空中浮遊侵入種子ブタナの使命


可愛い小さなタンポポのような花の名前はブタナ、ブタさんが好んで食べることから由来した名前だとか。

え?そんな付け方でいいの?その植物自身を表現してあげてよといつも思います。
ちなみに別名はタンポポモドキだそうです。せめて姫タンポポぐらいに呼んであげてもいいのに・・・。
理不尽を感じますが、きっと未来永劫ブタナはブタナでしょう。


ホクシン2017.bio

種はタンポポの綿毛と同じく遠くから風で運ばれて来るので、畑から減ることはなく毎年同じくらいの株数が散見されます。

小麦と背丈が同じくらいで放置すると増えた過去の経験から、危険危惧種として目についたらとりあえず抜き草しています。

空中から侵入してくる小麦の雑草は今のところブタナのみ一種類で、一体どういう使命感をもってそういう事をしているのか皆目見当がつきませんが、ブタナの抜き草は株数が少ないこともありそんなに嫌な仕事ではないのと、ついでに小麦畑も観察できるので、自然観察の勉強の為にブタナは一役買っているように思えなくもありません。