薪窯に惹かれる気持ちがわかってきました


まともなパンが焼けない前日の薪窯の欠点を改良すべく新たに組み直しました。

設置場所に悩んだあげく可動式にしました。


(←)焼成室、(→)燃焼室、可動式はメンテナンスしやすくて便利です。


神聖なる初火入れ、横サラマンダー方式。

コンパクトにまとまってるのは良いのですけど、全体的に高さが足りないようで、いまいち熱気の通りが悪いです。煙突を付けたり試行錯誤したのですが、どうにもくすぶってる感じが直りません。


くすぶる火を眺めつつ寝転がって途方にくれてたのですが、寝ててもしょうがないので重い腰を上げて、再度新たに組み直しました。

ひときわ大きくなった石ストーブ完成。


やっぱり高さに余裕があると伸び伸び燃えてくれますね。


炎が流れ込む様子が美しいです。


何でこんなに美しいと感じるのでしょうか?


どのくらい熱すればいいのかまだよくわからないので、適当な頃合いに燃焼室奥の熱気の流入口を閉じてパン焼きに入りました。前回の失敗、スス対策はこれで万全です。


窯入れ時、天井250℃、床230℃、焼き時間15分。

生地は前日夕方捏ね、常温オーバーナイト&オーバーデイ、スペルト、手につくのが嫌だから加水50%、期限切れとかち野酵母3%。


床230℃でも15分なら焦げないんですね。上も下もいい色してます。糖分残ってたんですね。

もう少し改良は必要でしょうけど、これでとりあえずはパンを焼く設備が整いました。

この薪窯の大きさでは40分も温度は保てないでしょうから、まずはミニチュアカンパーニュを目標にしようと思います。

ちなみに30分後で、天井180℃、床150℃、どのくらいのカンパーニュが焼けそうですか?