スペルト2020、エンマー2020、ライ小麦らしき小麦2020
背丈が高く収穫期の遅いスペルト、無除草剤での雑草対策として条間(麦列と麦列の間)を広くとり機械除草が出来るようにしました。
普段小麦には使わない播種機を出してくるのも一手間、機械除草も何手間も増えます。
何より手間なのは、この辺りでは誰も見た事も聞いた事もない栽培方法を、また模索して一から構築しなくてはならない事です。
メリットは機械除草が上手くいけば来年6~7月の手取り除草をしなくてもよくなる事でしょうか。上手くいけばダイオウからも解放されます。
参考までに、小麦の本場からの輸入ドリル(小麦の播種機)の条間は約12.5cm、この辺りでは主流の国産ドリルの条間は30cm、賛否両論ありますが収穫量の差はさほどないようです。
条間30cm → 69cm はさすがに空けすぎと誰もが思うでしょう。自分でも思います。
別にもう新たな取り組みとか挑戦とかしたくない年頃ですし、そもそも何でこんな事をしているのかよくわからなくなる時もありますが、とりあえずどうなるのか楽しみです。