十勝では無理とされている春小麦の「初冬まき」を試そうと思います


ノアスプリング2nd予定地 #pirkaamam#bio#organic

いつでも蒔けるように準備は整えました。

初冬まきとは、本来は春に蒔く春まき小麦を、根雪直前の初冬に蒔く栽培技術です。

土壌凍結の少ない多雪地帯に向く方法で、雪の下で小麦が発芽して翌春の生育が進むぶん、収穫量が増え、収穫時期が早まり、赤カビ(DON)の被害も軽減される、と翌春の株数さえ揃っていればメリットが多いようです。

ここ十勝でも試した先人がいたようですが、ガチガチに土壌凍結する小雪地帯では翌春の枯死割合が多いようで技術として無理があると判断されているようです。

しっかり雪が積もるまで、芽がピクリとも動かないよう、もう少し寒くなるのを待ちます。