「ポツンと生えていた」迄なら、まあよくある話だと思いますが、こちらには後日談があってこれまたちょっと不思議なのです。
最初に発見した畑とはかなり距離も離れている畑がありまして、その畑でもヘアリーベッチを緑肥として栽培していました。
その畑の広さは約4ha、ダイオウがあまりない畑で特に見まわりもしていなかったのですが、緑肥を鋤き込んでいる時にこれまたポツンと1株だけノゲのある青い穂の小麦らしき麦をみつけたんです。
こちらは6穂ほど収穫することができて、温室に放置後、手で摺って粒を取り出すと、これまたひょうたん型の小麦らしき麦が十数粒ありました。
偶然にしては出来すぎている、この離れた2ヶ所で同時に起こった現象は今でも不可解です。
ヘアリーベッチに外来の麦が混ざっていた可能性も考えられますが、今までにベッチをかなり使ってきましたけど、麦の種が混ざっているのを見たことはないんですよね。
ベッチに混ざっていたなら単に外来種なんだと思います。
でも、そうじゃなかったら?・・・なんか夢のある奇跡的な話に感じられますね。