手作り、納豆、薪ストーブ、省力、進化、玄人編


納豆作りが成功すると猫のお家に納豆の匂いが充満して、猫達が「何だ何だ?」って顔つきをしてるので、ビンを密閉するとどうなるのか試験しました。

確実に成功する市販納豆を種菌にしましたが、20時間後(41℃保温)に様子を見ると白い菌膜が全くなくて駄目っぽいですね。

この後、密閉を止めて布きんをかけて、6時間後(41℃保温)にはちゃんと白い菌膜で覆われました。


無農薬スペルト小麦の籾殻を煮沸して、蒸した無農薬大豆を挟んだものです。ガラスビンだと中が見えていいですね。

枯草菌(納豆菌)は枯れた植物には必ず付着しているはずだと、自然の摂理を信じて諦めてません。


20時間後(41℃保温)、白い菌膜で覆われてました!生命の神秘を見たようで感動しました!

籾殻との分離が大変でもうこの方式はしないと思います。雑菌ではないかと心配しましたが、分離の時にネバっていたので納豆菌(枯草菌)で間違いないと思います。

試食すると市販の納豆を種菌にしたものとは違った風味があり、野生菌の貫禄を感じました。

あと、籾殻が臭気を防いだのか、猫のお家に納豆の匂いが充満してなかったのが印象的でした。


次回、長きに渡った「細菌をもっと知るために-枯草菌(納豆菌)-」ついに完結「じゃあフスマにはいるのか?」をお送りします。

天然(野生)酵母愛好家の方はドキドキしながら20時間後(41℃保温)をお待ちください。