カテゴリー: Blés de Population

ひたすら畑を耕して次の小麦を蒔く準備


Blés de Population(2023)予定地 #pirkaamam#bio#organic

小麦交付金(補助金)対象ではない小麦の選別は慌てて一気に全部を終わらせる必要はないとわかり、次の小麦を蒔くための準備を優先して進めてます。

今期の視察では「+200%」の「小麦交付金(補助金)」、「ポストハーベスト・殺虫剤燻蒸処理」の事を、その対象小麦を食品として主に扱っているにも関わらず知らないで済ますのは余りにも無責任でしょうから、しっかりとお伝えしました(特に隠蔽されている訳ではなくネットで普通に公開されてます)。

善悪の小さな視点ではなく大局的に理解してください。皆さんはその事で恩恵を受けている(事業で利益を得てる)のですから、その体系の一員として「ありがとう」なんですよと言い添えております。


スペルト(2021) #pirkaamam#bio#organic

2021産スペルトの最後の籾摺りをしました。

2022産スペルトは適正価格に向けて2021産と比べると幾分か値上げになります。

スペルト♥(旧優良)リピート割引がまだMAXになってない方は、2022産を待つより2021産の方が僅かながらお得になると思います。

正直者(もしくは実績のある方)が損をするシステム(価格を含む体系)にはなっておりませんのでご安心ください。

Blés de Population(ミッシュ)を収穫しました


Blés de Population(ミッシュ) #pirkaamam#bio#organic

ここのブレドウポピュラシオンも例にもれず小麦が不作な感じなのに、何故かライ麦は絶好調。これじゃあ当初の予定(ライ麦20%程度)よりライ麦の比率がぐっと増えて本当のミッシュ(5:5)になってしまいそうです。

考えようによっては野良ライ麦がなければ収穫量が半分だったと言う訳で、日々の糧生産としては良かったのですが、食糧ビジネスとしては利用しづらい悪い代物と言う事になるでしょう。

この日、農場視察の所要時間としては歴代最短、約5分で農場案内のレコードを打ち立てました。早口でごめんなさい、失礼だったと反省してます。迫りくる期限の中、限られた時間で少しでも多く話したい聞きたい気持ちが先走ってしまいました。まだまだ未熟者ですね。

チャレンジャーのための小麦を収穫しました


Blés de Population(␣) #pirkaamam#bio#organic

スマホを忘れて刈後の写真になってしまいました。

旧ぽつんと生えていた小麦らしき麦→旧奇跡の小麦→旧らしき麦→旧短幹易脱スペルト→旧新種のるつぼ→旧優しい小麦→旧名前のない小麦→旧小麦のような何か→Blés de Population(␣)←now!

「多様性」でしっくりくるのと、あまり変な名前だとパンが売れずに困るでしょうから、ディスプレイの事も考えて無難な線にしておきました。ポピュラシオン便利です。※小判ザメ商法とも言う。

これで今回のブレドウポピュラシオンは3タイプとしてシンプルにわかりやすく?まとまった感じになりました。

括弧内の ␣ は空白記号(名前がないの意)でここを読んでいる方にわかりやすくしてますけど、ディスプレイ時に括弧書きは書かなくても大丈夫だと思います。その辺りはお好みでご自由にお願いします。


Blés de Population(␣) #pirkaamam#bio#organic

今年の小麦全般大不作の例にもれず収穫量は少ないですけど、そんなにいないと思われるチャレンジャー様用としては余さず丁度よい量だと思います。

余れば(需要がないようなら)不遇の小麦として本家ブレドウポピュラシオンに吸収されます。

小麦の収穫(2022)を始めました


Blés de Population #pirkaamam#bio#organic

収穫初っ端のブレドウポピュラシオン(ミッシュではない方)は驚くほどの大不作!

天候不順の影響か小麦が過作すぎたのか?、あと、保肥力の弱い石・砂地圃場の自然栽培小麦で減収カーブが底なし真っ逆さまに落ちていくのは確定事項のようです。

唯一の救いはリビングマルチ(混植)の白クローバが地温の高い石・砂地圃場ではより旺盛に生育して、次作の収穫量が安定することでしょうか。

このような大不作・大減収は農業(換金が主目的)としては大ダメージですけど、このような大不作・大減収でも農家(自給自足が主目的)としては十分すぎるほどの大豊作です。

ブレドウポピュラシオンのあり方が問われる年


Blés de Population(ミッシュ) #pirkaamam#bio#organic

ブレドウポピュラシオンは現状で草丈3段階になってます(↑の数は相対的です)。

↑↑↑ライ麦
↑↑スペルト
↑現代小麦

現代小麦の中でも草丈が2段階になってます(↑の数は相対的です)。

↑↑↑道産小麦系(キタノカオリ、ホクシン、ユメチカラ、キタホナミ、ツルキチなど)
↑↑その他系(イタリア、チベットなど)

ここまで何となくおわかりでしょうか?次に進みます。


3日前の地方紙。

7月に入ってからは3日ぐらい太陽が出ただけの日照不足が今も続いてます。

あと「住みよさ」全道一なんですね。ほんとかいな。


Blés de Population(ミッシュ) #pirkaamam#bio#organic

単一品種で草丈が揃っていれば薄日ながらも均一に受光できますけど、草丈が入り交じる場合そうはいきません。

イネ科の葉は日を通しますし、昨年のケースで多少日陰になっても大丈夫なことはわかってますけど、ここまでの日照不足は珍しいので少し心配になってます。

ライ麦は生き生きしてますし、スペルトもそこそこ大丈夫そうなので、心配なのは現代小麦の部分です。見方によっては今後のあり方を考えなおす良い機会だったのかもしれません。

さわらぬブタナにたたりなし


Blés de Population(2022) #pirkaamam#bio#organic

ミッシュになってない方のブレドウポピュラシオン、今回はスペルト一色になってなくて丁度いい感じです。

あれほど苦労していたブタナ手取り除草は全くしてません。ブタナは取れば取る程なぜか増えていく感じでしたけど、何もしないと大人しいもんです。頻繁に見に来てないだけかもしれませんけど(注:満開時をたまたま見てないだけ)。

小麦ヌーボーの画像(撮るのを忘れました)
小麦ヌーボーFaceBook

夕方から小麦ヌーボーの交流会に参加してきました。

見渡す限り大勢のパン職人さんでまさにハーレム状態。パン職人さんと言うだけ(失礼な表現ですみません)で何でこんなに親近感を感じるのか不思議です。

アグリ(もはや愛称)が積み重ねてきた事の偉大さを実感すると共に、思えばずっとアグリと歩んできたんだなあと今更ながらしみじみ感じる今日この頃です。

小麦の開花期を迎えました


Blés de Population(2022) #pirkaamam#bio#organic

一番遅いスペルトが出穂し始めて、ようやく全貌が明らかになってきました。

ライ麦の割合は平均すると10~15%ぐらい?に収まりそうです。

スペルトの割合は去年のミッシュよりは低そうです。

歴代の懐かしい顔ぶれ(イタリアピザ用やツルキチも)が揃っていて、思い出が走馬灯のようです。


シバツメクサ #pirkaamam#bio#organic

名前不明だった絨毯のような草は「シバツメクサ」と言う名前でした。

花が緑色なので咲いてるかどうか一見してわかりません。


コシカギク #pirkaamam#bio#organic

リンゴのようないい匂いの花びらのないカモミールのような草は「コシカギク」でした。


シロ&クリムゾンクローバ #pirkaamam#bio#organic

圃場全面にクリムゾンクローバが咲き誇り目標達成しました。

小麦に限らずありとあらゆる草が咲き乱れ、もの凄いポピュラシオン(多様性)になっております。

より豊かな小麦の栽培方法


Blés de Population(2022) #pirkaamam#bio#organic

心の奥底で決心?したような感じになると、もう抜こうとしても手が動きません。

もともと抜きたくて抜いていた訳ではないのですから。


ナズナ #pirkaamam#bio#organic

ナズナ(ペンペンぐさ)の開花も最盛期を迎えました。

花の癒しパワーは凄いですね。


ハルザキヤマガラシ #pirkaamam#bio#organic

約20年近く通ってハルザキヤマガラシを抜き続けた場所、当時より多いくらいです。誰ですか?4年種を落とさせないようにすれば雑草は無くなると言った人は?思想家の言う事には十分にお気を付けください。

猛々しく見えるのはライ麦です


Blés de Population(ミッシュ) #pirkaamam#bio#organic

今まで様々な栽培方法、沢山の小麦品種、それらの小麦畑を見てきましたけど、収益性とか農業界との絡みとかその他しがらみとかの煩わしさをとっ払って、純粋に自然と小麦と向き合った時に、こんなに何とも言えない気持ちになる小麦畑は初めてです(厳密には2年目)。

過去栽培した全ての小麦種だけでなく苦労やご褒美などの思い出、夢や希望、そうした全てが継がれているように思うのも一つの要因なのでしょうか?

小麦畑の雪はなくなり春の景色になりました。


Blés de Population(2022) #pirkaamam#bio#organic

雪解けの遅い高台の圃場の雪もすっかりなくなりました。

土壌はまだ深さ20~30cmで凍結しており表面がぬかるんだ状態です。

緑色に見えているのはライ麦です。もしミッシュになったとしてもライ麦の割合は10%以下にする予定です。