#organic
虎の子ブラックエンマー、ようやく存分に増えました。
これでスペルト(殻付き小麦)が結構な弾数になってきました。なってきたのはいいのですが、ここからどれをどう増やしていけばいいのか悩みどころです。ノアいえブレドウポピュラシオンのエポートルドウポピュラシオン化が今後、今風に言えばえぐいことになりそうです。

チベット小麦(60%か70%だったはず)、自家製粉、自家酵母2種、「パン ヨルトノ」さん。
酸味:★☆☆☆☆
※参考までに酸味を主観(★)で表してますけど、基本的に普通が★3です。酸味なのか塩味なのか何なのかよくわからなくなって水でリセットしたくなる事ないですか?それが★1です。
斬新な発想、さすがと言わざるを得ません(60%か70%のうろ覚えで申し訳ないです)。
あのチベット小麦がずいぶんと食べやすくなっていて、一人唸ってしまいました。
次のブレドウポピュラシオン(旧ノア)にチベット小麦が加わるといかがなものか?の不安が完全に払拭されました。
お忙しい中、貴重なご試作をありがとうございました。