カテゴリー: 大豆

自然栽培「とよみずき」の収穫が始まってます


とよみずき2018 #organic#より自然な栽培#pirkaamam

「とよみずき」は豆腐に向くらしいです。しっかり固まるそうです。

大豆はほぼ全量アグリシステムさんに原料として有機大豆として出荷しています。

どのような豆腐になるのか全くこちらからはわかりませんが、購入された業者さんは有機価格で自然栽培の超高品質大豆を使えることになります。


とよみずき2018 #organic#より自然な栽培#pirkaamam

可愛らしいですよね。

今まで出荷してきた「ユキシズカ(納豆用)」「ゆきほまれ(味噌用)」そして今度の「とよみずき(豆腐用)」、何年も大豆を栽培・出荷してますが、商品化された納豆も味噌も一度も見たことも口にしたこともありません。きっと今度の豆腐も目にすることはないでしょう。

誤解のないように、生産者が自ら生産したものを口にしないなんてことは日常茶飯事と言うか普通です。
きっと聞いたら教えてくれるんだと思いますが、聞かない知ろうとしないのも普通です。

そうした今まで普通だったことが、パン屋さんと知り合い、焼いたパンを送ってくれたりしているうちに、どことなく心を無くしているような感じがします。

小麦栽培は損失が大きくても楽しい、大豆栽培は利益が大きくてもつまらない、きっとそう思う気持ちはそこなんでしょうね。

約3週間に渡る低温曇天雨天とは何だったのか?


とよみずき2018 #bio#pirkaamam

有機大豆栽培において、約1週間に一度は機械除草しないと雑草で大変な事になるのに、約3週間も土がぬかるみ続けるなんてもっての他です。
天候がいつも順調なんて決まりはない事は、自然の中にいれば毎年のように思い知らされます。


とよみずき2018 #bio#pirkaamam

対象作物以外の雑草をほぼ無くしてしまう除草剤の恩恵を一番受けているのは、他ならぬ一般消費者です。
農薬、化学肥料あってこその飽食だという事を忘れてはいけません。

大豆も小麦も、それらを原料とした食料品をお手ごろ価格で何でも買えるのは、農薬や化学肥料あってこそで、オーガニックものがそこそこの価格で買えるのもそれらがあるお陰だと、まずは知っていただいて、からの次のステップではないでしょうか。

有機大豆「とよみずき」の種まきを終えました


とよみずき2018 #bio#pirkaamam

「大豆は15日」、大豆は5月15日に種を蒔くと言う意味で、この地域ではもはや格言です。

天候次第でいつも15日に順調に蒔けるとは限らず、かといってあまり早蒔きもできず、1週間前くらいから天気予報を頻繁にみたりして、この種まき時期は気持ちがずっと張り詰めています。


とよみずき2018 #bio#pirkaamam

15~17日に種まきを無事終えて、とりあえずの一段落、一安心です。

生産(晴れの日は畑)~営業(夜はネット)~選別・販売(毎日、雨の日は倉庫)~事務(雨天・夜間)~農場体験(随時)~パンカフェ(随時)
地域付き合いもあるし、重なると結構忙しくて、何をどう削ったらいいのか?自分の時間とは?なんて思ったりもします。

最近、何か悩みは?と聞かれて、ふと考えると特に思いつく悩みはなくて、当面は大豆の初期除草が上手くいくことを願うのみです。

国産有機大豆100%の手作り豆腐


ゆきほまれ2017

ニガリだけでしっかりと固まった本物の豆腐です。

少し前までは、ありふれたごく普通のものが、現代ではすごく贅沢に感じます。

豆腐を見ていると、昔より今は豊かになっているはずなのに、実は貧しくなっているのでは?と思えてきます。


とよみずき2017

「ゆきほまれ豆腐」と「とよみずき豆腐」どちらも素晴らしい美味しさで、今日と言う日が素晴らしい一日になりました。ありがとうございます。

涙の出そうな辛い小粒大豆の手より作業~癒しの手作り豆腐と、人生(豆?)について深く考えた一日でした。

国産有機大豆「ユキシズカ(小粒)」の収穫を終えました


ユキシズカ2017.bio

二日前の出来事です。この日は翌日の雨予報を受けて真っ暗になってからさらに畑に向かいました。
さすがに疲れきっていてブログを更新できませんでした。

いろいろな思い出が蘇る、長いようで短い1シーズンでした。
花さか木こりのY崎さんから始まり、灼熱猛暑を耐えたY本さん、蜂蜜マイペ-スのT田さん、自然体の登山家K谷さん、有機大豆と有機小麦の生産を志すS藤さん、最後締めくくったのはN西さんでした。

作業に追われ困っている時に、一人、また一人と現われては助けていただきました。

この畑で得た収益は、手伝っていただいた全ての方のご縁をいかす為に、予定している施設に全て投資します。
綺麗なお部屋もご用意してますので、また、いつでも遊びに来てください。

国産有機大豆「ユキホマレ」の収穫を終えました


ユキホマレ2017.bio

今年はユキホマレの品質が意外と悪くなかったです。
無農薬だと虫喰いが多い印象だったんですけどね。

この時期もう日が短いので、暗くなっても少し頑張って仕事しないといけない場合もあります。
明るい時に写真を撮る余裕はなかったです。

全量まとめて出荷なので、誰がいくらで買うのか食べるのか、全くわかりません。
一体何のためにこんなに沢山作っているのか、よくわからなくなります。

せっかくなので、お椀に一杯ほど取っておいて、今年一年の苦労を労って煮豆にしてみようと思います。

国産有機大豆「ユキシズカ(小粒)」の収穫が始まりました


ユキシズカ2017.bio

収穫が始まったのですが、あいにくの空模様で作業が全然進みません。

大豆は穀物検査を受けないと交付金対象にならず、交付金対象にならないと営農が経済的に継続できない農業事情になってます。この辺りは小麦も一緒なので次の機会にご説明します。

穀物検査は主に外観品質で行なわれ、1等~3等、規格外と等級がわかれていて、等級が下がれば交付金単価が下がり、等級外では0円となります。

外観品質の他に水分率にも規定があり、1等、2等は水分率15%以下、3等は16%以下、16%以上は規格外となります。この辺りでは圃場で水分が下がるのを待って収穫していて、小麦のように収穫後に乾燥機で乾かすことはあまりしません。

つまり、朝は露があれば乾くまで収穫できないし、日中でもにわか雨があればその日の作業はもうできません。大豆には穂発芽がないので小麦に比べ気が楽ですが、こう毎日のようににわか雨が続くと少し困ってしまいます。

今日も午後から雨、明日は雨、月曜なんて雪の予報ですからね、火曜雨、その後は晴れるみたいですけど、どうなることやら。

自然体のウーファーさんが教えてくれたこと


ユキシズカ2017.bio

急遽ウーファーさんが来てくれて、大豆の中草を手伝ってくれました。
自然栽培での新規就農を目指していて、うちに関心をもったそうです。

素朴な疑問として「なんでうちが自然栽培だとか農薬を使用してないと信じられるんですか?」と聞いてみました。畑に有機JASシールは貼ってませんし、wwoofホストの自己紹介にも有機JASマークは表示していないからです。

え?何で?って表情で、本人がそう言ってるならそうだろうと思うし「基本疑ってかかることはしない」との返答でした。

なるほど、ごく自然であたりまえの答えなんでしょうけど、歪んでしまった価値観に優しく喝をいれられた感じがしました。

特に最近、流通関係から有機JAS認定書の提出などを求められる機会が増えています。もちろん必要なことだと理解はしてますが、なんだろうと考えるところがあります。

無農薬はすごく難しいです


ユキホマレ2017.bio

種の大きい大豆は初期生育が早いので、(小さい豆と比べると)除草の管理が楽ちんです。

でも、今までは「無農薬でも簡単・簡単・誰でもできる」と言っていましたが、最近は少し考え直して、あまり簡単とは言わないようにしようと反省しています。

そんなに簡単なら、もうみんなやってますからね。今後はあまり自分本位に語らないようにしようかと思います。


ユキホマレ2017.bio

大豆の開花は「いつ咲いてるの?」と思うほど、凄く小さくてひっそりと咲いています。

豆類は蝶形花(ちょうけいか)って何かで読みましたけど、接写してみると本当に蝶のような形をしてるんですね。

自然栽培の豆類とジャガイモをお探しの方へ


自然栽培のエリモ小豆

引き続きO笠農場へお邪魔しました。
O笠さんはリンゴの木村さんと大の仲良しで、看板農産物は豆類とジャガイモです。

GPSを使った自動操縦の畝(うね)はビシッとまっすぐで、同じ真似は人間技では不可能です。
除草もGPSを使い精密にこなしていました。


自然栽培はるきらり。
こちらも無除草でとても綺麗な畑です。
小麦の作付け面積は少なめのようです。


黒大豆の小粒品種、黒千石(くろせんごく)大豆、自然栽培です。

在来種復刻の珍しい大豆です。
きなこにして自家販売もされてます。


1000種類のジャガイモ育種試験圃場

主力選手の自然栽培「さやあかね」の写真は撮り忘れました。

O笠農場の農産物もどれもとても素晴らしいものです。
トーク力がもの凄く高くて聞いていて飽きなく時間があっと言う間でした。

とても信頼のおける方です。ご紹介できますので必要な時には言ってください。