儚い希望、きっと今のままでは自然栽培キタノカオリは消えて無くなります


【オフイビラ】
キタノカオリbio(全粒粉) 100%、水80%、松前の塩2%、ルヴァン種30%(ノア全粒粉)

オフイビラ源吾農場さんの自然栽培キタノカオリ使用、新鮮なベーカリー製粉での極上のパンです。

なんで消えちゃうか?
自然栽培キタノカオリの生産者手取り小麦品代が通常有機小麦と全く同じ、それも栽培しやすく多収かつ穂発芽のリスクも圧倒的に少ない「きたほなみ」と全く同等(価格上)とされているからです。
それなら「きたほなみ」を栽培した方がいいですからね。


【フルーツブレッド】
オフイビラ+クリームチーズ15%、レーズンbio、クルミ

さすがキタノカオリと思わざるを得ない美味しさです。
もちろん職人さんの腕が超一流だからなのは言うまでもありません。

オーガニックの小麦粉として絶大な人気を誇るキタノカオリ、多くのパン屋さんでは希少すぎて入手困難なのですが、それほど希少で人気だとしても生産者には何のメリットもないどころかリスクのみが重く圧し掛かります。
それなら「きたほなみ」を栽培した方がいいですよね?


【黒千石と大豆とクリームチーズ】
オフイビラ+クリームチーズ15%、黒千石、大豆

このパンはもの凄く美味しくて止まりません、これ考えた人は天才です。

何が良くて、悪くて、誰が得して、損して、あまり考えると疲れるだけで解決する訳でもなく、結局いち抜けたで傍観するのが一番の得策となるのですが…。

そうは言えども、もういいやそれでもいいやと自然栽培キタノカオリの種を去年の秋に蒔きました。けども、オフイビラ源吾さんと会うたびに「どうしようか?」と話しています。