大規模有機畑作研修会2022に参加してきました


主催は「コープ自然派事業連合」様で参加申込人数は約140人だそうでした。

国の打ち出した「みどりの食糧戦略」発表以降、官民一枚岩となって有機転換への圧力がじわじわと上がってきております。さあどうする農協?

今回はパネリストとして参加させていただきました。「パネルディスカッション」との事でどんな熱い討論になるのかと期待と緊張をしてましたけど、簡単な自己紹介、簡潔に研修会の感想、簡潔に今後の展望、についてを座長さんから指名を受け発言(2~3分あったかな?発言はこれだけ)した後は、ほぼ会場からの質疑応答になり、「ディスカッション」に期待していた方々にとっては不完全燃焼だったでしょうけど、表舞台初心者としては有難かったです。

『あまりまわりくどいのは好きではないので、研修会後の情報交換会(懇親会)後のナチュラルワイン試飲会(2次回)で理事長(トップ、創業時からのメンバーだそうです)の隣に座った事をこれ幸いとばかりに具体的な質問をしました。「一番の目的は?」「1,000tの有機小麦が今すぐにでも欲しい(主にパン用との事)」「買入れ提示価格は?」「わからない、出来れば価格を抑えたい」「(・・・それはそうですよね)」、「国産小麦→国産有機小麦の原価の上昇分だけパンの価格に反映させればパンの価格はそんなに上がらないのでは?原料が変わっても製パンコストは同じでは?具体的には小麦粉価格が倍になっても150円のあんパンが160円になるだけでは?」「そうだけどそうはならない」「(・・・わからないでもないです)」、政治家にみられる驕り高ぶる様子はなくとても感じの良い方で、さすが生協、さすが自然派、と思いました。ですが、まだまだ生産地と消費地のギャップと言うか相互理解が足りてない強烈な実感に襲われ、帰宅後モンモンとしながら、うんやっぱり悟りの方をもっと励もう、よい刺激になったと感謝せねばと思うに至りました。』

今回、何が一番楽しかったかと言うと、また偶然お会い出来たアメリカ人女性とのお話でした。アメリカ~東京~折笠農場を頻繁に行き来しておられ、聞く所によるとマスクは日本人だけしてるのは事実のようです。折笠さんが特別な方なのも事実のようです。タレントになって(発信力を強めて)くださいとお願いしておきました(これは会う人会う人に)。