カテゴリー: 試験栽培

低温長時間発酵の反動からの超短時間発酵


小麦試験栽培 #pirkaamam#bio#organic

畑一面に雑草の白い花が咲いてます。これで小麦畑なんだから常識的な人ほど呆れると思います。

でも、背丈の低い一年草、ましてや冬草がいくら増えようと全く問題にならないんです。


(←)期限切れとかち野酵母50%(捏ね直後)、(→)期限切れとかち野酵母22%(1次発酵35℃25分後)

今日は酵母数を単純に増やすと、膨らむ速度が比例して早くなるのかを試しました。

約2倍に膨らむまでが2%で1時間なら、20%で6分で済む計算ですが、酵母の期限切れな事、とかち野酵母の説明書通りの予備発酵をしなかった事から、膨らむのが計算より遅く22%のもので25分もかかりました。


期限切れとかち野酵母50%(1次発酵35℃10分後)

みるみる目にみえるように膨らんでました。

捏ねてる最中からもはや1次発酵とパンチを兼ねているようなもので、捏ね直後に型に入れた時には既に1.3~1.5倍くらいになってました。

期限切れではない酵母でちゃんと説明書通りの予備発酵をすれば、理論通りの超短時間発酵も夢ではないような気がしました。


(←)期限切れとかち野酵母50%、(→)期限切れとかち野酵母22%

このような試みをしたのは「イースト臭」と言われるものを知りたかったのもあります。あと「酵母の味」も。

とかちの酵母が普通の酵母の臭いと味なのかどうかはわかりませんけど、あまり食欲をそそるような匂いではなかったです。意外な事に不味いながらも得体の知れない旨味らしき味がありました。22%より50%の方がより濃くなっていたので、おそらく酵母そのものの焼けた匂いと味なんでしょうけど、もう一度試したいとは思いませんでした。どことなく醤油に似ているような匂いがありました。

ホラーサーン小麦を初冬まきしておきました


試験栽培ホラーサーン #pirkaamam#bio#organic

以前に春まき試験したら穂がカビカビのおどろおどろしい姿になってしまった、ホラーサーンはカムットと呼ばれたりもしている古代デュラム小麦です。

初冬まき小麦はカビ毒の被害が軽減できるらしく、ものは試しに蒔いておきました。


今日は週に1度の水曜日の農家パン屋の日でした。

今日は売れ残りが多かったです。

早く売り切れるのが続くと、お客さんも早い時間に来るようになって、残ったとしても遅い時間には誰も来なくなる現象おきてます。

地味に2周年達成しました。こんな人のいない田舎で続けられてるだけでも奇跡だと実感してます。

残ったパンはスタッフ家族分には丁度良い量です。「売れ残った時にスタッフ・家族が喜ぶパン」がコンセプトです。パン屋に限らず飲食でも農業でも見失ってはいけない原点だと思ってます。

選別で弾かれた規格外シロカラシ(マスタード)を緑肥の種として使う実地試験


イエローマスタード(緑肥) #pirkaamam#bio#organic

買えば1kg1,000円強もする緑肥用シロカラシ(マスタード)種子、輸入原価がいかほどなのか気になりますが、収穫を目的としない緑肥種子にそんなにグレードの高いものが本当に必要なのでしょうか?

ものは試しで選別で弾かれたグレードの低いシロカラシを緑肥として蒔いてみました。どうなるか楽しみです。


ブラックアインコーン(試験栽培) #pirkaamam#bio#organic

秋まきで越冬したアインコーンは、お盆前に収穫できる事がわかりました。

穂をみた感じだと収穫量はもの凄く少なそうで、とても採算の合うような感じではありません。

国産有機エンマーや国産有機アインコーンをキロ5,000円であるだけ買うよとお探しの方がもしおられれば、将来の栽培を検討いたします。