古代スペルト小麦の少量販売を開始しました

無事種まきを終え発芽も揃いましたので、手元に残ったものを僅かながら販売いたします。

古代スペルト小麦は「アレルギーがでにくい」、「健康によい」、「土によい」など利点ばかり多く耳にしますが、もちろんそれなりに欠点もあることを知っておいてください。

農林10の話は有名なので皆さんご存知でしょうが、小麦の短幹化による緑の革命で小麦の生産量が3倍になり世界人口も3倍に増えたとされています。

逆に言えば、現代小麦から古代小麦に戻ると、小麦の生産量が3分の1以下になると言うことで、さらに収穫作業においては、硬い殻に覆われているスペルトは殻の扱いにひと手間どころか二手間も三手間も余計にかかるので、単純計算での適正価格は3倍以上になってしまいます。

国産小麦で2倍!ビオで2倍!古代小麦で3倍!とか・・・。
みんな激安小麦に慣れ親しんでるのに誰が買うの?と思うんですけど。
なんなんでしょうね、古代小麦って。