ありし日のノア


ノア8(旧ノア8コア) #pirkaamam#bio#organic

ノアはノア10で最終になるのかもと漠然と予想していたのですが、おそらく今回のノア8で最終になりそうです。

ノア栽培を始めてからは小麦に関して毎年毎年よくもまあ激動の変化でした。そして最後が一番の激動だったように思います。

理由はごまんとありますが、決定的なのは種苗法改正で自家採種に許諾料が発生するようになるとの事だからです。ノアに含まれている在来種(育成者権切れ)はホクシンとスペルトだけで、その他のキタノカオリ、きたほなみ、ゆめちから、ツルキチなど、育成者権があり許諾料の対象となる品種は多いです。数~十数パーセントずつ含まれているコンタミレベルのものをどう計算するのか不明ですけど、面倒な事になる可能性があるなら止めておきます。

混播自然栽培は赤字を垂れ流しながら作ってるとよく口にしていましたが、それでもやりがいの方が勝ってました。


スペルト2021(旧ノア8無印) #pirkaamam#bio#organic

程良い現代小麦と古代小麦の割合になるように種の調合をしたはずなのに(今でも計算は間違ってないと思ってます)、どんな種の覇権争いが地中で繰り広げられていたのか結果的にはスペルトが圧倒的に優勢になってしまい、純スペルトの圃場と殆ど変わらない様相になってしまいました。これをノアとするには色々と無理がありそうですので、実態に即すようにします。

実際の実態は収穫をしてみないとわかりませんけど、さんざん畑を歩きまわった感じでは、おそらくそうなると思います。