「ぽつんと生えていた小麦らしき麦」を第0世代として、こちらは第2世代の変異株です。
短稈(たんかん:現代小麦のように茎が短い)で易脱(いだつ:現代小麦のように殻が取れやすい)です。
改めて見るとエンマー小麦に似た穂の形をしてますね。
左側のこちらも第2世代の変異株、右側はスイスのスペルトです。
長幹(ちょうかん:スペルトのように茎が長い)、難脱(なんだつ:スペルトのように殻が取れにくい)です。
今日比べてみて驚いたのは、スイス(の研究所から)のスペルトと劇的に似ていることです。
スペルトの違う系統同士が似ているのはわかるのですが、ライ小麦ぽいのから変異してこうなるのが不思議です。
変異株を見つけた時の選抜はごく数穂で、脱穀は手もみ等コンタミがないよう細心の注意を払って行ってます。
都市伝説ならぬ田舎伝説、信じるか信じないかはあなた次第です。