ようやく作業が一段落した感じで、やっと念願の製粉作業まで漕ぎ着けました。
手持ちの製粉機での製粉の感想を書いておきます。
製粉機スペック:国光社ひかり号A-1・篩セット(60メッシュ)
玄小麦の水分率はどれも約12.0%です。
きたほなみ:胚乳がきめ細かくて篩が目詰まりする。粉・フスマがしっとりしていて製粉機のタンク根元が2周目から詰まる。
ホクシン:きたほなみと同じ。詰まるので非常に時間がかかる。
はるきらり:胚乳がガラス質で篩通りもよく、問題なく製粉できた。
ノア:2周目までは胚乳がガラス質のようで篩通りよく問題なし、3週目以降は胚乳・フスマがしっとりした感じに変化したが、詰まることなく製粉できた。
春よ恋:はるきらりと同じ。胚乳が白くて綺麗。
現状の製粉機では、中力品種のきたほなみ・ホクシンは製粉できないとの判断をせざる得ない残念な結果となりました。
ノア2017.bio i6083(i:金臼、60メッシュ、歩止83%)
ノアが凄かったのは、製粉過程での珍しい粉質の変化もそうですが、挽きあがりが美しい黄色い粉になったのには感動が一入ありました。
ある程度フスマを取り除いた、ある程度白い粉でのパンの試作がまだなので、どんなパンになるのか凄く楽しみです。