カテゴリー: 視察

フランスの自然栽培の生産者さんとお会いしました

突然の事で何がなんだかわからないまま、本別の農場視察に同行してきました。

本別の前田農産さんは小麦業界の超有名人、初めて施設を案内していただいたのですが、見てびっくり仰天、お話を聞いて納得しました。先見と努力の方で好感度がもの凄いです。

同じく本別のオフイビラ源吾農場さん、こちらは有機・自然栽培をされています。施設も着々と進歩していて、じっと力を蓄えている感じです。今はまだ一部のお店で使われているだけのようですが、ものが超高品質だけに今後の展開が楽しみでなりません。


フランスの自然栽培生産者ピエールさんのプレゼンから、休閑緑肥の圃場。

フランスのオーガニック生産者の割合は7%で、自然栽培は7%の中の0.01%ぐらいじゃないかと言って、指を3本まで数えてました。
フランスにも無施肥の方がいるのを驚いたのと、逆にオーガニックが進んでいても自然栽培はそんなに少ないのかと驚きました。


18種類の小麦品種を混ぜて蒔いているそうです。

休閑緑肥を利用したり、収穫量も同じくらいで、自然栽培がワールドワイドに感じた一日でした。

200haをスタッフなしの家族で管理しているそうで、もっと詳しい話が聞けたらよかったのにと、フランス語を話せないのが少し残念に思いました。

何でもあるけど何もない街


靖国神社にも行きました。
何を思うかはともかくとして、一度は行っておくといいですね。


皇居を眺めながらの昼食、絶景でした。
日本とは何かがわかるような気がしました。

今回生産者ツアーでの視察でしたが、消費地が益々繁栄し生産地が徐々に衰退していく仕組みには少し違和感を感じました。
実際に巨大な胃袋を目の当たりにして「何かの為」の何かを垣間見たようで、もうそんなに頑張らなくていいのかなと肩の荷がおりた気がします。

都心には何もなかったですが、八王子には野良ねこもいたし良かったです。

強い願いは叶う、無農薬トマトと知っている人の表情


無農薬ミニトマト

s司さんの無農薬ミニトマトをいただいてきました。
有機質肥料のみで化学合成された肥料は使っていないそうで、うれしい無農薬栽培です。

トマトが食べたい食べたいと思っていたら「トマトあるけど、どう?」とお声を掛けていただきました。
もちろんすぐに大人買い、強い願いは叶うんだと思いました。


加工用の無農薬トマト

トマトソース等にしたら良いとのことでした。
新鮮なんだし「そのまま食べますよ」と言ったら、そのままはお勧めできないとの表情。

帰ってから、あの時の表情を不思議に思いながら食べて納得、煮込んでみましょうか。

自然で美味しい野菜の収穫体験ができる【開放Day】に参加してきました


自然菜園ふたばさんの 開放Day に参加してきました。

一般的な有機栽培より、もっと自然で安心な野菜類を栽培されています。
自分で収穫した新鮮な野菜は、とても美味しくて素性が見えて安心できるものでした。

多くのウーファーさんを受け入れたり、キャンプをしたり、ワールドワイドな発想と成長期の農場はこれからが楽しみです。


薪釜発見!縦2層、釜底直熱、後方サラマンダー式でした。

採れたての自然な野菜で、焼きたてのピザで、夜はキャンプもできる、うちから車で約20分と近いのもいいです。

お忙しいなか丁寧にご案内いただきありがとうございました。
また遊びに行きますね。

オーガニック金時豆パンの原料をすこし分けて貰いました


F島さんのオーガニック畑、遠くに見えるのは日高山脈

日本有数の畑作地帯の十勝でも、有機農産物を生産している農家さんは数えるほどしかいなくて、中でも有機の金時豆を生産しておられるのはF島さんしか知りません。
(※きっと他にもいるはずです)

どれほど有機金時と、なによりF島さんが貴重かということです。


有機金時2017

直営ベーカリーで十勝オーガニック金時豆パンを出したくて、貴重な品を譲ってもらいました。
自分も農家ですが、農家さんの知り合いは大切にしないとと思います。

とても人の繋がりを大切にする方です。
こうした方とお会いする度に、オーガニックをやってて良かったと心から思います。

有機栽培を始めて30数年、十勝では珍しい野菜農家さんです


いずみ農園さんに先日お邪魔して参りました
(いずみ農園さんは自社サイトをお持ちでないので、紹介サイトのリンクになります)

北海道らしい風景に圧倒される立地にある農園です。

「何農家ですか?」「畑作農家です」と全国でも珍しい受け答えをする北海道ですが、そんな畑作地帯の中で珍しい野菜農家さんです。

全圃場で有機認定取得をしており、生産物は全て安心の有機農産物です。


人参がたくさんありました。
人参は初期除草が大変なのに、凄いです。

泉さんが有機で栽培する理由は地元では有名で、Uターン就農し最初は学校給食用の野菜を出荷するように頼まれた事から始まり、子供達が食べるものだからと有機・オーガニックになっていったとのことです。


玉ねぎは切っている時に涙が出ない(出にくい?)とのことです。

いずみ農園さんの野菜は帯広の学校給食に使われていて、帯広の子供達は知ってか知らずか安全な食材で育っていることになります。


長いもは子供の口の周りが赤くならない(なりにくい?)とのことです。
ゴボウは味の定評が高いそうで、既に全量出荷確約済みでした。

倉庫内はとにかく宝の山で感動しました。

主に卸で、個人への販売はあまりしてないようですが、注文は受けるとのことです。10kg単位での発送が主なようで、20kgになると送料が少しお得になるとのことです。価格は今は卸の価格に統一だそうで、小分けの手間は大丈夫ですか?と聞くと、なんとかやれると仰ってました。


じゃがいもも何品種かありました。

しかし、子供の口に入るから、と有機になった理由を聞くと、考えさせられるものがあります。
どの(市場の)食材も子供の口に入る可能性は高いのに・・・。


カボチャも立派なものが揃っています。

1つ規格外のをくれたのですが、(奥さんが)美味しいかな、どうかな?と心配そうにしてるので、美味しいんです!と、安心な農産物を生産していただける事に消費者を代表して感謝の気持ちを代弁しておきました。

その他には、小豆と黒豆なども生産しておられます。

冒頭の紹介リンクからご注文できると思いますけど、うちに言っていただいてもお取り次ぎいたします。
心が痛むと嫌なので、マージンは一切、絶対にいただきません。

北海道小麦キャンプ2017の交流会に参加してきました


北海道小麦キャンプ2017 in 十勝

の初日の夜の交流会に参加してきました。

今年の日程は18~20日だそうです。

小麦キャンプは初めてだったんですけど、凄い人数に圧倒されました。
知ってる人がいない&急遽個人での参加でしたので、ほぼほぼぼっちでしたよ。
地球にはまだこんなに人がいたんですね。


立食だったので居場所に迷うしどうしようかと思って、とりあえず果物盛り合わせのブルーベリーとイチゴだけ無くしておきました。

最後の最後に以前料理通信の取材を受けた時にお世話になった方が、大御所を何名か紹介してくれて結果的に心温まる貴重な一夜となりました。いつもありがとうございます。

肝心の小麦の収穫は、終日霧雨が降ったり止んだりで出来ませんでした。
もう雨模様が3日続いています。週末も雨が続く予報で涼しいのはありがたいのですが、去年の再来の気配があり少し不安を感じているこの頃であります。

自然栽培の豆類とジャガイモをお探しの方へ


自然栽培のエリモ小豆

引き続きO笠農場へお邪魔しました。
O笠さんはリンゴの木村さんと大の仲良しで、看板農産物は豆類とジャガイモです。

GPSを使った自動操縦の畝(うね)はビシッとまっすぐで、同じ真似は人間技では不可能です。
除草もGPSを使い精密にこなしていました。


自然栽培はるきらり。
こちらも無除草でとても綺麗な畑です。
小麦の作付け面積は少なめのようです。


黒大豆の小粒品種、黒千石(くろせんごく)大豆、自然栽培です。

在来種復刻の珍しい大豆です。
きなこにして自家販売もされてます。


1000種類のジャガイモ育種試験圃場

主力選手の自然栽培「さやあかね」の写真は撮り忘れました。

O笠農場の農産物もどれもとても素晴らしいものです。
トーク力がもの凄く高くて聞いていて飽きなく時間があっと言う間でした。

とても信頼のおける方です。ご紹介できますので必要な時には言ってください。

自然農法の大御所の畑へ行ってきました


伝説のゴボウ、1年目

自然農法では十勝のパイオニアであるMさんの農場を、BベーカリーのM澤さんと見学してきました。
Mさんと言えばゴボウです。
誰もが一度口にすると衝撃を受けること間違いなしです。


奇跡のゴボウ、2年目

うわ、凄い!と驚かずにはいられません。
きっと譲って欲しくても、人気で入手不可能なんだと思います。
とにかく見ても食べてももの凄いゴボウです。


はるきらりも栽培しておられます。
もちろん自然農法なので最高級です。
除草してないのに雑草がなく綺麗ですね。


ホクシンも自然農法。
こちらも除草なしでとても綺麗です。


亜麻だそうです。初めて見ました。
もちろん自然農法。
うちも真似しようかな?と思いました、

大好きなMさんなので、興味があれば紹介しますよ。

ふらののオーガニック農場を見学してきました


上ふらの八景展望台から

見学に行ったのはオーガニックの稲とオーガニックの大豆、オーガニックの葡萄の農場です。
いつものごとく写真を撮り忘れてしまいました。

大豆の栽培が上手くいっていて、軌道にのりそうでほっと一安心という感想でした。
聞いていたほど粘土質も強くなく良質の土壌で、平坦なのもいいです。
聞いていたより、全然素晴らしい農場でしたよ。

こうした農場が増えるのはとても喜ばしいことですね。

※ウイングディスクの角度をもう少し緩くして、株間輪の角度を盛り最大にして、カスベ刃をもっといいのに変えて深くさして(ゲージ輪はもう少し上げてみてもいいかも)、ほんの少し調整を見直せばもっと除草が楽になると思います。