食中毒菌を勉強して知って怖くて震えた夜


らしき麦 水溶きゆるめ 湯煎蒸し(30分) 嫌気 40℃ 20時間

時間があればスマホで菌ばかり調べてます。最近はネット菌サーフィンばかりしてます。

それで知ったのですが、どうやら100℃でも芽胞(がほう)を形成して生き延びる猛者は枯草菌(納豆菌)だけではなくて、他にもセレウス菌(好気性)、炭疽菌(好気性)、ウエルシュ菌(嫌気性)、ボツリヌス菌(嫌気性)がいるそうで、どれも名だたる恐ろしい食中毒の原因となる細菌ばかりです。

湯煎蒸ししたらしき麦や大豆を、好気状態で保温すると枯草菌とセレウス菌と炭疽菌、嫌気状態で保温するとウエルシュ菌とボツリヌス菌を培養している可能性が万が一だとしてもゼロではありません。

特に「湯煎蒸し(30分) 嫌気 40℃ 20時間」このタイプは、当初もしかしたら高温性乳酸菌が生き残って増えるかもと安易な考えで試しましたけど、菌の世界を学ぶにつれ、まるでウエルシュ菌(嫌気性)、ボツリヌス菌(嫌気性)のみ芽胞からの選抜培養しているかのように思えてきて怖くなりました。


不安と恐怖から一夜明けて、固く閉まった蓋を開けると。

見た目ですぐわかる無菌じゃない?!怖いわ~、誰だ?!

猫たちを避難させ、臭いくらいで死ぬことはないだろうと恐る恐るくんかくんかしました。※危険ですので絶対に真似しないでください!!!

結論として、匂いは嗅ぎなれた野生菌納豆を薄くした感じで見慣れた菌膜がある事から、枯草菌(納豆菌)のようですがあってますでしょうか?きっとビン内の酸素で少しだけ頑張ったんですね。

表層下の嫌気部分が恐ろしいので味見はせずに、一応内部を検視してすぐに自然に還しました。もう二度としません。

本意ではなかったですけど、小麦粉(らしき麦)にも納豆菌がいる事が判明しました。

そうそう、肝心の乳酸菌の匂いは全くのゼロでした。