ちょっと不思議な小麦?のお話1

冬枯れ多発の中、逞しく堂々とした小麦らしき麦。

最初に発見したのは昨年緑肥を栽培していた約5haの畑です。
4月に蒔いたヘアリーベッチが程よく大きくなった6月?頃、その畑で目立つようになったダイオウ(エゾノギシギシ)を抜いてまわっていた時に、1株の野良生えした小麦らしき麦をみつけました。約5haの畑にポツンと1株だけあったので、何となく目についたのを覚えています。

その後もダイオウを抜きがてら何となく観察していたのですが、穂が出てみるとノゲがあって青っぽい今までに見たことのない穂で珍しかったので、好奇心からそのまま熟すまで残しておいて種がつくのか試してみようと思うようになりました。

(その畑に他にも似たような小麦がないかダイオウ抜きや鋤き込み時に、くまなく探した結果他に2株の野良生え小麦がありましたが、それらは今までに見慣れた草姿や穂だったので、緑肥と一緒に鋤き込んでしまいました。)

雨天曇天の多すぎる異常な年でしたけど、8月末にはその1株から4穂ほど収穫できてそのまま温室に放置、後日手で摺りもんで脱穀すると10粒ほどのひょうたん型の粒がとれました。

> ちょっと不思議な小麦?のお話2