やさしい小麦 #pirkaamam#bio#organic
ライ小麦から変異した小麦の事は覚えているでしょうか?
2016年に「ぽつんと生えていた小麦らしき麦」(後にライ小麦と判明)を見つけてから早5年。
2018年にウーファーさん達と試験小麦を手摘み収穫している時に、ライ小麦が短稈易脱スペルトに変異しているのを見つけてから早3年。
短稈易脱スペルトはさらに変異(先祖返り?)して、現代小麦風のものや古代小麦風のものも生まれました。
それぞれ選抜してそれぞれ継いでいくのは気が遠くなるような作業ですので、「新種のるつぼ」として混ざったまま継いで増やして、今年度の収穫では大部分が冬枯れしていたのですが、それでも生き残ったものを少しトイさんにお渡ししてパンにしてもらいました。
偶然見つけた麦、突然変異がビックリするほど美味しいなんて都合のよい話は、妄想はともかく現実にはないとライ小麦の時に思い知らされてますので、期待半分、諦めの準備もしていたのですが、、。
わからない、チベット小麦パンの後に食べたからなのか何なのか、後日食べてもやっぱりやさしい感じがする。トイさんの製法が理由なのか何なのか、でもチベット小麦パンはそうでもない。やさしい小麦(仮称)はもう蒔いていて、チベット小麦はお蔵入りしました。