カテゴリー: ノア(旧カムホ)

出穂、開花を終えノアの全貌が明らかになってきました


ノア8コア #pirkaamam#bio#organic

「ノア6+ノア7+スペルト増量」がノア8の基本の種(コア)です。

コアをそのまま夏まきした圃場は、従来のノア(4〜7)で見慣れている穂揃い景観になりました。現代小麦が優勢で古代小麦がチラホラと雑草のように混ざっている感じです。

使用感もノア6や7(Rではない)とほぼ同じになると思います。

推定収穫量は1.4tくらいありそうです。


ノア8(無印) #pirkaamam#bio#organic

「ノア8コア+スペルトさらに増量」の今回メインのノア8(主役なので無印)です。

穂が揃うまで実際の割合(現代小麦とスペルト)がどうなるのかわかりませんでしたけど、想像以上にスペルトが優勢になっていて驚きました。

ぱっとみて視界に入るのはスペルトだけです。


ノア8(無印) #pirkaamam#bio#organic

よく見ると下の方に現代小麦がチラホラと雑草のように混ざっているような感じです。

使用感は未だ不明ですけど、もうここまでになってしまうとスペルト100%とたいして差がないように思います。

推定収穫量は4.0tもあればいい所でしょうか。スペルトの割合が多ければ多いほど当然収穫量は下がります。

つかの間の夢


緑肥マスタード #pirkaamam#bio#organic

換金作物を栽培すればうん百万円になるであろう東京ドーム敷地2つ分のお花満開遊覧コース。

準備して使わなかったものなどありましたけど、やるだけやってよかった。


ノア8ミッシュ #pirkaamam#bio#organic

遠くから眺める事しか出来なかった未確認ダイオウはちゃんとダイオウでした。


ノア8ミッシュ #pirkaamam#bio#organic

昼からはカラっと晴れたので、大物をゲットして優勝しました。

トランシーバーは夕方届きました。やるだけやったので、後悔はないです。

ブタナ 2nd ウエーブ 襲来


ノア8 #pirkaamam#bio#organic

この2ndウエーブが第一波に負けず劣らずの規模で、去年はここで心が折れました。

今年は三波までしっかり乗り越えたいと思います。

密度の高いブタナ群が毎回同じ位置にある事から、全株が浮遊侵入と言う訳ではなく地に足をつけて増えている印象です。つまり根気よく花を開花後すぐに持ち出すように管理すれば、数年で激減する可能性があります。今まではダイオウにかまけてブタナ対応が出来てなかったって事ですね。

今日は歩き疲れてパンを焼いてません。

想いの種


ノア8ミッシュ #pirkaamam#bio#organic

ライ麦を掻き分けてダイオウを探していたら、ビオラの原種「ビオラ・アルベンシス」がいました。

ノアにビオラを混播しようと思いつつ何年も行動に移せませんでしたが、いつのまにか実現してました。


8β300、混酵母液種10%、水70%、塩2%

鎌で切った傷口がふさがってきたのでパン研究を再開しました。

旨味を出す方法がわかった事で、ようやく五味(甘味、酸味、苦味、塩味、​うま味)全てが出揃いました。

原理さえわかれば後は何とかなるでしょう。次なる目標は食感と見栄えですね。

意図しない雑草化ライ麦は二刀流で穂を切り落としました


ノア8 #pirkaamam#bio#organic

結局、ノーマルノア8の雑草化ライ麦は鎌を両手に持つ二刀流でバッサバッサと穂を切り落としました。

週末から急に気温が上がり暑さと強風の中の作業、疲労で集中力が切れたのか親指も少し切ってしまい、今回の雑草化ライ麦騒動は身体と精神に強く刻まれる事になりました。

結論、小麦とライ麦の両方を栽培するのは、同じ畑、同じ機械を使用するならコンタミが著しくなるため無理である。それぞれを専用として2セットずつ用意するのはもっと無理である。

自家採種しないで毎年新規に種を購入するなら、種まき時のコンタミは防げますけど、ノアもスペルトもライ麦も自家採種をしてるので、需要を考慮した消去法により今後のライ麦栽培はすっぱりと諦めることにします。

赤いお花もミッシュ!ノア8ミッシュ!


ノア8 Misch #pirkaamam#bio#organic

ノア8には赤い綺麗な花の咲くクリムゾンクローバーを混播しておきました。

今後のノアには経済的に無理のない範囲で花の種を混播していく予定です。

理由は特にありません。見ていて綺麗で癒されるからです。農業技術的にはリビングマルチになります。

ホームセンターなどの期限切れの花の種とか捨てるんなら欲しいくらいです。


タンポポの花(由来)酵母

約1ヶ月かけて安定的な純粋酵母になりました。

麦芽糖は酵母の食いつきが悪いようで、今は食いつきの良いハチミツで培養してます。

そうそう、ダイオウ酵母はとても臭かったので自然に還しました。


8β100、タンポポの花(由来)酵母液種65、塩2、※今回は成型後4℃2日発酵を試しました。

液種にアルコール臭があまりなかったせいか、液種の割合が多くても癖のない味でした。

らしき酵母と同程度の捏ねやすさ、膨らみ方は普通、味も普通、タンポポの風味や酸味はなし。旨味は出てません。

ライ麦の雑草化に困惑してます


スペルト2021 #pirkaamam#bio#organic

小麦より一足早くライ麦が出穂、数日でグングン伸びてきてます。

それでびっくり、コンタミのないように気を付けて、きちんとスペルト100%で種を蒔いたはずなのに、こんなにライ麦が!

別にライ麦は毒ではないのですが、さすがにスペルトに混ざっている訳にはいかないので、半日かけて手取り除草しました。


ノア8 #pirkaamam#bio#organic

ノアにも少しは混ざっているだろうと思い、チョコチョコっと討伐してしまおうと見回りに行くと、まさかの畑一面均一ミッシュ状態に愕然としました。

別に毒ではないライ麦ですが、製パン性に影響がでるのは必至だと思います。とりあえず少しだけ運動がてら討伐しましたけど、様々な思いが脳裏をかけ巡りました。


4℃2日一次発酵→パンチ成形→4℃2日二次発酵の終始4℃試験。

あと、油脂(期限切れオリーブオイル15%)を多めに入れるとどうなるかも試しました。

二次発酵で見ため全く膨らんでなかったのに、焼くと想像以上に膨らんで驚きました。理論的には冷たい炭酸水現象で冷水に二酸化炭素が多く溶け込んでいたのでしょうか?

この成形低温長時間発酵方法だと何時でも何日後でも好きな時に焼きたてが食べれるので農繁期の昼食にはもってこいです。難点は冷蔵庫必須な事と庫内の場所をとる事です。冬なら冷蔵庫はいらないのでエコですね。

いつもの本業ダイオウ抜きと有効活用


ノア8Misch #pirkaamam#bio#organic

ダイオウ(エゾノギシギシ)が減ってきたとは言え、結局はいつも通りにダイオウ抜きをする事になってます。今年ダイオウが多いのはここだけなのでまったりと、体は疲れても一人のんびりと自分のペースで気疲れしないのが何より良いです。


ダイオウ(新芽由来)酵母の仕込み、ライ小麦湯種加水200% ※旧らしき麦がきTA300

さて次は何の酵母にしようかと考えつつもう何日も経つんですけど、やっぱり花がいいとか、樹液からにしようかとか、桜はとかち野とかぶるしとか…。

今日はこの時期にしては暑かったのでダイオウ抜きの休憩がてら座り込んでぼーとメディケーションらしき事をしていたら、そうだこれにしようと縁もゆかりも深いダイオウの新芽の酵母にしようと閃いたしだいです。

これでダイオウに纏わる全てを肯定するパンが美味しく出来ると嬉しいです。

マツヨイセンノウ抜きとノア8βでノア8予測


ノア8 #pirkaamam#bio#organic

マツヨイセンノウは早めの春対処の方が絶対に楽だとわかりました。気候が涼しいのと、まだ小さくて取りやすいのとで、労力がかなり削減できます。マツヨイセンノウは毎年同じ所に生えるため、生えていた場所だけをチェックすればいいです。

ところでノア8はどのような捏ね具合になるのか気になり、ノア8βにして生地を捏ねてみました。

ノア8β = ノア7小粒60% + スペルト40% で配合しました。


ノア8β100、水66、期限切れとかち野酵母2、リンゴ酢2、魯山人醤油2、2次発酵後

いろいろと色気を入れてしまい、ドロドロになりましたけど、まずまずの捏ねやすさでした。スペルト100%よりは断然ベタつかず捏ねやすかったです。

※この後、ノア8β100、らしき麦(由来)液種65、塩2、で捏ねたものは常識的な捏ねやすさでした。

1次発酵35℃1時間~発酵器内放置~マツヨイセンノウ抜き、の合計3時間でドロドロになって容器から溢れてました。

2次発酵35℃35分~発酵器内放置~忘れる、の合計2時間?でまたもやドロドロになって容器から溢れてました。

早く膨らまないかと見ててもなかなか膨らまないのに、目を離すと一体何故こうなるのでしょうか?

これが決定的なきっかけとなり今後、低温長時間発酵に傾倒していくことになろうかと思います。

マツヨイセンノウの前倒し手取り除草


ノア8Misch #pirkaamam#bio#organic

気晴らしにマツヨイセンノウを早目に手取り除草しておきました。

言うなれば「世の為人の為健康の為精神の為生活の糧になる」一石何鳥もの散歩のようなものです。

よく環境が人をつくる(育てる)と言いますが、全くその通りだと思います。こうした恵まれた環境にいられる事が、すぐ病んだ方向へ引きずり込まれようとする現代社会において凄く有難いです。


スペルト粉100、スペルト(由来)酵母液種60、塩2

スペルト粉は扱いが難しいです。また補助器から出直しかもしれません。あと、ボールはかぶせた方が良いです。

スペルト(由来)酵母を使うと明らかに生地がベタつきます。さらに捏ねれば捏ねるほどベタつきが激しくなっていきます。何度も何度も試したのでもう間違いありません。

あれこれ調べた結果わかったのは、おそらくタンパク分解酵素がスペルト(由来)酵母はよく働いているのだと思います。らしき麦(由来)酵母はそれに比べるとタンパク分解酵素の働きが弱いのでベタつかず捏ねやすいのでしょう。※いずれも培養糖分に南国フルーツは使用しておりません。

宿主によって酵母の特性が違うのかたまたまなのか分かりませんけど、そんな事もあるんだと実感があり勉強になりました。

それにしてもあれこれ培養条件や糖分の質を変えているのに、元々の性質はその後の環境では(酵母は)そう変わらないようです。