パン屋さんに学ぶ、生産者がお店をもつということ


ピリカアマム1号本店は2月に仮オープンの予定です。

建物の壁塗りは春にならないと出来ないので、お店の完成は春になります。
駐車場などの整備も春から進めますので、きちんと形になるのは夏頃になると思います。

六次産業化が叫ばれてまもない昨今、ふと考えると、普通であればお金を目的に何かを生産したなら、必ず売らなくてはならない訳で、消費者がお金を使う場所は、必ずお店な訳です。

作った、生産したはいいけど、お店も売る手段もなく、販売を頼んでいるのに、搾取されているフェアではないと不満を言うのもどうかなと思うところもあり・・・。

近年パン屋さんと仲良くさせていただく機会が多く学んだことは、パン屋さんって「自分で作って」「自分で値付けして」「自分で売る」まで全て責任を持って行い、厳しい社会を生き抜いてるんですよね・・・。

ネットでの少量販売~お店を持つに至り、いかに自分は世間知らずだったのかと、つくづく思い知らされると共に、ようやく一歩踏み出した感があります。


パン(菓子)工房なるものも、おまけと言うかついでと言うか、もしかしたら本業になるかもしれない可能性を秘めて作っています。

パン屋さんから学んでいるのと、小麦を主に生産している事もありで、このような事態になっております。

ウーファーさんが来るようになって宿泊施設、小麦関連でパンカフェ、もしかすると主体性なく流されているような気がしないでもないですが・・・。
それを言ったら、そもそもノア(旧カムホ)がなかったら販売もしてないだろうし、倉庫に屑小麦がなかったら、あの時きたほなみの種がもう少しあったら・・・。
キタノカオリが穂発芽しやすくなければ・・・、れば・・・、れば・・・。