カテゴリー: 雑記

2022産小麦の播種準備をしてます


2022産小麦予定地 #pirkaamam#bio#organic

どこにどれだけ何の品種を蒔こうかずっと悩んでます。

選択肢が増えたからと言って、じゃあ楽が出来るかと言ったらそうでもない。

欲が出て、悩み事が増えて、あれもこれもと支離滅裂、になる気持ちわかります。

連日34℃で暑くて何も出来ない状態です


37cmの野生のニジマス

受験を控えた中学生が友達同士で釣りにはまっているようです。すぐ近くの川で自分達で釣ってきて、自分達で捌いて、焼いて食べてました。かけがえのない経験をしてると思います。

何かと作業は目白押しなんですけど、暑い中寿命を削ってまで焦ってもしょうがないのかと、挟めた爪3枚の内出血と痛みや、今日一日の出来事を振り返り、またすぐに忙殺されてしまうでしょうけど、大切な心を一時でも思い出させてくれて本当にありがとうございました。

トップスライダーよもやま話


ノア8 Misch #pirkaamam#bio#organic

トップスライダーにパンの画像を載せていたのは、主に三つの理由からでした。

・サイトを華やかにするため
・ネット発信をしている方への返礼
・パンを手作りする方々の良い刺激になればと思って

このサイトを見ている人の大半がきっと国産無農薬玄小麦をお探し、お使い、又は興味のある方で、その中でもパンに向く強力小麦ばかりを取り扱っているため、おそらくパンを手作りする方々の比率が高いと思います。農場を訪れた事のある方を意識して、その後の畑の様子など載せてますので、そうした方々の比率も高いと勝手に思ってます。

少々マニアックな内容のせいか、訪問者数はいつまでも少なくて、少ないながらも一定数(30~50)を保っており、予想を裏付けているかのように思います。

今回トップスライダーのパンの画像は主にSNSから引用して載せてました。大きな理由は「因果応報」の法則に則るようにしていたからです。自分のした事は自分に返ってくると言うあれです。

人によってはネット発信をしない方針だったり、する方針だったり、その多いも少ないも様々な方がおられる中で、トップスライダーに載せる場合も当の本人の方針を尊重するようにしました。今後もうちの小麦を使ってくれているパンやお店の紹介をしたいと思っても(すぐ思ってしまうのですが)、当の本人の方針を尊重して因果則を意識するよう心掛けたいと思います。

トップスライダーの画像は原則2日おき、7枚まで、作り手の重複なし、で更新してきました。

引用する画像は最初の一枚目からSNSへの投稿日付順でストックして、頻度やパンの種類も考慮しましたけど、空いた時間でやってましたので、当日の行き当たりばったりでの更新が殆どでした。考えることも多く結構大変だったのもあり、最後はシュトレンで締めてサクっと12月上旬で終える予定を早い段階で立ててました。

偶然にもその頃7枚がちょうどシュトレンで埋まり、掲載14日を過ぎたものから順に日を追って削除していたのですが、何故か最後の2枚だけ削除をクリックできずに、結局2枚だけクリスマスまで残りました。

ふと思えば、パンの発信と共に原料の生産者をSNSで毎日毎日日常的に発信しているごく稀なお二人のシュトレンでした。

勤労感謝の日も終日麦磨きしてました


倉庫内の作業は天候に左右されず昼夜問わずに出来るからいいですね。

日曜・祝日など曜日と言う概念は職業柄、元々無いに等しいのですが、唯一休日感のあった雨の日や冬期間も、6次化を取り入れた今となってはそんな感じも薄れました。

付加価値は付いていると思いますが、交付金(補助金)の受給額が減っていて、働く時間は増えても金銭的なメリットはプラスどころかマイナスのようなもので、やりがいで補っている部分が大きいです。

それも好きでやっているので良いのですが、とにかく麦磨き(精麦)と目視がネックで効率が上がらないのが悩みで、以前と比べると少しはましになっているものの、これ以上に量は増やせないと感じます。

近隣の選別業者さんが玄麦での販売に着手してくれれば、そちらへの移行も視野に入れてます。

そうした場合は、ちゃんとした北海道の奨励品種を栽培する事になり、ノアは種継ぎ程度の趣味の栽培になるのかもしれません。実際の未来がどうなるのかはわかりませんが、そんなイメージが生まれつつあります。

早いもので今シーズンがもう終わりかけてます


大豆収穫後の秋耕起

ここ近年になくずいぶんと作業に没頭できた一年でした。

豆の手よりが無くなった事と、ヤフーショッピングでの小売りを止めた事で、とても体も時間も気持ちも楽になりました。

視察が極めて少なかった事や、必要性の低い会合がのきなみ自粛になった事も、過労だった身としては良い休養になったと思います。

日が短くなり短時間で作業をしなくてはならないため、また忙しくなってますが、それもあと1~2週間ほどで終わりです。

小麦アレルギーではなくトマトの食べ過ぎだった話


トマト #家庭菜園#bio#organic

一年前か半年前かはよく覚えてませんが、1度目はコストコのオーガニックマリナーラソースにはまり、パンにたっぷり塗って毎食にように食べていた時、胃腸の嫌なもたれ感が慢性的になり、食事は楽しみから苦痛へ、倦怠感や動悸で病気を疑い、小麦アレルギーを疑って、未来への希望が見えなくなる体験をしました。

この時はもしかしたらマリナーラソースが原因かもと思い止めると治ったものの、トマトの過食が原因とは思わず、マリナーラソースの製造過程を疑い、健康になってそのうち忘れました。

そしてつい最近、9月の丸1か月間ずっと続いていた体調不良がトマトの過食と気づくまで、本当に辛い体験を再度繰り返してしまいました。

今年は8月の気温が高く家庭菜園のトマトが豊作だった事もあり、美味しくてよく食べていたのですが、胃腸の嫌なもたれが始まってからは、「トマトが赤くなると医者が青くなる」の格言を思い返しては、早く治るように、より拍車をかけてトマトを食べるようにしていました。

朝トマト、昼トマト、晩ごはん前にトマト、随時おやつにトマト、ダイオウ抜きで汗をかいたらトマト、なのに一向に体調不良は治らず、吐き気やしびれ、歯の知覚過敏や不整脈っぽいものまでもが、夜に症状が悪化するのと、ハルちゃんのにゃおーん連呼で寝不足にもなっていたある夜、ふと、本当にふと思いついて、トマトのカリウムなのでは?と思いスマホで調べると、

「高カリウム血症になると、悪心、嘔吐などの胃腸症状、しびれ感、知覚過敏、脱力感などの筋肉・神経症状、不整脈などが主な症状として現れます。カリウム値が7〜8mEq/Lを超えると突然心臓の機能に異常が出るなどの危険性が生じます。」※ADPKD.JPより引用

全部あてはまっていて、トマトを止めたら数日で劇的に改善しました。※あのまま拍車をかけてトマトを食べ続けていたらと思うとぞっとします。

この期間、パンとトマトをよく一緒に食べていた事もあり、よく耳にする小麦アレルギーを第一に疑い、小麦の生産に悲観的になりもしました。チーズを疑ったり、炭水化物(糖質)を疑ったり、何を食べても胃腸がもたれるので、食べ物全般アレルギーすら疑いましたが、まさかトマトとは。

不治の病はずっと頭の隅にあり、そもそも何をしても何を見ても、何でそんな事をしなくてはならないのかと、ありとあらゆる物事の無意味さをしみじみ感じていました。

年齢とともに腎機能が低下しているのかもしれませんが、「トマト(ナス科)を食べ過ぎると医者が(自分も)青くなる」場合がありますので、皆さんもお気を付けください。

今は元気でパンも美味しくいただいてます。

一昨日は試しにリハビリトマト少々とジャガイモ(ナス科)にマヨネーズでお腹いっぱい食べたら少しあの症状がきましたので、ナス科の食べ過ぎが要注意なのかもしれませんね。それともマヨネーズの過食でしょうか?昨日はナスそのものでリハビリして何ともないです。庭の生トマトが今日も美味しそうに誘ってます。

当サイトのトップスライダーの画像について


ノア7 #pirkaamam#bio#organic

今日も鳥獣被害(ネズミなど)から、付きっきりで小麦を守ってくれてます。休日なし、24時間労働、社宅(倉庫)、朝晩2食つき、保険なし、給与0円。

現在の鳥獣駆除雇用としては計4名です。

【トップスライダーの画像について】

トップスライダーに使わせていただいているパン等の画像ですが、あれこれと考えすぎると脳疲労になりますので、ある程度法則化してます。

・収集はツイッター、インスタグラムの2つで相互フォローのアカウントに限定してます。つかの間の楽しみとして便利な2つのアプリを使用しております。HPのみで発信の場合もあるようですが、それぞれのHPを毎日巡回するのは労力的に不可能と判断しております。また、複雑な事情のあろうアカウントに考慮して相互フォローのアカウントに限定しております。

・ストーリーなど後に残さないようにしている場合は事情を考慮して、動画や文字記号図形が入っている場合は編集が難しいため見送っております。種類の違うパンと一緒の場合は誤解を防ぐため見送っております。見送ってはおりますが、嬉しく拝見させていただいております。

・投稿日の順にストックして、今までの表示順も考慮して載せています。

・掲載許可は都度いただいてますが、都度お伺いするのもお互いの労力だと思いますので、永続的許可をしてくれている方を優先してます。「いつでも自由に使っていいよ!」と一声掛けていただけるととても有難く思います。

・投稿に気が付けない場合やうっかり忘れてしまう場合など、フォローが増えるにつれ少なからずあるかと思います。知らずのうちに失礼をしているかもしれませんが、大目に見ていただけると有難いです。

2020とかちオーガニックヴィレッジ大収穫祭に行ってきました


「オーガニックな農業・医療・教育が共に発展するオーガニックヴィレッジを創ろう」
北海道オーガニックヴィレッジ

お世話になっているアグリシステムさんが主だって運営されています。

いつもは大豆の収穫時期と重なって行けないのですが、今年は早めの日程だったので楽しんできました。

「オーガニック」が市民権を得た今でも、実質は変人の集まりとしか思えない顔ぶれで、妙に居心地が良かったのは気のせいでしょう。

すっかり過保護になったハルちゃんが外で暮らせるのか心配です


約1か月にわたるハルちゃんの骨折介護生活(ごはん食べさせてあげて、添い寝して、トイレ掃除)、抜糸をハルちゃん自ら行い、もうすぐ全治でにゃおーん連呼も聞き納めです。

寒くなってきた外で夜は大丈夫なのか、おとなしい性格のハルちゃんが他の猫にいじめられないのか、全治は嬉しいものの心配で心配でなりません。

【ご質問にお答えするコーナー】

Q.ピリカアマムさまの行っている事業全体像がよくわかりません。

もともとは十勝型の一般的な家族経営の畑作農家(個人事業主)です。そこから全圃場を有機栽培に転換して、栽培品目を小麦と大豆に絞って、今は自然栽培に転換している所です。

基本的に収穫した農産物は選別業者さんに全量出荷するのですが、ノア1(混播小麦、今はノア7)がきっかけで、自家販売をしなくてはならない状況になり、今では小麦全量を玄麦として主に石臼をお持ちのベーカリーさんに直売してます。

ホームページ(このサイト、このブログ)は、はるばる北海道まで小麦畑を見に来てくれた方々、主に個人・家族経営のリテールベーカリーさんなのですが、その後の畑の様子をお伝えする主旨で始めていて、今でもその主旨は変わっていません。

3年位前からリフォームした旧家屋で農場体験(ウーファーなど)を受けれるようにしていて、その宿泊施設(平屋の小さなものです)のキッチンをどうせリフォーム坪単価が同じならと菓子製造業・飲食業の営業可能な間取りにしておきました。本来の目的は農場体験に来られた方々の雨の日(仕事がない)の居場所対策ですので、お店と言っても住宅のリビングの様な造りになってます。ウーファーズカフェでも出来ればいいなと思ってそうしました。

インスタグラムは、その宿泊施設兼カフェで今は週1回(水曜日)で営業しているパン屋の営業案内として、主に近隣へ向けての主旨で使ってます。ツイッターは今はインスタグラムと同内容です。フェイスブックはやってません。

中川農場が普通の農場屋号です。ピリカアマム(アイヌ語で良い穀物)は、その頃行っていたヤフーショッピングのお店の名前とブログ名を兼ねて北海道らしい名称を考えました。もともと引っ込み思案なため、生産者は裏方として農産物や北海道の自然に目を向けてもらう意図です。パン屋の屋号も申請時にあれこれ考えたのですが思い浮かばずピリカアマムで使いまわしました。

どうでもよい話かもしれませんが、約2年前から猫と暮らす(倉庫で)ようになり、がむしゃらに働く時間をもっと人生にとって有意義に使えないかと考えるようになり今に至ります。※倉庫に住んではいません。

手を抜く農家、ドカドカ売っても何の価値もない


スペルト2021 #pirkaamam#bio#organic

「適切な管理、適切な値段」で売れない時のために、前もって何とかするべく作業コストダウンのため機械除草をしない栽培方法に切り替えました。

言うなれば手抜きですが、はたして上手くいくのでしょうか?

【雑記】
ところで販売路線について、去年の今頃は(過去の売れ残りトラウマから)とにかく売らなくてはと言う思いが強く、万人だの平等だの公平だの八方美人な事を言っていたのですが、今年の今は全く考えが変わっていて、万人だの平等だのの八方美人ぶるのはすっかり止めてます。

売れれば売れるほど儲かるのであれば八方美人も商売上必要な事だと思いますが、何度もお伝えしている通り、小麦に関しては行列ができて廃業するトンカツ屋と同じ構図になっており、うちには行列は出来てませんが、利益と時間と身を削って八方美人ぶって、それが思うほど何かの為にならない事を、ようやく気がついたと言うか学びました。

ちなみに八方美人を止めて、もし売れ残った小麦は生まれた故郷の土壌に自然に還して(種や肥として)すぐに生まれ変わって貰うので、うちは「捨てない農家」です。

改めて、ドリアンさんの「捨てないパン屋」は名著だと思います。印象的なワード「捨てない」「手を抜く」「ドカドカ~」はきっと言葉のあやなんでしょうね。早くパート2が読みたいです。