小麦の育種は年月が必要で思う以上にたいへんです


スペルトに先祖帰りしたらしき小麦2020 #pirkaamam#bio#organic

「ぽつんと生えていた小麦らしき麦」はもしかすると輸入緑肥種子のヘアリーベッチに混ざっていた「ライ小麦」だったのかもしれません(奇跡だったのかもしれません)。

その「ぽつんと生えていた小麦らしき麦」から採種して、その種を蒔いて生まれた(変異?した)次世代の姿形の全く異なる「スペルトに先祖帰りしたらしき小麦」、これはもう農場原産で良いと思います。


現代小麦風の殻が取れやすい小麦2020 #pirkaamam#bio#organic

さらに「スペルトに先祖帰りしたらしき小麦」を採種して、その種を蒔いて生まれた(変異?した)次世代の姿形の全く異なる「現代小麦風の殻が取れやすい小麦」、これも農場原産で良いと思います。

でもまあよくもまあ、こんなにバラエティに富むものなのかと感心するくらい種が定まらない様子で、様々な形の穂が混在してます。

この中から、選抜してまた変異したり種が定まらなくて、の繰り返しで育種するんでしょうけど、固定種になるまで長い年月がかかると言うのが本当の本当に理解できました。

素人の育種など専門の育成機関のそれに到底及ぶものではないと、心底思い知らされました。


選抜を繰り返し、その都度数粒から増やすのをまた最初からと思うと気が遠くなります。寿命が何年あっても足りる気がしません。

よって、このカオスな新種のるつぼを、面倒くさいのでそのまま増やしていきたいと思います。


新種のるつぼスペルトバージョン、新種のるつぼから殻の付いたものを分けたもの。