ドイツフランケンコーン
とりあえず越冬はしたみたいですが、雑草も旺盛で今後どうなるかは微妙なところです。
スイスBDスペルト
少しの種で面積を伸ばしたので栽培密度が低く、こちらも雑草との兼ね合いがどうなるのか少し不安材料であります。
画像はありませんが、アメリカスペルトも無事越冬しています。
あとは近代小麦との混植スペルトがどうなるかですね。
スイスBDスペルトが数年北海道の気候に慣らされているせいか、今のところ一番よくみえます。
ドイツフランケンコーン
とりあえず越冬はしたみたいですが、雑草も旺盛で今後どうなるかは微妙なところです。
スイスBDスペルト
少しの種で面積を伸ばしたので栽培密度が低く、こちらも雑草との兼ね合いがどうなるのか少し不安材料であります。
画像はありませんが、アメリカスペルトも無事越冬しています。
あとは近代小麦との混植スペルトがどうなるかですね。
スイスBDスペルトが数年北海道の気候に慣らされているせいか、今のところ一番よくみえます。
カムホ2017.bio
あ~カムホ増やしといてよかった!
それぞれの品種の足りないところを補い長所を伸ばす、混蒔の利点がいかんなく発揮されました!…とまだ断言はできませんが、まあ栽培上の利点は多いですよね。
制度がどうとか交付金がどうとか、本来そんなことは二の次のはずなんですけどね。
社会が豊かであるために、人が幸せでいられるように、何が本当に大切なことなのか、カムホに接していると縮図が見えるようで面白いです。
キタノカオリ2017.bio
うわーこれはダメっぽいですね。
緑がほとんど見えないので、ここからの復活はほぼ不可能かと思われます。
種まき期に雨が多くかなり蒔種が遅れたことに加え、いくら選別した種とはいえ収穫期の長雨のダメージは大きかったようです。
キタノカオリはハイリスクだと何度もお伝えしていたのですが、なかなかわかってもらえないまま栽培を継続していました。
しかし今回の件を受け、さすがにもう種を更新する気力も自然に抗う気持ちも尽きましたので、このあたりで潮時にしておこうと思います。
今までありがとうございました。
キタノカオリ2017を楽しみにしていただいた方々には、多大なご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。
天然発芽小麦 キタノカオリ2016 af10 使用
アリューロン粉(af10):250g
水:250g
塩:5g
ルヴァン種:100g
重度の穂発芽小麦かつ高純度アリューロン粉、滅多にない条件かつ誰も試さないであろう粉。
焼きあがったパンの強烈な芳香、食感も、舌の奥にねっとりと絡みつく未体験の旨み感覚も、そして長時間上舌に乗り続けるほのかな苦味、パンはパンでもジャンルが全くの新ジャンル・・・というか良いも悪いも次元が違います。これは異次元のパンです。
発芽高純度アリューロン粉はもうないので、ここに存在の証を残しておきます。
一体この一連の出来事は何だったのでしょうか?よくわかりません。
>【アリューロン粉】天然発芽小麦 キタノカオリ af10 の販売を終了しました。
※再販はいたしません。
きたほなみ2017.bio
もう新麦のシーズン到来という感じですね!
こちら北海道でも、残り4ヶ月程の収穫までのカウントダウンが始まっています。
パンにもお菓子にも使える万人に愛される癖のなさや、無農薬・有機・自然栽培でも管理しやすい栽培適正など、きたほなみがどんなに素晴らしい小麦かもっと知ってもらえると、よりよい未来へまた一歩近づくのではないでしょうか。
古代小麦も素晴らしいですが、よりよいものへとたくさんの人の思いをのせ進化を続ける、最先端の近代小麦もまた素晴らしいものです。
ホクシン2017.bio
沖積土の畑は冬枯れが出にくいので安定感ばつぐんですね。
沖積土とは「河川に運ばれて低地に堆積した土砂が土壌化したもの」だそうです。
比重は重く、石や砂利、砂が多めで、ミネラルが多く含まれています。
何度も書いていますが植物は土壌の影響を大きく受けるので、沖積土で収穫された農産物は、比重が重めで味濃く美味しいものとなります。
石が多くて作業性は悪いのですが、品質は良くなる、よくできてるなあと思う自然の一面です。
カムホ2017.bio
道路沿いの暖かい所から順に、小麦が雪の下から顔をみせ始めました。
今年は冬枯れの気配もなく順調に越冬しているようで、ほっと一安心です。
カムホ2017の収穫見込みは約4000kg、予約分は2550kg、風味が不安定なまま突き進んでいます。
余るようなら販売を頑張らないといけませんね。
試作段階では発芽小麦60%使用が新発売時には70%にUP!?
凄い踏み込みです、全然ゆっくりゆっくりじゃないじゃないですか!
※以降「」は引用です。
「小麦は2016自然栽培発芽中川さんキタノカオリをメインにして~」
だんだんと長くなって暗号めく使用小麦名。
「ビターなカカオパウダーとカカオの割合の違う2種類のオーガニックチョコと、オーガニックオレンジピールとオーガニックレモンピール、ノンワックスのグリーンレーズンという豪華な~」
豪華すぎませんか!?
「中はしっとり、細長いほうはサクサクの皮で。丸いほうも中しっとり、皮も見た目ほどいかつくないやわらかいパン~」
やわらかい!?あのチクテさんがやわらかいパン!?
「発芽した小麦でも美味しいパンに変身できる、ついでに甘いパンも。麦芽のような濃い味とチョコは最強でした。」
・・・うーんここで考えさせられます。
発芽小麦は数ある試行のお陰もあって、通常小麦に20%加える程度であれば問題なく使えるどころか、味に深みが増し美味しくなることがわかってきました。
しかし、これはあくまでも従の使われ方です。
これが60%も70%も使われるとなれば話はかわります。
・・・続きはこれでもかのチョコを食べながら考えようと思います。
今日は年に1度開催される、地元での有機JAS認定事業者の指定講習会に参加してきました。
今回の内容は新たな改定もそうですが、主に適合資材の正しい見分けかたについてでした。
有機生産者は、化学的に合成された物質を含まない有機質肥料(以下資材)を使う方が多いのですが、その資材を販売する業者さんが「有機適合ですよ」と証明したものを生産者が信用して使い、後に「実は不適合資材でした」となった時に、そこで発生した痛みの大部分は何故か生産者が請け負うことになります。
有機JASの本認証には最低でも3年かけて(中には人生をかけている方もおられます)有機的管理をするのですが、信じて無に帰すのですからたまったもんじゃありませんし、涙も出るってもんです。お金がどうこうって話だけじゃないんですよね。
※今回の改正で少し救済処置ができたようです。
今回の講師の方は、そんな涙に心を痛めたそうで、再発を防ぐべく適合資材の見分けかたを一生懸命みんなに教えていました。
資材の一例は有機JAS制度の理不尽の氷山の一角にすぎませんが、心ある方がおられるうちは、ここで認証を受けようと思います。
でも、制度の根底にあるものがあまりよろしくないと感じるので、なるべくなくしていく方向で進めたいと思います。
市販の納豆菌も稲わらも使用せずに、常在菌のみで作られた手作り納豆
こちらはいただいたものですけど、自分の目で見るまで、食べるまで、常在菌のみで納豆ができるとは信じられませんでした。
常在菌とは、もともと原料の大豆に付着している菌や自然に漂っているそこらへんの菌です。
そのにわかには信じられない手づくり納豆のレシピがこちらです。
納豆菌を添加しなくてもいいし、納豆の厚みというか深さは5cm位もあるし、色々と常識はずれの製法ですけど、百聞は一見にしかずで立派な納豆になっているので信じるよりありません。
後日時間があれば、自分でも追試験をしたいと思います。