2020年産有機大豆の収穫を無事終えました


とよみずき2020 #pirkaamam#bio#organic

約一週間晴天が続き、収穫を無事に(昨日)終える事が出来ました。

収穫量は例年より多く豊作かと期待しましたが、虫食いが例年よりかなり酷くて、結果的にはしょんぼり残念な気持ちです。

大きなシロザ(アカザ)やイヌビユが収穫機(コンバイン)に詰まり、その都度コンバインから降りて手にすり傷をつけながら搬送部から取り除きました。

後部から煙がモクモクと立ち上った時は、年に数日しか稼働しない保険なしの一千万円近いコンバインが燃えてしまうかと思いました(ベルトがずれただけでした)。機械は肝心な時に壊れるもの、これが飛行機嫌いの一因かもしれません。

週間天気予報、明日の天気を一日に何度も調べて、雨が降らないように祈り、機械類が壊れないように祈り、怪我をしないように祈り、誰にも何事もないように祈りながらの、土作り~種まき~除草からの集大成であるストレスマックスの収穫を終え、虫食いにしょんぼり。殺虫剤を撒く気持ちがわかるような気がしました。

どうでもいい事ですが、生ぬるい夢や希望、願いや祈りを語る人がもしいれば、本当の祈りとは何かを教えてあげたいくらいです。

今日は一通り見回りして、シロザの大木群を見ながら、自分の事ながらよくやったとしみじみ思いました。

毎年、次の大豆作に向けて自家採種分を出荷せずにある程度残すのですが、このご時世とこの結果のせいなのか、全くそんな気持ちになれないのが不思議です。

よく何年もやってきたと今頃思います。もうやるだけやったのかもしれません。疲れているだけかもしれません。