自然栽培小麦にみる病気の本質1


積雪50cm下の自然栽培カムホ2017

慣行栽培を行なっている方から有機・自然栽培での病気対策はどうしてるのか尋ねられることがあります。

そうした時は「~の場合は~でした」など現実の経験談を答えるようにしています。

農業は理念や理想だけで成り立つ甘い世界ではなく、あくまで実践の世界なので「~かもしれないので~」といった自らの経験を伴わない説明は無責任かつ相手に失礼だと思うからです。

でも、空想話も大好きなので、かもしれないと前置きしてから「~かもしれない」話もします。

以降”~かもしれません”が「」です。

お釈迦様は菩提樹の下で悟りをひらいたと伝えられてますが、「これはそのお釈迦様(シッダ)の説いた言葉(都度抜粋)だそうです。」

シ「この巨大な樹を見給え。われわれの同胞であるこの樹と、われわれ自身の中の生命の営みは、基本的には同じである。一番古い菩提樹の葉や梢の芽を見給え。何という若々しさであることか。この巨木となる前の種子だった時と同じ若さではないか。人と樹との生命反応は同じであるから、人は樹の経験からも、学びとることができる。」

「植物も動物も生命反応は同じだよ」とのことです。
本当にそうなのか何年も畑を観察し、自分の体や周りの人を観察し、今もしていますけど、これはその通りだと思うに至りました。