玄小麦の販売は一期一会システムで行なっていきます


キタノカオリ2019 #organic#bio#より自然な栽培#pirkaamam

玄小麦の需要の伸びが思ったより大きくて、来年の7月末の収穫までどう在庫を持たせようかと最近はずっと悩んでいました。

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ここ数年、日本では未だニッチな有機・自然栽培、ましてや粒のままの玄小麦を販売力のない個人の農家が何とか売っていくために、ヤフーショッピングに出店したり、慣れないブログで伝える努力をしてきました。

継続は力なりとはよく言ったもので、自家製粉で隠れた努力をされているベーカリーさんと知り合う機会が増え、紹介していただく機会も増えたことで、玄小麦の需要が伸びたことにはたいへん感謝しております。
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今のペースで予測すると7月まで在庫がもたない、使っていただいているお店は通年供給を望むのが当然だと思うので、どう在庫を持たせようかあれこれと考えるようになり悩むようになったのですが、解決策はどうしても悪しきものとなってしまいそうでした。

今まで使っていただいていた方を優遇する方針だと、これから石臼を導入し希望をもって新規開業する方を拒絶(目の前にものがあっても売らない)することになります。
どこで線を引くか、どう差別するか、を今後ずっと考え実行することになります。
ブログの更新を最低限にし、伝える努力や販売の努力を止め、お世話になっている方々のパンの画像を載せることを止めました(宣伝効果が凄いので)。これが結構辛いです。

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おそらくそこまでしても結局は7月までは持ちませんし、因果応報的に考えても、双方にとってあまり良くない気がしてなりません。

頭の中、心の奥底を全て文章で表現することが出来なくて申し訳ございません。
どのような方がどのような想いで使われているのか使おうとしているのか、過去と未来を含め、全てを理解することが出来なくて申し訳ございません。

せっかくの自然な農産物ですので、自然に添った方法、平等に順次分け合えるような一期一会システムにご理解いただけると幸いです。
(※極度の買い溜めはお控え願います。お取り置きは一切いたしません。)
今後とも宜しくお願いいたします。