カテゴリー: 休閑

休閑緑肥のシロカラシを鋤き込みしてます


シロカラシはイエローマスタードシードとして海外では栽培、収穫されているようです。※ピンク色に見えるのは「オオイヌタデ」(雑草)の蕾と花です。

まだ緑の未熟な種の入っている莢を口にすると、確かにピリッと辛いマスタードの味がしました。

この後、約一か月かけて徐々に腐熟を促しながら土に鋤き込んでいきます。

そうして植物性の有機質肥料として、次の小麦の養分となります。

今年は15年以上もシロカラシを栽培してきて初めての試みとして、一部マスタードシードとして収穫してみようと思います。

たっぷりの手づくりマスタードをパンに塗りたくる自分へのご褒美のために。

「シバムギ」抜きをやってみたい方募集します


シロカラシ2019 #organic#休閑緑肥

今年はダイオウ(エゾノギシギシ)は少ないのですが「シバムギ」が部分的に増えてきて困っています。


草取りをせずして無農薬、有機・自然栽培、オーガニック、ビオは語れません。


「シバムギ」が無くなるまでボランティアスタッフを随時募集しております。

直感的に「あ、やってみたい」と思われた方いかがですか?
抜くも抜かないも時間も自由です。(抜く時は根っこから抜いてください)

した方がいい、しなくてはいけない、などの理由ではなく、直感的なご自身のご判断でお願いします。

6/12日追記
「シバムギ」抜きのシーズンは終了しました。

受け付け、お問い合わせは ↓ からどうぞ。
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休閑緑肥としてのイエローマスタードシードを蒔き終えました


イエローマスタード2019 #無農薬・無肥料の自然栽培#休閑緑肥

マスタードの種を蒔き、無農薬・無肥料で育てます。
つまり自然栽培のマスタードです。
※「自然栽培=無農薬・無肥料」とした場合


このマスタードは緑肥用として栽培してますので、約2ヶ月後の花が咲き終わる頃を見計らって種を付ける前に土に鋤き込みます。
鋤き込まれたマスタードは次の栽培作物(小麦)の養分(緑の肥料=緑肥=植物性有機質)となります。

次の小麦は無肥料ではないので、無肥料の自然栽培とは微妙に赴きが異なります。

全くの無肥料の自然栽培よりも、緑肥で地力回復を行なう有機栽培(緑肥=有機質)の方が、優れた農産物を産み出す場合もあります。

いつからか自然栽培=無肥料栽培=最高品質と誤解されるようになってしまい、それが良かったのか悪かったのかはよくわかりません。

今シーズンがようやく始まり、景観用のシロカラシを蒔きました。


シロカラシ2019 #bio#より自然な栽培#pirkaamam

6月16日の催しに花を添えるべく、逆算してシロカラシの種を蒔きました。

でも、まだ地温も低くお世辞にも播種適期とは言えないですから、おそらく開花が間に合わないような気がします。

人を乗せるトラクタートロッコ案は、公道を走るのは許可が下りないだろうとボツになりました。
シロカラシ畑を巨大な迷路にする案は、迷路を上手に作る方法が思いつかずにボツになりかけてます。

でも、そう言う二番煎じではなく新しいアイデアが閃かないか考えているのですが、そう簡単には出てきそうにありません。

今シーズンの畑仕事が終わりました


ダイオウの凄かった「はるきらり」後の畑 #organic#bio#より自然な栽培#pirkaamam

冬へ向けての複数回の耕起を終え、まっさらな黒いキャンパスへ、思い出もリセットされるのでしょうか。

ここは今年一番の苦労と思い出の畑でした。
考えてみると畑では苦労が思い出としてより強く多く残るのかもしれません。

先人や他人の努力や苦労は自分が同じ努力や苦労をして、初めて心から理解できるようになります。
何故そうしたのかも、良い意味も悪い意味も含めて。

思いやりや感謝の気持ちが今年もまた少し育ったように感じます。
今年一年、ありがとうございました。

休閑緑肥「春カラシ」の種まきを始めました


春カラシ2018 #bio#flower#pirkaamam

花を楽しむために種をまきます。
少しでも土と人の心が癒されますように。

春カラシ(シロカラシ)はホワイトマスタードの緑肥用品種です。
次の小麦は、ほんのり花の香りがして極僅かにマスタードの風味があるかもしれませんね。

開花予想は7月上旬、満開予想は7月中旬です。

種まき前夜、明日から秋小麦の種まきをします


約1年間の長きにわたる休閑、土作りの休養期間を終え種まきを待つ畑。

「大丈夫か?そこまでやって収穫量は半分以下なんだろ?そんなこと(丸1年の休閑)してたら俺なら数年と持たんな」
農業を生業として生計を立てている方々のごく普通のご意見だと思います。
(※2年に1作で収穫量が1/2なら、通常の2年2作に比べ生活水準が1/4になると普通は思うでしょうし、あながち外れでもありません)

とある名言「低コスト・高品質」もここに極めり、と言うか行きすぎかもしれません。度を越えてますので資材節約の点では「低コスト」かもしれませんが結局は「高コスト・超高品質・低収入」になってます。

うーん、改めて書くと低収入はさておき、後に紹介しようと思っている、とあるベーカリーさんに凄く似てますね。

「それでもいい」って言い切ったその方に勇気をもらい、物怖じすることなく思いきってさらなる挑戦(種まき)をしてみようと思います。

土が生地にみえる程、捏ねまくる土づくり


何度も何度も丁寧に土を捏ねて(耕して)、種蒔床を作っていきます。
土から香ばしいような甘い匂いが漂ってきていて、もう土と言うより生地ですね。

今から2年前(24ヶ月前)、小麦の種を蒔く時に一緒に蒔いた白クローバは、来年(11ヶ月後)の収穫の品質をよくする為に蒔いています。

去年の8月から約13ヶ月の休養期間を経て、ようやく来週種まきを迎えます。


このまま食べれるんじゃないの?と思うほど甘い香りの土ですが、ピロリ菌がいないとも限りませんので食べない方が良いでしょう。

振り返ってみると、10年以上もよくまあ小麦に対してこんな栽培法を続けたものだと思います。
無駄だったのか効率がよかったのか、今となってはわかりません。

なんとなく転換期に感じるので走馬灯が見えているのかもしれません。

14,732坪の花畑が満開になりました


やっぱりいいですね、シロカラシは綺麗で

春カラシ(商品名)は検索するとシロカラシと全く同じに見えるので、きっとホワイトマスタードの緑肥用品種なんだと思います。
小麦の前作休閑緑肥としての栽培なので、収穫はせずに肥料として鋤き込みます。


約2週間くらい綺麗な花を楽しめます。

この黄色い花畑の明るい黄色と独特な花粉の香りの影響力は結構大きくて、辺り一帯の雰囲気を変えてしまいます。

この間も畑の隅にどこかの車が止まってましたので、きっと写真でも撮っていたんだと思います。

畑を肥やしつつ人の心を癒すなんて素晴らしいですね。

約束通りにアカザの写真を載せておきます


これがアカザです!
※でもきっと正式名称はシロザ

もっと赤いのが本当のアカザなんですけど、シロザも赤くてアカザに見えるのでアカザなんだと思います。

先日畑の方に視察にいらした、CベーカリーのK村さんがアカザって?って聞いていたのがことの発端です。

ちなみに葉っぱは美味しく食べられます。

また今度「はるきらり」がアカザと背比べしている写真を載せますので楽しみにしていてください。