カテゴリー: 視察

ナチュラルファームスクールの視察勉強会に参加しました


ナチュラルファームスクール主催の視察勉強会

大盛況でした。凄い勢いと人気です。

オーガニック・自然栽培の圃場もお手本のように綺麗でした。

種を買って増やすだけの農業と呼ばれていたものが、もう過去のものになりそうな予感がここにいるとします。

何が印象的だったかと言うと、コメニティもそうですけど、普通は誰もが換金するためと思うまとまった面積のアスパラ畑を、配るためと言っていた事です。配る?そんなに誰に?え、配る?(※くばる)そんなことしていいの?(※心の声)

まだまだ社会の常識という悪習に囚われているんだなって気づかされたのと共に、囚われているのは自分の欲が好んでそうしてるんだってことも理解しました。

あと、感謝する気持ちの大切さを身をもって示してくれた方とお会いできたのも、かけがえのない一日になりました。もう日本語は「ありがとうございます」だけでいいと思います。思考も。

メノビレッジ長沼を視察してきました


メノビレッジ長沼

メノビレッジのメノはメノナイト(キリスト教)のメノのようです。かの有名なアーミッシュはメノナイトからの分派とのことです。知りませんでした、そうだったんですね。

農民が基本で非暴力、無抵抗、絶対平和主義が信念のキリスト教、そんなやたらと温厚なキリスト教もあったんですね、妙に親近感があります。あとなぜかガンジーも脳裏に浮かびます。これは同行していた方の影響かもしれませんが。


放牧と小麦のほんまもんの2圃式。

うちのが疑似2圃式に思えてきます。


有機・自然栽培をしてる人あこがれのローラークリンパーがありました!自作したとのこと。

大地再生農業って言ってました。ほんまもんの不耕起に取り組む人がまさか北海道に実在したとは。


不耕起播種機もありました!今買えば700万円とのこと。

白クローバーやローラークリンパーで倒したライ麦の上から小麦や大豆をこれで播くそうです。カバークロップがあるので雑草除草は必要なし。

無農薬無施肥の小麦(農林10以前のアメリカ?の在来種(草丈が高い)、硬質、軟質両方ありました)は自家製粉して直接販売しているそうで、まだ知らないパン屋さんはいっぱいいそうに思いました。

強烈な体験をありがとうございました。

トカプチ森の学校


トカプチ 森の学校

初めて行ってきました。

小~中学生の受け入れ、フリースクール。

自給農園の雑草は生かしたまま地上部だけ刈るとのことでした。

カルチャーショックと言うか心に受ける衝撃は自然栽培の畑やトカプチもかなりのものですけど、その比ではないくらい凄いです。

せっかくより良い社会や未来を願って十勝に視察に来られるなら、帯広駅から車で20分もかからないので見に行った方が後の人生のためになると思います。

とかちオーガニック振興会第一回現地研修会


ベルセゾンファームさんの自然栽培ホワイトマスタード圃場

ベルセゾンファームさん=折笠農場さんです。主作物はじゃがいも。

折笠さんブランドの魯山人醤油、法隆寺醤油、きな粉、(全て自然栽培)は以前より有名ですが、近年は自家加工OrIKASAブランドのトマトジュース、マスタード、マヨディップと続々新商品をリリースしてます。

マスタードやマヨディップに使われている酢は自家自然栽培じゃがいもを原料とする等もの凄いです。

スペルトの栽培にも取り組まれておられて、今期魯山人醤油は自然栽培スペルトを原料に使用との事。

体が何個あるのかなんでそんなにどこまでも加速していくのかいつも不思議に思います。

有機圃場視察研修に参加してきました


とかち河田ファームさんの有機転換ユキシズカ(小粒大豆)圃場

アグリシステム主催の有機圃場視察研修、全体の参加人数、既に有機に取り組んでいる方の人数、新たに有機に取り組み始めた人数をみるに、明らかに関心が高まっているのを実感できました。

この後、ひょんな事から第2会場となった当農場へ移動。今後は新たな生産者へ脚光をとの事ですので、これが最後の出番とばかりに言い残す事のないよう言いたい放題話しておきました。

何を喋ったのかあまり思い出せないと言いますか、思い出さない方が身のためのように思います。

心のままにありのままに話し、話したことはすぐ忘れる、これ極意なり。

2021十勝オーガニックヴィレッジ大収穫祭

他の有機生産者さんに会えるかなと思って重い腰を上げて行ったのですが、あまり会えませんでした。

人がいっぱいいて関心の高まりは感じました。

パン屋さんは、風土火水さん、トイさん、ノヤさんの3店が出店されてました。

その内、ピリカアマムの玄麦を使ってくれているのが、トイさん、ノヤさん。トイさんは接客が忙しそうで挨拶しか出来なくて、ノヤさんのノア8(ミッシュ)使用のベーグルは完売してました。

十勝有機小麦圃場視察その2


伊場ファーム、有機ライ麦(春香)、入手方法:アグリシステム(麦の風工房のライ麦粉)

十勝では不思議と各市町村にそれぞれ数少ない有機生産者さんがおられます。まるで有機生産者と言う種が見えざる何かによって各市町村に均一に蒔かれているかのようです。

観光シーズンの土日は近隣の産直売り場で農場主自ら手もぎスイートコーン(有機)の直売をされているとの事でした。


オフイビラ源吾農場有機キタノカオリ、入手方法:オフイビラ源吾農場(直売玄麦?)、アグリシステム(麦の風工房の小麦粉)

お馴染みオフイビラ源吾農場さん、希少で貴重な有機キタノカオリを栽培されてます。キタノカオリの面積がかなり増えていたような気がしました。


オフイビラ源吾農場、有機きたほなみ、入手方法:オフイビラ源吾農場(直売玄麦?)、アグリシステム(麦の風工房の小麦粉)

きたほなみはこちらでも安定の越冬性のようでした。雪が吹き溜まる場所の損傷はどこも仕方ありません。


オフイビラ源吾農場、有機はるきらり、入手方法:オフイビラ源吾農場(直売玄麦?)、アグリシステム(麦の風工房の小麦粉)

「はるきらり」は「春よ恋」の後継品種(最新)でDON(カビ毒)のリスクが低いとされています。


オフイビラ源吾農場、秋小麦の試験栽培区

春小麦はやはり越冬が難しいようです。

詳しくはオフイビラ源吾農場さんのサイトから「越冬試験…」をご覧ください。


オフイビラ源吾農場、春小麦の試験栽培区

「せときらら」がこんなに!?あの筑後オレゴンも!?大麦までも!?

詳しくはオフイビラ源吾農場さんのサイトから「小麦 はるきらり を蒔いたよ」をご覧ください。

とても楽しい視察でした。お忙しい中ご案内ありがとうございました。

十勝有機小麦圃場視察に行って来ました


トカプチ、有機きたほなみ、入手方法:アグリシステム(麦の風工房の小麦粉)

春の視察に行って来ました。お馴染みトカプチさんの有機小麦は順調のようです。


トカプチ、有機ライ麦、入手方法:アグリシステム(麦の風工房のライ麦粉)

有機ライ麦は2品種の作付けでどちらも順調のようでした。


斎藤農場、有機ゆめちから、入手方法:斎藤農場(直売玄麦)、アグリシステム(麦の風工房の小麦粉)

斎藤農場さんは昨年から玄麦の直売を開始されました。ご興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか?


小笠原農園、有機キタノカオリ、入手方法:アグリシステム(麦の風工房の小麦粉)

有機小麦の大豆間作で高い収穫量を誇る技術をお持ちの方です。十勝視察の際にお勧めしたい農園です。


小笠原農園、有機じゃがいも、入手方法:小笠原農園(直売)

自粛の影響がここにも!氷温貯蔵の有機ジャガイモです。こんなに貴重な品が埋もれているなんて勿体ないです。全国発送もされてますがホームページのオンラインショップには載せてないようで、どう紹介してよいのか悩みますが、どうぞよろしくお願いいたします。

北海道オーガニックヴィレッジに行って来ました


今回で3回目の「北海道オーガニックヴィレッジ

毎年この時期は大豆の収穫に重なるため行けず、今回初めてのブース観覧です。

主催は十勝を代表するオーガニックの先導者、皆さんもうお馴染みのアグリシステムさんです。

お目当てのオーガニック古代小麦ピザは、機材のトラブルらしく待ち時間が長くて今回は断念しましたが、有機、自然栽培関連の方々とたくさんお会いできました。

最近猫と一緒にいるので満足して世の中に疎くなってましたけど、こうして交流を深めるのも良いものですね。

おそらく今後は個人・家族経営のベーカリー、飲食店など小規模店舗向けとして玄小麦を販売していく事になると思います


パンラボの池田さん、今秋に東京でパンとランチ・ディナーのお店をそれぞれオープンするお二人、長野にあるルヴァンからいらした農場体験中のo田さん

今でもそうですが今後はより一層、誰のために何のために、どうするべきなのかを見失わないように心がけたいと思います。

いち生産者として生産できる量には限りがあり、誰でもかれでも平等に公平にと言う訳にもいかなくなって参りました。

つまり、表題のようになっていくと思います。

あまり今と変わりませんが、今後を見据えて早めにお伝えしておきます。