小麦を深く知るために その5
小麦を砕いて粉にして、小麦粉になったものを水で溶きました。
そのまま火にかけて、小麦がきにしました。
小麦本来の味が凄いです。が、これなら粒のまま炊いた小麦100%飯の方がまだ美味しいです。
次に水を少なめにして小麦粉を捏ねました。
外の伏流水蛇口が凍りついていて頻繁に手洗い出来ないため、手ごねはしない方向です。
茶碗の中で木べらを回して捏ねていると、スパイラルミキサーが脳裏に浮かびました。
奮発して買った100均の高額商品300円土鍋で、団子にして茹でました。
モチモチしてお腹にたまる感じがあって、小麦100%飯より断然美味しいです。
次に衝動買いしてしまったダイソー300円スキレットで、焼き団子にしてみました。
錆・焦げつき防止のオリーブオイルが団子についたせいか、原始的なシチュエーションもあってか、とんでもなく美味しく感じました。もはや小麦と言うよりか油が美味しいです。
火もそうですけど、鉄と油は人類の食史上における重大なアセンションだったんですね。
土器は水と相性がよくて、鉄器は油と相性が良いことも、実体験から学び知ることができました。
水に恵まれている日本の食文化で煮物が多い理由も何となくわかる気がしました。