日頃よりピリカ(良い)アマム(穀物)をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
表題の通り、Blés de Population(無印)があと残り数袋になりましたので、通例に習ってお一人様一袋までの購入制限をいたします。
どうぞ宜しくお願い致します。
日頃よりピリカ(良い)アマム(穀物)をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
表題の通り、Blés de Population(無印)があと残り数袋になりましたので、通例に習ってお一人様一袋までの購入制限をいたします。
どうぞ宜しくお願い致します。
Blés de Population 2023(モダン) #pirkaamam#bio#organic
ライ麦5~7%くらいの穏やかな感じのミッシュになる予定。それぐらい(のライ麦の比率)ではもうミッシュとは呼べないと思いますけど。
以前、クロフトベーカリーの久保田さんからご注文時の雑談で↓このような事を教えて頂きました。久保田さんは博識な方で、あまりお礼は言えてませんけど、多くの学びをいただいている事に深く感謝しております。
「~使い方を変えようと思ったきっかけは、先日チクテベーカリーに行き、北村さんが焼く中川さんの麦のパンを食べたからでした。口にした瞬間、昔パリで食べたポワラーヌのミッシュを思い出しました。ドライな後味、程よい酸味、何よりあの香り。喉はワインを欲するし、合わせたいお皿が目に浮かぶ。湯種ではなく、僕もこんなパンを作りたかったんだと再認識させてもらいました。ちなみにポワラーヌのミッシュは、type85の石臼挽き粉、スペルト、それからライ麦粉が2割ほど。おそらくは中川さんも黄金律と書いていたBlés de Population(ミッシュ)の割合にはからずもとても近い割合だと思います。~」
「~今は亡きリオネル・ポワラーヌ(僕がこの道に入った頃、ご自身で操縦する小型飛行機が墜落して亡くなりました)の名著『ようこそパンの世界へ』(1984年刊、パンニュース社)にほんのりとそんな配合が書かれています。麦のこと、パンと結びつく政治や宗教や性との関係性、パン屋とは。それからフランス各地に伝わる失われつつあるパンを解説しています。レシピ本ではなくって、民俗学的な内容で何度読んでも新しい発見がある本です。~」※転載に了承をいただいてます。
とある明け方、なんで(無印)あるのに(ミッシュ)を使ってくれる方が意外といるのかなと、なんとなく以前のやり取り↑も思い出しつつ[ポワラーヌ][ミッシュ]で検索するとこれがまた意外とわんさか出てくるんですね。
POILÂNE – DES GRAINS AUX PAINS – PAR APOLLONIA POILÂNE
検索であれこれ見て初めて知りましたけど、ミッシュ凄い?!じゃないですか?!ポワラーヌのミッシュがです。素朴な疑問としてはフランスなのになんでメテイユじゃなくてミッシュと表現してるのでしょうか?
ポワラーヌとミッシュについて↓のサイトの説明と動画がわかりやすかったので貼っておきます。
「フランス料理本を中心とした世界の料理専門書 CHEF’S LIBRARY」/Poilane Des grains aux pains (フランス・パリ)」
Blés de Population 2022(ミッシュ)は意図せず自然の采配(天然配合)によってポワラーヌのミッシュの粉配合(今はどうかわかりませんけど)に酷似しモルト(麦芽)まで天然配合されてます。もしかしたらパン用小麦の探求として究極なものだったのかもしれませんけど、今の現実ではどうにも使いにくいし言うほど美味しい?だと思います。そんな(ミッシュ)を選択して何とかしようとパンと向き合っている方々の姿を想像して、密かにモチベーションアップしております。
エゾノギシギシ(ダイオウ) #pirkaamam#bio#organic
お盆蒔きはダイオウにとっても好都合のようでした。
リクエストいただいた【カムホ→ノア→blés de populationの命名の由来】について、ちょうど勝毎電子版の取材でも同じ質問があって、ほぼ転載でいけそうです。
カムホストーリー に初代~4代目まで纏めておいてよかったです。過去の自分よくやった。
「キタノカオリ、ユメ(夢→ム)チカラ、キタホナミ」の3品種混蒔がアダム。それぞれからカ・ム・ホと一文字ずつとって、北海道らしさをキタで表現して「キタ・カ・ム・ホ」。一文字ずつの抜粋文字の選択には「カムイ」「神祝」と言う単語の影響があります。
「キタノカオリ、ユメ(夢→ム)チカラ、ホクシン」の3品種混蒔がイブ。「キタカムホ」の5文字が長いし言いにくいように感じて「カ・ム・ホ」の3文字にしました。北海道らしさをわざわざ含めなくても北海道の品種混蒔だしそれで十分って事で自分的に納得しました。
「キタカムホ(アダム)」+「カムホ(イブ)」の混蒔、僅かではあるでしょうけど天然交配したであろう前の2つを継いでさらなる天然交配を進めようと目論んでました。ようやく「カムイ」交配の「神祝」で「カム・ホ(神の穂)」っぽくなってきたとご満悦でしたけど、悪天候での災難を受けました。
当時脚光を浴びつつあり種を入手しづらいからこそ憧れでもあった「スペルト」が混蒔に加わり、「種を継ぐ」+「α(アルファ)」でさらなる多品種化(天然交配含む)を進めるスタイルが確立された頃、混播の多品種化が進むにつれて「小麦版ノアの箱舟」の表現がしっくりくるように感じていたのと、春まき小麦(春よ恋)で多品種ブーストした「ノアR(ainbow)」(混蒔できない春小麦と秋小麦の虹の架け橋)なんて事を思いついたのも一因かと思います。
何代目かを忘れないように末尾に数字(代目)をつけるようになりました。当時人気爆発してたiPhoneの影響あり。+「α(アルファ)」の多品種化はこの後エスカレートしていきました。
迷信は信じない方なのですが、音楽家にとって「9」(番交響曲など)が不吉であるとのネット情報を見たこと、独自の固有名詞より世界に通用する普遍的名称にした方が良いように思っていた事もあり、フランスの小麦・ビオ界隈で古くから定着している多品種混蒔小麦の総称である「Blés de Population」に合わせました。都市部にはヨーロッパ育ちの方も多いでしょうし、それらの方々にわかりやすくなるのではと考えたり、パン屋さんのパン表記的にも格好良いのでは?とパン屋さんに会っては話して様子をみてました。「Blés de Population」を最初に教えてくれたのはカタネベーカリーの片根さんで、1~2代目2~4代目の頃だったはずです。
以上、【カムホ→ノア→blés de populationの命名の由来】でした。
ほぼ転載では済まなくて調べ直して書き足したんですけど、勝毎電子版の取材では5代目でノアに改名と一年ずれて伝えてしまった事が発覚しました。困った事に今日明日配信開始でもう間に合いません。この場を借りて訂正と謝罪を致します。大変ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませんでした。取材で親身に話を聞いていただいた事に心より感謝しております。
ライ麦(アメリカ)2020 #pirkaamam#bio#organic
おそらく2019~2020年にかけた栽培したライ麦のこぼれ種が雑草化したものです。
品種名は特になかったのとアメリカ産ライ麦でオーガニック種子だと聞いた記憶があります。
(ミッシュ)は「ノア8(ミッシュ) 2021」の1度限りで「Blés de Population 2022」にはライ麦を混ぜないようにしようと思って蒔いた種にライ麦は一切混ぜてなかったのに、まさか2年も続けて(ミッシュ)をするはめになるとは、さらに「Blés de Population 2023」以降もレギュラーメンバー(10%以下に抑えます)として居座るとは、2019年に戻って種を蒔いてる自分に教えてあげたいくらいです。
Blés de Population(レトロ) #pirkaamam#bio#organic
今回は3行コラム史上最長のロングバージョンです。ありきたりの事かつ説教がましくなっているかもしれません。ああ、いつの間にか歳をとってしまったんですね。
「ついこの間小麦の収穫を終えたばかりで、もう次の小麦の種まきをしました。種まきを信仰心に例えて視察の方によくお話しします。せっかく食べられる小麦を土に撒いてしまう、それは一年後の収穫で何十倍にも増えると信じているから出来る行為であって、まだ見ない未来の希望を信じる、信じて仰ぎ見る心、これがまさに信仰心ですよねって。~さんに使っていただいている自然栽培スペルトにはまた別の想いの種が蒔かれているんですけど、それって~さんのパンに込められている想いの種とおそらく似たもののように思います。今パンを手にしている方にも心あたりと言いますか同じような想いがあるのではないでしょうか?そうやって想いを馳せていくと今の世の中もまんざら捨てたものでなく希望に満ちているように思えます。いつもありがとうございます。こうしたご縁に心より感謝いたします。」
あと、今日、農林水産省からの視察があったんですけど、聞かれたことと十勝農業と農村部の現状のみを答え伝えるようにしました。とても若い方でしたのでとやかく言うより、その人の想いの種を信じてみようと思いました。
ぱんやあいざわさん、Blés de Population(ミッシュ)、オールミッシュ、熱湯種、…。
「黒糖がんづきのようなむちむちの甘みのある程よくライ麦感あります。」は最近のあいざわさんのインスタ投稿からの引用です。表現がスマートスリム化されているあいざわさんのインスタをまだご覧になってない方は、一見の価値が大いにありますので是非ご覧ください。
「ライ麦だからか焼く時などにベタつきを強く感じた」との事で少し心配しましたが、高さがしっかりと出ている画像から心強い励ましを頂戴いたしました。
「黒糖がんづき」を初めて聞いたので調べてみるととても美味しそうで、パンにしなくても「がんづき」で良いのでは?と思ってしまいました。
日本農林規格認証アライアンス(JASCERT)さんで全圃場の有機JAS認証を受けてます。
はい、今回もいつもの定型句を申し送りしておきました。
「私有地外へ農薬等の資材が飛散しないよう、緩衝地帯を設けるなど使用時には責任を持って対策をするように、農薬等の資材を使用する生産者さん、農薬等の資材を推進する農協さんにしっかりと指導をするように、上へ上へと申し送りしてください。」
さすがに何十年も問題が先送りされていると、その間の経済的損失が莫大な金額に積みあがってしまいます。かと言って請求するのも面倒なので、やむを得ずと言うか、日本人のモラルや道徳を信じての進言となります。私有地内で適正使用されていれば何の問題もないのに。
約一週間後には農林水産省からの視察があるようなので、オウム返しのように定型句を一気に上へ申し送りしたいと思います。その経緯は追ってご報告いたします。
Blés de Population(モダン) #pirkaamam#bio#organic
そうこうしてる間に希望の小麦が発芽してきました。
か、それかぜ~んぶ放り投げてしまうか。
だってそんなの形を変えて世の中どこにでもありますからね。言うなれば縮図です縮図。元を辿れば心の縮図。
いやいやいや、そんな事考えてる暇があるなら精進に励まなければ。時間がもったいないです。
加納製パンさん、Blés de Population(ミッシュ) 100%、水、レーズン酵母、天日塩
今年3月帯広市内にオープンしたばかりの新鋭ベーカリーさん、全て北海道とかち産小麦を使用、自家製天然酵母、ハード系の食事パンがメインです。
まだ試作中との事ですので食べての感想は控えておきます。
市内近隣のお客様に、自然栽培の、Blés de Population(ミッシュ)の、パンがどのように映るのか、店内には他にも数多くのとかち産小麦の食事パンが並んでますので、その中からどのような選択をされるのか、とても興味深いです。
Blés de Population(レトロ) #pirkaamam#bio#organic
晴天の強風で土の乾きが進み、一部ぬかるんでいた箇所でも難なく作業を進める事が出来ました。
雨続きで嘆いてましたけど、結局は「適期かつ順調に播種が出来た」のですから天の采配には驚くばかりです。
信じてて良かった!てへぺろ。
Blés de Population(レトロ) #pirkaamam#bio#organic
(レトロ)の調合、黒く見えるのはブラックエンマーです。保管用と思ってた分も面倒なので全部入れちゃいました。倉庫すっきり初心のコンセプトを思い出しました。
従来は均一に混ぜるのが大変だったのですが、薄くのばして重ねていくミルフィーユ方式を発見してずいぶんと楽になりました。
ライ麦はなし、今回の主役は2系統目のスペルトです。もちろん従来のスペルト・Blés de Populationも継承されてます。
Blés de Population(無印) #pirkaamam#bio#organic
小麦蒔きの見通しがたちましたので販売の方にも少しずつ注力して参ります。
本日より【Blés de Population(無印)】の販売を開始します。
Blés de Populationのライ麦の入ってない方です。
価格等は ご注文ガイド をご覧ください。
Blés de Population(無印) #pirkaamam#bio#organic
比率が気になってしまい無作為抽出をしました。
現代小麦95(53.97%) スペルト81(46.02%) 計176
現代小麦65(52.84%) スペルト58(47.15%) 計123
(注意点)2021産ノア8(無印:SP70)より胚乳の張りが悪めで麦芽も極少量ですが混ざっております。
現代小麦とスペルトの混ざったものをそのまま継いで蒔くと、現代小麦の割合が増えていくのは確定事項のようです。
収穫量がもの凄く少なかったため(無印)の♥優割以外の~割はございません。