国産有機パン用小麦の自給率と一人が食べられる量


ノア7 #有機JAS認証

国産小麦の自給率は12%(2018年度)、パン用小麦は約3%だそうです。その内の有機小麦の割合は約0.05%と、この間のオーガニック小麦講習会資料にありました。自然栽培小麦となると数字はありませんが、もっと少ないのは容易に想像がつきます。

国産有機小麦の生産量は500トンだそうで、その四分の一がパン用小麦だとすると125トン。令和元年11月1日現在の日本の総人口1億2618万人で割ると一人当たりは約1グラムです。

つまり例えば、誰かが国産有機小麦のあんパン1つ(30gの小麦粉換算)を食べると、他の29人の分まで食べてしまう事になります。

国産有機パン用小麦粉を使える事、ましてや自然栽培の小麦がふんだんに使える事がどんな事なのか、少し実感がわきましたでしょうか?


ノア7 #有機JAS認証

2020年産小麦の小麦畑に昨日「肥料」を投入し、これで自然栽培小麦生産者ではなくなりました。

お手数をお掛けして誠に申し訳ございませんが、今後は生産者の紹介等に「自然栽培~」をご使用にならないようお気をつけください。

個人の理想を追求してもよかったのですが、これで少しでも増収になり、少しでも多くの方々に国産有機小麦粉使用のパンが行き届くのであれば幸いです。

一応、今回肥料に使用したのは「脱脂米糠」で高価な「金肥(きんぴ)」です。(一般的な有機栽培に使用される肥料は激安な「厩肥(きゅうひ:家畜の排泄物と敷きわらとの混合物、堆肥(たいひ)とも呼ばれる)」です。)

自然栽培のブランドが使えなくなったものの、お金のかかるミスマッチな農法になってしまいましたが、自然栽培が何でも最高!の誤解を解消できる一つの波紋になれば、それもまた良いのかなと思います。