試験栽培スペルト(2系統目)を収穫しました


スペルト(2系統目) #pirkaamam#bio#organic

草丈が少し低めな2系統目のスペルトです。

これくらいの草丈なら小麦の穂が出揃ってからもダイオウが見つけやすそうです。

あと、草丈が低いほど収穫量が増えるの小麦法則に沿う可能性があります。

パンに向くかどうかはまだ不明です。種としてはようやく存分に増えました。

今回のメインイベント、スペルト(2022)の収穫を無事終えました


スペルト #pirkaamam#bio#organic

ひたすら刈り取って、運んでの繰り返し、空を見ながら、機械の様子を見ながら、トラブルなくメインイベントを終えられた事に感謝します。

また無事を祈っていただいた皆様方にも心より感謝しております。

祈りの形態において「お願い」より「感謝」がより大切だと気が付いたのも今回の収穫を通してでした。


スペルト #pirkaamam#bio#organic

白クローバーで刈り取りに苦労する事がないのは、改めてもの凄いメリットだと感じました。

分厚い籾殻のお陰で搬送、張込、フレコン排出、選別のそれぞれの手間が3培になり、収穫量が3分の1になるデメリットももの凄いです。

進捗率80%。疲労はピークですけど気は楽になってきました。引き続き頑張ります。

スペルト(2022)の収穫をしてます


スペルト #pirkaamam#bio#organic

足かけ7年、念願のスペルトたっぷり栽培もついに大詰めの収穫を迎えました。

小麦大不作の割には「おや?意外とあるね」と言う印象です。とは言ってもスペルトは殆どが籾殻、籾殻の中がからっぽ(不稔)でなければいいのですけど。

一気に大々増産しすぎて在庫を持て余すのではと心配だったので、大不作がかえって好都合と思えば思える何ともな状況ですけどそれはそれ、今は収穫に一心集中します。

Blés de Population(ミッシュ)を収穫しました


Blés de Population(ミッシュ) #pirkaamam#bio#organic

ここのブレドウポピュラシオンも例にもれず小麦が不作な感じなのに、何故かライ麦は絶好調。これじゃあ当初の予定(ライ麦20%程度)よりライ麦の比率がぐっと増えて本当のミッシュ(5:5)になってしまいそうです。

考えようによっては野良ライ麦がなければ収穫量が半分だったと言う訳で、日々の糧生産としては良かったのですが、食糧ビジネスとしては利用しづらい悪い代物と言う事になるでしょう。

この日、農場視察の所要時間としては歴代最短、約5分で農場案内のレコードを打ち立てました。早口でごめんなさい、失礼だったと反省してます。迫りくる期限の中、限られた時間で少しでも多く話したい聞きたい気持ちが先走ってしまいました。まだまだ未熟者ですね。

チャレンジャーのための小麦を収穫しました


Blés de Population(␣) #pirkaamam#bio#organic

スマホを忘れて刈後の写真になってしまいました。

旧ぽつんと生えていた小麦らしき麦→旧奇跡の小麦→旧らしき麦→旧短幹易脱スペルト→旧新種のるつぼ→旧優しい小麦→旧名前のない小麦→旧小麦のような何か→Blés de Population(␣)←now!

「多様性」でしっくりくるのと、あまり変な名前だとパンが売れずに困るでしょうから、ディスプレイの事も考えて無難な線にしておきました。ポピュラシオン便利です。※小判ザメ商法とも言う。

これで今回のブレドウポピュラシオンは3タイプとしてシンプルにわかりやすく?まとまった感じになりました。

括弧内の ␣ は空白記号(名前がないの意)でここを読んでいる方にわかりやすくしてますけど、ディスプレイ時に括弧書きは書かなくても大丈夫だと思います。その辺りはお好みでご自由にお願いします。


Blés de Population(␣) #pirkaamam#bio#organic

今年の小麦全般大不作の例にもれず収穫量は少ないですけど、そんなにいないと思われるチャレンジャー様用としては余さず丁度よい量だと思います。

余れば(需要がないようなら)不遇の小麦として本家ブレドウポピュラシオンに吸収されます。

小麦の収穫(2022)を始めました


Blés de Population #pirkaamam#bio#organic

収穫初っ端のブレドウポピュラシオン(ミッシュではない方)は驚くほどの大不作!

天候不順の影響か小麦が過作すぎたのか?、あと、保肥力の弱い石・砂地圃場の自然栽培小麦で減収カーブが底なし真っ逆さまに落ちていくのは確定事項のようです。

唯一の救いはリビングマルチ(混植)の白クローバが地温の高い石・砂地圃場ではより旺盛に生育して、次作の収穫量が安定することでしょうか。

このような大不作・大減収は農業(換金が主目的)としては大ダメージですけど、このような大不作・大減収でも農家(自給自足が主目的)としては十分すぎるほどの大豊作です。

ブレドウポピュラシオンのあり方が問われる年


Blés de Population(ミッシュ) #pirkaamam#bio#organic

ブレドウポピュラシオンは現状で草丈3段階になってます(↑の数は相対的です)。

↑↑↑ライ麦
↑↑スペルト
↑現代小麦

現代小麦の中でも草丈が2段階になってます(↑の数は相対的です)。

↑↑↑道産小麦系(キタノカオリ、ホクシン、ユメチカラ、キタホナミ、ツルキチなど)
↑↑その他系(イタリア、チベットなど)

ここまで何となくおわかりでしょうか?次に進みます。


3日前の地方紙。

7月に入ってからは3日ぐらい太陽が出ただけの日照不足が今も続いてます。

あと「住みよさ」全道一なんですね。ほんとかいな。


Blés de Population(ミッシュ) #pirkaamam#bio#organic

単一品種で草丈が揃っていれば薄日ながらも均一に受光できますけど、草丈が入り交じる場合そうはいきません。

イネ科の葉は日を通しますし、昨年のケースで多少日陰になっても大丈夫なことはわかってますけど、ここまでの日照不足は珍しいので少し心配になってます。

ライ麦は生き生きしてますし、スペルトもそこそこ大丈夫そうなので、心配なのは現代小麦の部分です。見方によっては今後のあり方を考えなおす良い機会だったのかもしれません。

今年で最後のマスタードお花観覧ツアーコースとなりました


イエローマスタード(休閑緑肥) #pirkaamam#bio#organic

開花を終えたイエローマスタードをチョッパー(粉砕機)で緑肥にしました。

茶色く見えている所は、視察サプライズサービス(タイミングが合えばですけど)の一環として行っていたお花観覧ツアーコースだった所です。今年は3組、総勢6名の方が観覧されました。

来年からは省力および高効率でより自然な雑草緑肥にする予定で、綺麗な花が見たいだけの為にわざわざ手間暇をかけるのは今年が最後と今は思ってます。

夏季は少量ずつ頻繁にスペルトの籾摺りをしてます

小麦は収穫後から丸1年経過すると、経験上、途端にメイガなど虫の発生が著しくなります。

それで止む無くなんでしょうけど、外麦ではポストハーベスト(収穫後殺虫剤処理)、国産小麦でも収穫後殺虫剤燻蒸処理(ポストハーベスト)が一般的に行われているようです。低温・定温貯蔵は極々稀とのことです。とお聞きしました。

オーガニック農産物に殺虫剤は一切使わないこと、低温・定温貯蔵は貯蔵庫建設費が高額かつ維持費(冷却代)も高額なことから、個人農家での防虫対策として現実的なのは収穫後丸1年以内に売り切る他ありません。

低温・定温貯蔵庫のない個人農家で収穫後丸1年たっても捌けないと言う事は苦労して蛾の餌を栽培・貯蔵しているようなものです。

それで生産量を少なく調整するか、安売りで無理やり捌くか、通年安定供給なんて夢のまた夢の話です。

スペルトは硬い殻があるので、もしかすると常温長期貯蔵が可能かもしれません。蛾が活発な夏季はこまめに籾摺りを行なう手間がありますけど、それで済むなら安いものです。

太古の昔、スペルト(殻つき)小麦はそうした意味で重宝されていたのかもしれませんね。

とかちオーガニック振興会第一回現地研修会


ベルセゾンファームさんの自然栽培ホワイトマスタード圃場

ベルセゾンファームさん=折笠農場さんです。主作物はじゃがいも。

折笠さんブランドの魯山人醤油、法隆寺醤油、きな粉、(全て自然栽培)は以前より有名ですが、近年は自家加工OrIKASAブランドのトマトジュース、マスタード、マヨディップと続々新商品をリリースしてます。

マスタードやマヨディップに使われている酢は自家自然栽培じゃがいもを原料とする等もの凄いです。

スペルトの栽培にも取り組まれておられて、今期魯山人醤油は自然栽培スペルトを原料に使用との事。

体が何個あるのかなんでそんなにどこまでも加速していくのかいつも不思議に思います。