ちゃんとした小麦畑に見える小麦畑もあります


ノア8 Misch(旧type B) #pirkaamam#bio#organic

ノアスプリングの跡地ですので、ノアスプリングのこぼれ種がまんべんなく混播されてます。

ライ麦を少しだけ混ぜているため、従来のノアと混同しないよう分かりやすい呼称を探していたんですが、そこで(ネット検索で)今まで知らなかった小麦とパンの世界を発見しました。

最初に「小麦 ライ麦 混ぜて蒔く」のように検索していたら、中世ヨーロッパの混合蒔きに辿り着き、なるほどと感心しました。

引き続き「小麦 ライ麦 混ぜる」のような検索を続けているとドイツパンに辿り着きました。

実際今でもドイツパンをしっかり理解してるとは言い難いのですが、気候や風土、過去の栽培史が少し見えてくると何となくパンの事も見えてきたような気がします。

ミッシュブロートと言うパンが、小麦とライ麦を混ぜたパンで、今日まで知らなかったですけどかなり有名のようです。

小麦とライ麦の割合で呼称がしっかり分かれているのが、さすがドイツだと思いました。

ざっくり、ライ麦の割合が多いと「ロッゲン(ライ麦)ミッシュブロート(混合パン)」、小麦の割合が多いと「ヴァイツェン(小麦)ミッシュブロート」で、「ミッシュ」がライ麦と小麦が混ざっている事を示すみたいです。

一部のこだわりパン職人さんが小麦粉にライ麦粉を風味付けに加えている話は良く聞きます。最近ではヨーロッパスタイルのレトロイノベーションのベーカリーさんが人気で勢いを増している例もありますし、ライ麦パンの需要が増えている背景からも、いつか日本のパンシーンで「ミッシュブロート」が脚光を浴びて雑誌を彩る日が来たら面白いですね。