投稿者: pirkaamam

肥料価格が2倍↑さらに高騰中、自然栽培はどうなるのか?


自然栽培ブラックエンマー(2023) #pirkaamam#bio#organic

肥料費 0 → 0×2 = 0 です。そんなに難しい計算式ではないです。

ただし、光熱費(燃料)や農機具や修理費(部品・工賃)などはしっかり値上ってます。

うちの小麦もきっと値上げしないといけないのでしょうね。

『輸入肥料(飼料)高騰により畑作も畜産も離農が凄い数になるそうです。でもスーパーの食品のように生産経費が高騰したなら然るべき販売価格にすれば良いだけの話です。燃料サーチャージもそうですよね。国内自給率が低い、食糧危機が来る来ると言いながらも、減反減反、いつまでもギブミーチョコレート(今はギブミーウィートになりましたけど)の精神を持ち続けある意味あっぱれな事だと思います。離農数激増の本当の原因は肥料高騰ではないのがおわかりになりますでしょうか?』

『言ったら』はとても危険ですね。炎上する前に『言ったら』をこなしておきます。

「農家パン弥栄窯」さんがブレイクスルーしました!


農家パン弥栄窯」さんの – Grand Épeautre -(スペルト小麦のパン)

最初スペルトのご注文をいただいた時に、弥栄窯さんの名は各所よりよく聞いていたので、おお!使ってくれるんだと嬉しい反面、高価なスペルトをいつまで使ってくれるのかそんなに長期間には及ばないだろうとも思ってました。

それがなんと定期的に続くではないですか、スペルト栽培初期の頃には本当に助かりました(もちろん今も)。


農家パン弥栄窯」さんの – Grand Épeautre -(スペルト小麦のパン)

インスタグラムで定期的にチェックはしていたのですが、「弥栄窯について」を改めて読んでぐっとこみ上げてくるものがありました。一部引用をと思いましたけど是非とも全文をご覧ください。

スペルトは未だによくわからない小麦だと思う事が多いんですけど、スペルトと出会ったからこそあった出会いみたいのは確かにあるように思います。

12月分三行コラム10


自然栽培Blés de Population 2023(モダン) #pirkaamam#bio#organic

初雪のBlés de Population、あと一回まともな雪が降れば春まで小麦は見えなくなります。

あんなに雨の日が多かったのに、ここに来て十勝晴れが続いております。

根雪の遅い冬となりましたので、小麦冬枯れの心配は全くしなくて大丈夫です。

『12月に入り小麦畑に初雪が降りました。もう少し雪が積もれば、小麦は温かい雪の布団の下でぬくぬくと春までぐっすり眠れることでしょう。この何もないような期間が実は凄く大切で春(まき)小麦と冬(秋まき)小麦の品質の大きな差に繋がっています。寝る子は育つ、人間も見習ってみたらいかがでしょうか?』

3行コラムと『言ったら』のミックス。瞑想のススメを織り込んでおきました。あと、生産者視点では『冬(秋まき)小麦と春(まき)小麦では比べ物にならないくらい冬(秋まき)小麦の方が格上だと断言しておきます』。どさくさに紛れて『2回』言っておきました。

「薪火野」さんがブレイクスルーしました!


薪火野」さんの自然栽培スペルト小麦のパン

環境の事を考え、生産者(環境負荷のより少ない農産物)を応援するためにパン職人を志した方です。

実際にパン職人になって見える景色が違ってくると思いますけど、今はどうなんでしょうね?

でも、実際に値が張る自然栽培スペルト小麦を使い続けてくれてるんですよね…。


薪火野」さんの自然栽培スペルト小麦のパン

人の本質って「三つ子の魂百まで」じゃないですけどそうそう変わらないって言いますし。こんなご時世に存在が奇跡のような方です(個人的には愛を注いだ方にとても関心があります)。

応援したくなるような生産者がこれからは増えるでしょうし、パンを焼く量に限度があるでしょうし、今こうしたご縁で使っていただけているだけでも奇跡のようなものだと思ってます。

機会があればお会いした方が良いと思います。入手可能ならパンも是非とも。

10周年だったんですね


Blés de Population 2023(モダン) #pirkaamam#bio#organic

なにあれ?あんなに大きいダイオウいたっけ?、心配して近づいてみたらメルカリでビオラの種を買った時にオマケしてくれた「菜っぱ」でした。

よく見まわすと他にも何株かあって、綺麗どころの葉っぱをその場で食べてみたら癖なく美味しかったです。


Blés de Population 2023(モダン) #pirkaamam#bio#organic

ポピーも発見、そう言えばそんな事をしていたなあと、、。次回があればキャベツやレタスも混播してみようと思います。

『そう言えば、アグリシステムさんの小麦ヌーボーは来年で10周年だそうです。混播小麦も10周年なのに頻繁に名前を変えてたせいかまるで実感がありません。実は取り組む時期が一緒だったんですね。来年は派手にやるのかな?アグリは。付随してうちの視察も増えるのかどうなのか。来年は思いつきで一体何を話すのか、どうせ呆れられるような内容でしょうけど、呆れられたらられたでそれはそれでいいのか、もっと没頭できるようになるでしょうし。』

大規模有機畑作研修会2022に参加してきました


主催は「コープ自然派事業連合」様で参加申込人数は約140人だそうでした。

国の打ち出した「みどりの食糧戦略」発表以降、官民一枚岩となって有機転換への圧力がじわじわと上がってきております。さあどうする農協?

今回はパネリストとして参加させていただきました。「パネルディスカッション」との事でどんな熱い討論になるのかと期待と緊張をしてましたけど、簡単な自己紹介、簡潔に研修会の感想、簡潔に今後の展望、についてを座長さんから指名を受け発言(2~3分あったかな?発言はこれだけ)した後は、ほぼ会場からの質疑応答になり、「ディスカッション」に期待していた方々にとっては不完全燃焼だったでしょうけど、表舞台初心者としては有難かったです。

『あまりまわりくどいのは好きではないので、研修会後の情報交換会(懇親会)後のナチュラルワイン試飲会(2次回)で理事長(トップ、創業時からのメンバーだそうです)の隣に座った事をこれ幸いとばかりに具体的な質問をしました。「一番の目的は?」「1,000tの有機小麦が今すぐにでも欲しい(主にパン用との事)」「買入れ提示価格は?」「わからない、出来れば価格を抑えたい」「(・・・それはそうですよね)」、「国産小麦→国産有機小麦の原価の上昇分だけパンの価格に反映させればパンの価格はそんなに上がらないのでは?原料が変わっても製パンコストは同じでは?具体的には小麦粉価格が倍になっても150円のあんパンが160円になるだけでは?」「そうだけどそうはならない」「(・・・わからないでもないです)」、政治家にみられる驕り高ぶる様子はなくとても感じの良い方で、さすが生協、さすが自然派、と思いました。ですが、まだまだ生産地と消費地のギャップと言うか相互理解が足りてない強烈な実感に襲われ、帰宅後モンモンとしながら、うんやっぱり悟りの方をもっと励もう、よい刺激になったと感謝せねばと思うに至りました。』

今回、何が一番楽しかったかと言うと、また偶然お会い出来たアメリカ人女性とのお話でした。アメリカ~東京~折笠農場を頻繁に行き来しておられ、聞く所によるとマスクは日本人だけしてるのは事実のようです。折笠さんが特別な方なのも事実のようです。タレントになって(発信力を強めて)くださいとお願いしておきました(これは会う人会う人に)。

年内最終スペルト籾摺り作業をしてました


スペルト(2022) #pirkaamam#bio#organic

溜まっている仕事をとにかく一つずつこなすのみ、これで今の販売ペースなら来春までもつと思います。

『スペルトが自然栽培と相性が良いのは確か、収穫量が3分の1になるのも確か、価格を3倍にして売れないのも確か、品質を上げようと頑張れば頑張る程採算が合わなくなっていくのも確か、かと言って戻る気にはなれない、もうこれ詰んでますよね?それともここから奇跡がおきますか?』

でも、そんな状況がまんざらでもなく何なら気に入っているのも確か、だって「富むものは貧しくなり、貧しいものは富むようになる」って言いますし、これって財とかじゃなくて全てに当てはまると思うんですよね。

農業が楽しくなって(富)悟りから遠ざかる(貧)よりかは状況的に悪くないむしろ良くなってる、とそう思ったりもしております。朝から晩まで、晩から朝まで思う存分瞑想に耽れるよう、あともうひと頑張りです。

(無印)完売御礼申し上げます

Blés de population(無印)は完売いたしました。

ミッシュ、スペルトと周りが癖の強い中、決して地味って訳ではないんですけど無難で目立たなくなってしまったながらも、とても良い小麦だったと思います。

歴代最期の無難小麦、長らくご愛顧いただき誠にありがとうございました。

11月分三行コラム9


北海道は16時14分でもうこんなに暗いんです。

そう言えば、月に映った地球の形は平面ではなかったですね。

今日ようやく今年の畑仕事が終わりました。最後まで機械トラブルでした。


スペルト(2023) #pirkaamam#bio#organic

今回の3行コラムは重たいバージョンです。これはさすがにボツでしょう。

『こんにちは。晩秋を迎え今シーズンの畑作業を終えました。北海道での大規模自然栽培について、大型トラクターや大型機械など重機を駆使しさらなる合理化を追求する営農スタイル、以前より小さく狭く感じる世界では、依然として圧倒的大多数を占める消費者とそれを包括する都市部がより栄え、その人々の食を支える極々少数の生産者がさらに減少、過疎、生き残りをかけて豊かな暮らしを夢見てさらなる合理化を目指し、さらなる過疎を招いている。それが今のこの世界の地球規模での常識であり事実。無農薬・無肥料の自然栽培や有機栽培(オーガニック)が普及すればそれでいいのか、何か思い違いをしているのではないか、何か視ないふりをしているのではないか、どこか他人事、当事者はいつも自分なのに、といつも自問自答しております。皆さんはどう思いどうしてますか?』

↑さすがにまずいと考え直し、やり直します。

「こんにちは。11月も半ばになると日は短いわ寒いわで北国北海道では冬支度におおわらわです。土が凍りつく前に秋耕をして今年の畑作業を終えました。あとは倉庫での選別や発送の仕事です。今年は天候不順による小麦大不作の年でしたけど、自然栽培スペルト小麦は意外と(意外とです)収穫量がありました。人為的な育種が悪いとは思いませんが、自然の力って凄いと改めて実感できました。自然栽培スペルト小麦の栽培継続に温かいご理解とご支援を誠にありがとうございます!」

意味合いが変わるといけませんので『(センシティブな内容が含まれている可能性があります)』は視ないふり(リンクも)をした方がいいかもしれません。

Blés de Population(無印)の在庫極僅少につき一人様一袋まででお願いいたします

日頃よりピリカ(良い)アマム(穀物)をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

表題の通り、Blés de Population(無印)があと残り数袋になりましたので、通例に習ってお一人様一袋までの購入制限をいたします。

どうぞ宜しくお願い致します。