もう準備はできていたんですね


休閑緑肥 #pirkaamam#bio#organic

毎日毎日の強風で折れた枝をかたずけることもできずに、せめてものダイオウ抜きをしてました。

例年だともう耕して緑肥のマスタードを蒔いているのですが、強風の中でロータリー耕をすると砂塵が凄く飛んで嫌なので、強風が収まるのを待っているうちに、緑肥のために人為的に「耕す→播く」の工程をする気がなくなりました。

「緑になりさえすれば雑草でも十分なんなら雑草の方が土を肥やす」と気づいてはいるのに、いつまでも習慣にしがみつく自分、わずかな一歩をいつまでも進めないでいるのを強風が背中を押してくれた恰好になりました。


Blés de Population 2023(モダン) #pirkaamam#bio#organic

雑草を根絶、雑草に限らず何かと絶滅させようと日夜努力する現代農業の常識の真逆ですけど、何が正しいかなんてわかりませんからね。

ただ、一つわかっているのは、自分のしたことは自分に返ってくる。信じようと信じまいと自然の法則には逆らえないということ。

シーズン開幕はダイオウ抜きから


スペルト(2023) #pirkaamam#bio#organic

気が付けばダイオウ抜いてます。

ミミズはダイオウの根が好きみたいです。

風が毎日毎日強くておかしな年です。

鈍った身体に適度な運動は良さそうです。

ボランティア随時受け入れてます。金銭の受け渡しなし。福利厚生食事一切なし。あらゆる保険なし。すべて自己責任。了承される方。労働の義務なし。時間の制約なし。恩なし。とにかくなにもなし。原則は愛。社会の疑問を感じ自然と己に向きあう場の提供。

何となく世の中が暗く感じている方へ


スペルト(2023) #pirkaamam#bio#organic

最近誰にでも(と言うと語弊がありますが)読むのを勧めてる本からの抜粋です。

自然栽培のスペルト畑やスペルトのパンを眺めながら、熟考してみてください。

「生きて行くことがあなた方には重荷なのですか。目前の問題に立ち向かうのに勇気と力とが要るのですか。病に悩んでいるのですか。それとも何者かを恐れてでもいるのですかもしそうなら心を上に向け、あなたを導き給う神に祈りなさい。神の不滅の愛はあなたを包むでしょう。恐れる必要はない。神は言い給うたではありませんか、『我等呼ばうに先立ちて我は答えん。彼ら未だ語らざるに吾は聞かん』と。」

コラムに使う方は ↑ を上手く編集してくださいね。

何度も言いますけど、個人的には無宗教派です。宗教否定派ではありません。「無所属」「公認」みたいなものですね。こちらは詐欺まがいではないです。

「パン ヨルトノ」さんがブレイクスルーしました!


パン ヨルトノ」さんのスペルトのコンプレ

オーナーシェフとしてお店を始めてから、3周年を区切りに自宅兼店舗として移転されました。

当初より玄麦のご注文をいただいており、インスタを拝見していた印象としては、とにかく早く売り切れてました。


パン ヨルトノ」さんのスペルトのコンプレ

前店舗からかなり距離のある場所への移転で少し心配な気持ちや、地に足をつけた時ならではの底力みたいのが発揮されるし大丈夫と少し安心な気持ちなど、長いお付き合いなのでいろいろと考えてしまいました。いかんいかん(余計な事を考えては)。

以前電話で話した時にすごく親しみやすい印象(すっと話せるあの感じです)で、そうした人柄もお店の人気に繋がっているのでしょうか。

尚、今回のブレイクスルーより当面の間、格差是正対策が行われます。詳細は「♥スペルト2022感謝割」現状報告」の「SEASON.3 ↓↓↓」の注意書きをご覧ください。

とかちオーガニック振興会第2回研修会に登壇してきました


「とかちオーガニック振興会 第2回有機農業研修会」

高校生の「有機栽培モデル農場の確立」の発表もありました。

若い世代に見限られないようにしっかり頑張っていきましょう。

この後の有機生産者への質疑応答コーナーで7人のうちの1人として登壇させていただきました。事前取り纏めでの質問数が多く、1分以内の発言でとの事でしたので、単刀直入を心がけて参りました。こういうのは得意です。少し盛り気味で丁度良いかと。

日頃会えない管内、道内の有機生産者さん、有機関係者さんとたくさんお会いできて、とても有意義な一日となりました。

「有機は悟りへの通過点に過ぎない」とは今回誰にも言ってません。

今回の印象ワードは「共和町」です。いずれパン屋さんも知ることになるかもしれません。

「チクテベーカリー」さんがブレイクスルーしました!


CICOUTE BAKERY(チクテベーカリー)」さんの「自然栽培スペルト」

あのチクテさんも影の立役者、自然栽培スペルトのパンをコツコツと作り続けてくれてます。そして発信の方でもコツコツとほぼ毎日のようにご尽力されてます。

チクテさんの振る舞いを見ていると、結局、称賛されると言う事はそういう事なんだと思わずにはいられません。パン屋さんのゴールデンブザーです。


CICOUTE BAKERY(チクテベーカリー)」さんの「自然栽培noah9ミッシュ」

こちらはBlés de Population(ミッシュ)のパン。古代ヨーロッパ農法を再現したライ麦がそこそこ入っている混播小麦は今期最後、おそらく今までもこれからも日本でも世界でもそうそう現れないと思います。

数年後思い返してみて、そんな小麦があったんですね、ぐらいでしょうけど。

そうした小麦を使うパン屋さんが当時いたって言うのももっと凄い話ですよね。

雪解けが進んでます


優しい小麦 #pirkaamam#bio#organic

南傾斜の畑から小麦が見え始めました。

一目で雪枯れはないとわかりました。根雪が遅かったので当然なのですが、この目で見るとより一安心です。


優しい小麦 #pirkaamam#bio#organic

株元確認、芯が生きててしっかりしてます。

優しい小麦は農場内で突然変異を繰り返した小麦です。

かの有名なバーバンク伝説のようにはならないでしょうが、やってる事は似たような感じです。まあそれを言い出すと育種はどれもあてはまりそうですけど。

農場視察時の取り決め事項


日中プラス気温の日が増えてきて道路の地肌が見えてきました。小麦畑が見えるようになるまではもう少しかかりそうです。

それで今年はあるかどうかわかりませんけど、もし農場視察があった場合に、従来のいつでも誰でもウエルカム方式では農繁期での負担がキツイと身と心に沁みましたので、ある程度の取り決め事項を作っておこうと思います。

時間原則:11月~3月は荒天以外のAM8:00~日没迄、4月~10月の農繁期は日出~AM9:00迄でお願いいたします。
紹介制:誰々の紹介でとお伝えください(SNSやHP・ブログで〜は不可)。
金銭・物品の受渡:されないようにお願いいたします。

※身と心に沁みた場合に変更あり

「いつも有機・自然栽培にご理解とご支援を誠にありがとうございます。~さんのパン(菓子)に使っていただいている自然栽培小麦の圃場見学などできますので、北海道旅行などお近くまで来られた際に、ご興味があればふらりお立ち寄りください(~さんの紹介でとお伝えください)。」


トイさんにスペルト小麦のスコーンが新登場してました!

農場視察の折には、当農場の自然栽培小麦を使用したパン菓子をお土産にいかがでしょうか?

安平町有機推進フォーラムに参加してきました


帯広駅~追分(おいわけ)駅 特急おおぞらで約2時間の旅


安平町のホームページ

「安平(あびら)町では就農をめざす新規参入希望者・農業研修生を募集しています」

安平町もしくは近隣町で有機栽培で新規就農した方と懇親会でご一緒しました。印象的だったのは皆さん凄く楽しそうでした。驚くようなお方や眠れる獅子など若干名とお会いできたのがご縁でした。世界はもう既に救われている。


安平町追分公民館での「有機推進フォーラム」

一部がオーガニック学校給食の講演、安平町では5年前から既に学校給食に有機食材を使用しているとの事。町長の挨拶ではより有機食材の割合を増やすよう推進していくと力強く公言されてました。町としてオーガニックビレッジ宣言しているとの事。

二部で「大規模畑作における有機農業の生産技術と経営内容の実態」とお題を貰い、ご意向に沿ってうちの農場の実践報告をしてきました。一年の作業をスライドショーしながら補足をしながら質問を随時受ける対話型形式でお願いしました。しかし特に突っ込んだ質問もなく淡々としたものに終始した感じです。

想いや思想発言ゼロ、実践報告淡々が良かったのか悪かったのかわかりません。質問があればどんな事でも話す覚悟はしてましたけど、その辺りは杞憂だったようです。


一泊してお土産にお菓子を買って帰りました。創業50~60年の老舗で今は2代目との事。

創業当時は普通に普通の(有機)食材を使ってたと思います。いつの日か地場産の有機食材を使ったお菓子屋に回帰するのでしょうか?