ボコボコの大きな気泡に憧れての高加水試験


8β100、混酒種(スペルト+らしき)10、水70だったはず、塩2、1次4℃5日か6日(随時パンチ)→型入れ→2次35℃1時間→放置2時間

さすがに加水65%に飽きてきて、大きな気泡に憧れ始めました。

その間、オリーブオイルやグラスジュースなど副材料を入れたパンも試して、どうにも副材料を入れたパンに(今は)関心が湧かない事がわかりました。

今思えば酵母試作期のパンは本当に不味かったのですが、期限切れチーズを消費するために毎昼食べていたピザは不味生地でも美味しく食べられて、ずいぶんと助けられました。

期限切れチーズが無くなって途方に暮れて、副材料(期限切れオリーブオイル)に走りかけたのは今となっては良い思い出です。


250℃ダッチ20分→放置10分

もう美味しくないパンしか作れないとすら思ってたのですが、youtube先生のお陰で大きな気泡の原理みたいなものがわかり、それを手持ち酵母を使って再現を試みました。

あんな液状でくつくつしたものが、溢れないでちゃんと山なりに膨らむものなんですね。

それにしても、加水100%以上で作ってるパン屋さんはどうやって綺麗な形にしてるのか本当に不思議に思います。

ちなみに、オートリーズ、オートクープです。パンチの時に手に水をつけるのはバイブルと化した赤い表紙の本で知りました。


気泡は少し大きくなっているものの、格好のいいボコボコの気泡にはなりませんでした。

あと、ずいぶんとモチモチし過ぎているように思いました。でも、瑞々しいので食べやすくはあります。

最後になりますが、一番驚いたのが味が飛躍的に美味しくなった事です。初めて自作パンを美味しい(不味くない)と思いました。本来の目的(ボコボコの気泡)とは違うものの、とても嬉しい雨の日の1日でした。